エセックスの労働者階級のアパートに住む15歳の少女、ミア。
母親は定職を持たず酒浸りで、年の離れた幼い妹はすでに煙草や酒の味を覚え、口を開けば口汚く罵る言葉ばかり。
そんな家庭環境にある彼女もまた周囲と衝突を繰り返し学校を退学になり、唯一興味があるのはダンスだけ。
ある朝台所に行くと、そこで半裸のまま棚を漁る見知らぬ男、コナーと出会う。
コナーは母親が連れて来た、新しい恋人だった。
生意気で可愛げのない彼女達の態度を気にする事も無く、コナーは一家に自然と溶け込んでいく。
そして初めて自分を一人の人間として認めてくれたコナーに、ミアは淡い恋心を抱き始める。
次第にコナーに対し心を開く、ミア。
ついに二人は一線を越えてしまうが、ミアの気持ちとは対照的にコナーの彼女に対する関心は一気に冷めていく。
それもそのはずで、彼には秘密があったのだ。
家庭環境にも恵まれず、かといって同年代の子供達とも上手く関係を築けない孤独な少女が憧れる本当の自由とは?
底辺にいるミアと家族の元に現れるコナーは、最初は彼女達にとって救いの手を差し伸べる存在になるのではと思うが
次第に見え隠れする彼の本性が明らかになっていく内に、大人の男の残酷さが胸に突き刺さる。
ミアの夢に理解を示す事も、お酒を買う為のお金を上げる事も、優しい大人の男を装う事も、彼にとっては造作もない事だった。…
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