ふみあきなつ

 
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住所: 京都市
 

レビュー

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山下和仁ギター小品集/鳥の歌 [DVD] <b>DVD</b> ~ 山下和仁
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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たしか、かのベートーヴェンが
そんなふうに言ったとか・・・。

山下の多彩な音色、音量、技術を見聞きすれば、
その言葉がウソではないことが納得できる。

さすが、山下、さすが、ベートーヴェンと
いわざるをえない。

彼の若い頃の演奏を、荒削りだとか音が汚い
と酷評した一部の評論家、演奏家もいたが
このDVDで聴くアダージョのカンタービレな小曲集は
磨きこまれたクリスタルのように透明で美しい。

そして超絶技巧曲の数々はまさに
ギターで表現可能な極限の速さともいえるだろう。

パリコン優勝後、十代でアメリカでの
デヴューリサイタルを果たしたとき
一曲目の『魔笛』から観客総立ちで
ブラボーコールでホールが湧きかえった
という伝説がある。

その模様を当時の『現代ギター』で
アリス・アーツがレボートしていた。
伝説の悪魔のヴァイオリニスト・パガニーニの
異様な演奏スタイルというのは、
まさにギターと一体化して体をうごめかす
山下のようだったのではないだろうか、とアーツは言う。

幕間のロビーでは、興奮で上気しているギタリストたちや
ショックで椅子にうなだれるギタリストたちがいたという。… 続きを見る
アルゲリッチ・コンセルトヘボウ・ライヴ1978&1979(ソロ・リサイタル) ~ アルゲリッチ(マルタ)
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 超名盤!!, 2008/7/19
アルゲリッチはライヴで燃える!!
という伝説のとおり
凄まじい火の出るような超ド迫力。

ショパンの『スケルツォ』はまるで
『海の上のピアニスト』のシーンを彷彿とさせる
さながら鍵盤から煙が出ているようだ。

プロコの『戦争ソナタ』もまさに
ピアノによる戦争である。

アルゲリッチは趣味でフラメンコを聴くという。
そう・・・。これは、さながらピアノによる
パコ・デ・ルシアなのだ。

アルヘンティーノのアルヘリチ(スペイン読み)は
スペイン人のラローチャよりよほど
スパニッシュな血を感じさせる。
彼女の演奏でグラナドス、アルベニスを
聴いてみたかった。
それゆえに、このCDの
ヒナステラの『舞曲集』はいい。

ちなみに師匠のひとりグルダは
ジャズにも傾倒していたので
彼女のリズム感は天性のものに加えて
師匠譲りなのであろう。
バルトークの『ソナタ』は実に痛快である。
打鍵という言葉の意味がよくわかる。

スカルラッティの『ソナタ』のトレモロは
さながら妖艶な蝶が舞うようである。
齋藤秀雄 没後30年 証言ドキュメント+特別演奏会 [DVD] <b>DVD</b> ~ サイトウ・キネン・オーケストラ
齋藤秀雄 没後30年 証言ドキュメント+特別演奏会 [DVD] DVD ~ サイトウ・キネン・オーケストラ
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
同企画の没後10年でTV放映された小澤の『シャコンヌ』が

あまりにも素晴らしかったので、今回は大いに期待して

『シャコンヌ』から視聴したが、あまりのカメラワークの

酷さに段々腹が立ってきて、見ていて情けなくなってきた。

DVD音楽ソフトを購入・視聴するのは、

映像と音楽を同時に楽しむためである。

音楽だけならCDで事足りる。

であるならば、映像も音楽同様の

魅力的なものでなければならない。

しかるに、ここでは無用の小澤の顔のアップや

(しかも時折フレームアウトさえする)

各パートの長いアップで終始し、

全身で指揮し、謳い上げる小澤と、

それに答えるキネンオケとの

「魂のぶつかり合い」の映像が一つもない。

オケの音楽映像ソフトで、スター指揮者の指先が

捉えられていない物ほど見ていてツマラナイものはない。

これがまさにそうである。

カメラの不自然なズームやパンばかりが煩わしく

音楽の流れを邪魔している。

史上最高の売り上げを記録した小澤の『ニャーイヤー2002』の… 続きを見る