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殿堂入りレビュアー - 2011 2012 2013
 
ベストレビュワーランキング: 10
レビューについて、参考になったとの票を受け取りました: 88% (参考になった数:6,990(投票総数:7,931))
自己紹介:
私のレビューをご覧いただきありがとうございます。音楽・アニメ・書籍・映画等嵌ったものにはとことんのめり込む30代のオタクです。 (諸事情により今後レビュー投稿はぐっと減ると思いますが、これからもこつこつと商品の魅力をお伝えできれば幸せです。)
 

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ベストレビュワーランキング: 10 - 参考になった投票の総数:7931中6990
GREAT3 ~ GREAT3
GREAT3 ~ GREAT3
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本年は力あるベテラン勢の復活が目立つが、再始動を果たしたGREAT3の9年振りとなる新作はその中でも屈指の大本命盤と
言って良い素晴らしさ。セルフ・タイトル作は自信作が多いとよく言われるが、本作もその例に漏れぬ傑作だ。

今回の再始動と同時に長年GREAT3を支えてきたベーシストの高桑氏が脱退した。その決して小さくはない穴を見事に埋めるの
が、新メンバーとして加入した22歳の若きベーシスト・JAN(やん)だ。
実は彼、GREAT3結成時の写真撮影時に担当カメラマンの母に付き添い現場に居合わせていたというから、縁の巡り合わせとは
面白い。鍛錬を始めて未だ日が浅いとは思えぬベースの腕前はおろか、歌手としても片寄・白根氏に劣らぬ個性を放つ曲者。親
子程歳が離れているにも関わらず旧来メンバーとほぼ同等に渡り合い、今後GREAT3を支える強力な柱になるだろう。

堂々と並ぶ11曲は3人の共同制作中心、各メンバーの単独作もあり、メイン・ボーカルも曲毎に入れ替わる。まさに3人中どのメン
バーが欠けても作り得ず表現し得ない、機知に富む捻くれロック・ナンバーが出揃った。
今回はロック・サウンドを打ち出したいという考えがあったようで、打ち込みはあくまでアクセント程度にギター等の生音を押し出し
た適度なラフさが良い。音を詰め込みすぎないのは、JANの卓越したベース・プレイを聴き手にアピールする狙いもあるあろう、全
体にベースの存在感が際立っている。… 続きを見る
夜はそのまなざしの先に流れる ~ 空気公団
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
時代に流されない普遍のうたを創造する空気公団の新作は、本年7月に日本橋公会堂にて行われた録音ライヴで録られた音源
に、山本精一等のミュージシャンによる演奏を後日追加録音し再編集したもの。

今回ホール録音という形態で録られた故か、音の耳触りが若干異なる印象を受けた。音の精度はスタジオ録音作よりも下がる代
わりに、ホール空間全体に広がる音響の豊かさを感じる。会場では劇団によるパフォーマンスがあった様だが、舞台上で発せられ
る効果音、パフォーマンスと一体となった音楽を受け取る観客席の張り詰めた空気迄を敢えて映像を伴わない形で媒体に封じ込
めたいという意図があった様だ。
その効果はヘッドフォンで聴くと気づかされる点が多い。頭を回るように刻まれる時計の秒針の様なメトロノーム音、ビー玉が床に
跳ね返る音等、バンドで鳴らされる楽器音以外にも様々な効果音が混ぜられ広がる世界は極めて映像的だ。

当日のバンド編成は、レギュラー陣に加え、ノーナ・リーブスの奥田健介(g)・山口とも(Per)を迎えた5人編成。インスト3曲を含め
た10曲はいつもの空気公団、ノスタルジックな感傷を静かに刺激しつつも、耳と心に優しい時間が流れる。
今回パフォーマンスを意識した故か曲の流れがいつもより劇的な印象を受ける。カチカチと鳴り続けるメトロノームが夜の訪れを告… 続きを見る
坂道のアポロン Official Fan Book (フラワーコミックス〔スペシャル〕) 小玉 ユキ
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は同時発売された「坂道のアポロン BONUS TRACK サントラCD付 特別版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)
により終結した「坂道のアポロン」初の公式ファンブック。アニメ版ファンムックが既に出版されていますが、私はこちらをお
勧め。書物としてのサイズはアニメ版より小さ目ですが、充実度は高いです。

「Characters」…主要人物につきプロフィールから入門としての紹介記事、その人物を中心とした作品タイムチャートを掲載。
プロフィールでは詳細な生年月日が記され、薫達が自らの父母世代、律子の父・勉に至っては祖父世代にあたると実感で
きます。各人物の意外な一面が垣間見れるミニ記事「レアショット」は、原作を思わず読み返しました。

「Stories」…「場所で綴る坂道のアポロン」では、学校・家・海といった各スポットにまつわるエピソードを総さらい。「Memo
ries of Jazz」ではジャズ・ナンバー毎に採用シーンを年表に整理。「モーニン」等こんなにも繰り返し挿入されていたのか
と気づかされます。

イラスト…カラー頁(12P)含め全32P。ここでは歴代扉イラストを始め、予告イラスト、小玉先生が作業の傍ら書いたという「… 続きを見る