カディス

 
ベストレビュワーランキング: 2,847
レビューについて、参考になったとの票を受け取りました: 80% (参考になった数:720(投票総数:903))
住所: 広島市
自己紹介:
映画、特に洋画が大好きです。 最近では、作家性の強いヨーロッパ作品を観ることか多いです。  アンゲロブロスに圧倒され、ブニュエルにあきれ、エリセを待ち、オルミを惜しみ、、、。

興味があるもの
小説はヘミングウェイ、といっても最近やっと短編が彼の本領であることに気付いたオクテのファンです。  日本の小説家では開高健、人生をヘミングウェイへのオマージュとして過ごしたと言えば開高ファンの方に叱られそうですが、そうした側面もあるかと、、、。
 

レビュー

ベストレビュワーランキング: 2,847 - 参考になった投票の総数:903中720
日本の淡水性エビ・カニ: 日本産淡水性・汽水性甲殻類102種 (ネイチャーウォッチングガイドブック) 豊田 幸詞
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102種という種数から、普通種は網羅されているだろうと考えていた。
しかし希少種、固有種(沖縄地方)の記載が多く、(そういう意味においては価値はある)、
私たちが日頃目にする普通種についての記載がバラバラで、記載された種がどういう基準で
選ばれたのか、理解に苦しむ。
記載された写真は素晴らしいものばかりだが、一般的なフィールドでは使えない。
私にとっては残念な選択となってしまった。

例:ベンケイガニ科5種に記載された普通種は
・クロベンケイ ・アカテ ・ベンケイの3種で
・カクベンケイガニ ・ユビアカベンケイガニ ・クシテガニ ・フタバカクガニなどの記載がない。
エレニの帰郷 [Blu-ray] <b>Blu-ray</b> ~ ウィレム・デフォー
エレニの帰郷 [Blu-ray] Blu-ray ~ ウィレム・デフォー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 ヒロインの名は「・旅」と同じエレニで、孫の少女もエレニ、
他にもスピロスなど同じ名前の主要人物が登場するが、前作との関連性はなく
全く別の物語である。

 ギリシャ国内に閉じられた前作よりも、ヒロインを巡る時代のうねりの大きさが
ダイナミックに捉えられ、テオ・アンゲロプロス監督のライフワーク的テーマであり
時に理不尽な存在になりうる「国境」をはっきりと意識させる。

 プロローグは1999年、世紀末のローマ、チネチッタ撮影所で物語の幕が開く。
映画監督「A」として登場する「息子」に、母「エレニ」がローマに着いたとの知らせが届く。
 時は遡上し1953年、赤の他人になりすまし、エレニを迎えにカザフスタン(当時ソ連領)に潜入するスピロス、
凍てつくテミルタウ(ギリシャ移民の街)をノロノロと走る路面電車。
「太陽」と表現されたスターリンの死が市民に告げられ、巨大な氷河が音もなく崩落するように
エレニの物語が動き出す。
やがて舞台は酷寒のシベリア刑務所へ、、、。

 現在(1999〜2000年)を軸に、行きつ戻りつする愛と葛藤の物語、、、
ウィレム・デフォー、イレーヌ・ジャコブ、ブルーノ・ガンツ、ミシェル・ピコリ、
いずれ劣らぬ個性派たちが内面性豊かな演技を見せる。
それは「聖三角形」などというありきたりな表現で済ますことができないほど昏く濃密で、そして熱い。… 続きを見る
オルドビス紀・シルル紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ)) 土屋 健
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 「エディアカラ、カンブリア」紀に続く「オルドビス、シルル」紀。
著者も書いておられるように、決して華々しい時代ではない。
しかしこの時代をデボン紀の序章として捉え、三葉虫とウミサソリを中心に記述されている。
三葉虫とウミサソリについての記述はなかなか面白い。

 オルドビス、シルルという二つの「紀」をパースペクティブに捉えているわけではない。
「窓」という表現からもわかるとおり、いくつかの頁岩層の化石生物を解説する形の記述である。
全体を概観することが出来ない古生代の生態系を、代表的な化石群に光を当てながら多様化(進化)の跡を追い、氷河期による大量絶滅等のイベントとの関連についても記述されている。
 
 フィールド図鑑のような趣きも感じられるほどリアルでエキサイティングだが、記述内容は時系列的に行きつ戻りつするし、一部重複もあって必ずしも読みやすいものではない。
しかし、その弱点を補って余りあるカラーイラストが素晴らしい。

 次は、いよいよ魚の紀、デボン紀だそうだ。
早く読みたいのだが、ところでこのシリーズ、全何巻なのか、どの時代「紀」がカバーされるのか古生代だけなのか情報がない。
どなたか、ご存知ありませんか。

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