レビュー&リストについて受領された有益な投票:
70% (参考になった数:491(投票総数:705))
公開名: じっちゃん
住所: 東京都三多摩地区
自己紹介:
東京在住。
ミステリを筆頭に、歴史小説、時代小説、ノンフィクション、科学 読み物が好みの分野。
尊敬する人は、官僚でありながら自己の所属する組織のためにでは なく日本全体の利益を考えて行動した勝海舟。
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投稿
レビュアーランキング: 2,903 - 参考になった投票の総数:699中487
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
科学者が何かを探求する話は大好きなので大いに期待してこの本を手に取りま
した。私がこの本に期待したのは、@古代文字の解読という謎解きのスリル、
A困難な問題に立ち向かう科学者の執念と苦闘、その先に待つ感動の物語。
そのいずれも満たされることはありませんでした。
@については、この文字はこういうことを表していることがわかったという結
果だけで、シャンポリオンがどういう思考、どういうロジックでそういう結論
にいたったかという肝心の部分が不十分です。
Aについては確かに描かれていますが、シャンポリオンの奮闘ぶりがいかにも
説明的、解説的で心に迫ってきません。何か教科書を読まされている気分。
読み終えた後に残ったのは失望だけでした。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名だたる名作に対する二人の毒舌を楽しみつつも、大いなる物足りなさも感じた。
第一に、二人の評価に差がなさ過ぎる。どちらかが褒めればもう一方も褒める。
どちらかがけなせばもう一方もけなす。しかも、たまに評価が違っても、
丁々発止のやりとりには発展しない。たいてい評価しない側が大声で罵倒し、
もう一方が苦笑してそれを受け流すという展開になってしまう。
これでは二人の対談形式にした意味がまったくない。
北上次郎と大森望という稀代の読み手が、相手の評価をリスペクトしつつも
丁々発止のやりとりを繰り広げる『読むのが怖い!』を見習ってほしい。
さらに言えば、大衆受けしてベストセラーになった作品
(たとえば『ダ・ヴィンチ・コード』など)に対して
評価が低いのは二人の見方だからしかたないとして、
それを支持した読者をも見下すような言質には腹が立った。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「書き足りない・・・・・・。稿を終えての思いはそれに尽きる」・・・と著者は「あとがき」で
書いています。では、「物足りない・・・・・・。読み終えての思いはそれに尽きる」・・・そう
私は書きましょう。
世界に冠たるカタカナとひらがなの誕生物語ということで、とても期待してわくわくしなが
ら読みました。ところが。
カタカナとひらがなが「なぜ」誕生せねばならなかったのか、そこのところはある程度書き
込まれていてまずまず納得がいったのですが、もうひとつの、より大きな興味であるところ
の「どのように」誕生したのかということについての記述がいかにも不足しています。
また興味津々の「いろは」の誕生についても、「あれ?」と思うくらいさらっとした記述で
肩透かしをくらいました。
唯一面白かったのは、五十音の配列が完成するまでの物語。私たちには当たり前と思われて
いる「"い""え""お"があ行で、"ゐ""ゑ""を"がわ行」ということが全然当たり前ではなく、
長いこと国語学上の謎であり、それを解決したのがあの本居宣長であるという事実には「へ
え〜」となりました。さらには、その本居宣長の解決法の見事さにうならされました。やは
り宣長は天才なのだなあ。宣長の伝記が読みたくなりました。
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