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ただ、内容は面白いのですが、文体が少々その面白さを半減させているような感じもします。
翻訳ものということである程度は覚悟していたのですが、どう見ても無理やり直訳して破綻しているような部分が少なからず見受けられ、文章を理解するのにかなりの時間がかかることもよくありました。
この本のウリはなんと言っても数学者の「人生」を紹介する点にあるわけですから、原作の表現を少々壊すことになっても文体にこだわって欲しかったと思います。
また、対戦に関しては、初心者でも適当にボタンを押してるだけでけっこう色々な動きが出来るし、上級者はさまざまなシステムを使いこなしてかなり高度な戦法も取れると思います。また、最近の格闘ゲームに目立つ複雑すぎる必殺技コマンドも極力省かれていて、そういう意味でも間口が広くなっています。
ただし、対戦は面白いのですが、アーケードなどの1人用モードはかなり難易度が高めですね。少し慣れてくればラストまでそんなに苦労せずに行き着けますが、ラストボスが反則的に強くてしかも徐々に体力回復したりしてもう泣けます。
声優さんがしゃべりまくるというがウリのストーリーモードも、肝心のデモ画面ではBGMが全く流れず、キャラもずっと一枚絵のまま(表情も変わらない)ので感情移入度はかなり低めかと。さらにストーリー展開によっては例の凶悪なボスと当たって全く勝てないこともあったりして純粋にストーリーを楽しむというわけにはいかないです。
まあしかしなんだかんだ言っても対戦が楽しいので差し引きゼロということでどうでしょうか。