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河合 拓さんが書き込んだレビュー

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いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL
いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL
小林 よしのり著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,470
在庫状況: 在庫あり

37 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 A級戦犯=極悪人という貧困な発想から目覚めさせてくれる, 2006/7/1
小林よしのり「戦争論」シリーズ最新作、様々な物議を醸し出している「東京裁判」に切り込んだ読み応えのある内容だ。

 同氏が主張しているように、ほとんどの日本人は「A級戦犯」の意味を知らず使っている。「A級」という響きから、「とにかく一番悪い連中だ」と感覚的に理解し、「そんな悪い連中を参拝する首相は最低だ」と結論づけている実態がよく分かった。また、映画「東京裁判」を見てなんとなく理解はしていたが、あの裁判がほとんど「裁判」の体をなしておらず、戦勝国による一方的な恨みのはけ口であったこともよく分かった。

 今回の著作はなかなかの力作だと思う。特に、同氏の口からハッキリと自分は戦争は嫌いだ、戦争反対だと明言しているところが気に入った。私が同氏に強く賛同するのは、「戦争」というと、一瞬にして自虐史観に陥り、とにかく日本は悪いのだと結論づけ、そんな連中は死んでも当たり前だ、という発想である。なぜなら、業績が落ちている会社組織の思考癖とまったく同じだからだ。こうした論理もなにもない考え方からは、まともな議論は生まれないし、結果的に周りとよい国際関係など築けないだろうと思う。イデオロギーの前に、何が正しいのかということをしっかり検証する態度をもつことが大事だろう。

青い目のサラリーマン、ザイバツを行く
青い目のサラリーマン、ザイバツを行く
ムルター・ニアル著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,890
在庫状況: 在庫あり

5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 楽しく読める日本人論, 2006/6/14
 外国人が、日本人であれば誰でも喜ぶ財閥系の大企業に就職し、そこで見聞きしたことを外人の視点で解説するというおもしろい本。古くは、大前研一氏の「悪魔のサイクル」という本もあったが、この本はもっと軽く、もっと楽しく読める。確かに誇大表現もないこともないが、本質ははずしていない。

 この本を読んで「楽しかった」と満足するだけではなく、日本の異常性を認識できればよいと思う。世界標準などと大上段に構えておらず純粋に、そして、合理的に「なぜ?」と問うているところが好感度が持てる。文章にややまとまりがなく、星を一つはずした。

ロウアーミドルの衝撃
ロウアーミドルの衝撃
大前 研一著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,680
在庫状況: 在庫あり

13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 頭の中がすっとした, 2006/1/30
レビュー対象商品: ロウアーミドルの衝撃 (単行本)
 テレビや新聞で騒がれていること。なんとなくおかしいな、と思ってはいたが、ならどうすればよいのかと言われるとよくわからない。結局、「政治が悪い」としか言えない自分が恥ずかしかった。しかし、この本を読んで、頭がすっとした。曖昧だったことが本当に見事に整理され、しかも具体的な解決案も提示されている。内容は、ものすごく説得力があるし論理的だ。

 この本は、ロウアーミドル(年収300-600万)という表記でややショッキングな題名だが、三流雑誌に書かれている「贅沢せず、質素に暮らせれば年収が低くても生きていけますよ」という論調や、「子だくさん家族の生活の工夫」のように国民に我慢を強いることを美徳とするテレビ番組とは180度論点がことなり、我々は自分の生活(の質)を豊かにするために(今こそ)声を上げねばならない、というメッセージなのだ。

 頭がすっとしただけでは、なんの解決にもならない、と筆者に怒られそうだ。ここまで具体的に書かれている本を手にとって、自分に(具体的に世の中に対して)何が出来るのか考えている。前作「新国富論」をもっと具体的に、読みやすくした内容で、多くの方に読んで貰いたい。

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論
新ゴーマニズム宣言SPECIAL 沖縄論
小林 よしのり著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,680
在庫状況: 在庫あり

42 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 マイノリティーやタブーに切り込む意欲作 , 2005/12/5
 差別論、戦争論、沖縄論と、小林氏のタブーやマイノリティーへの切り込みはつきることを知らない。同氏の扱うテーマは、日本人が分かっていて知らぬふりをしていたり、なんとなくおかしいと思っていても黙っていたりするような「アンタッチャブル」なものを扱っている。こうしたテーマは、従来は極端にバイアスがかかっていたり、議論さえもできない雰囲気があったりしたのだが、これを若者の視点で「漫画」という媒体で紹介しているのがユニークだ。また、読めば分かるが、なかなかしっかりと調査もしており、読み応えも信憑性も、そのあたりの文化人の手抜きの本よりずっと上である。

 前置きが長くなったが、この「沖縄論」も、綺麗な海、リゾート地といった表面的なイメージしかない沖縄の苦しみや悲しみを真っ向から扱っている。戦時中、そして戦後も本土の犠牲となり、米軍基地問題に苦しめられた沖縄の歴史をここまで迫力をもって表している本はなかなかお目にかかれない。戦争中の米軍との地上戦に関する悲惨な歴史は、同書では扱えなかった、と同氏が述べているように、地上戦の実態を描いた第二弾に期待したい。綺麗な景色の裏にある悲しい歴史のコントラストがとても興味深い。

私はこうして発想する
私はこうして発想する
大前 研一著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,500
在庫状況: 在庫あり

5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 発想力というテーマだが、内容は従来のもの, 2005/12/4
レビュー対象商品: 私はこうして発想する (単行本)
大前研一ファンであれば、同氏の視点、主張にしびれている者が多く、その秘訣を習得したいと願っている人が多いはずだ。同書のテーマは「発想力」。大前研一のように切れ味鋭い発想力を会得しようと、その方法論を期待して同書を手に入れると(やや)がっかりしてしまう。

 この本は、従来から大前氏が述べてきたことを「発想力」というテーマで再編した感が強い。決して、発想を生み出す仕組みや方法を汎用性をもって語っているという本ではない。そういう意味では、同氏の本を読み尽くしている人にとっては目新しいものはないかもしれない。

 逆に、始めて大前研一を読む人にとっては、おもしろい視点、興味深い主張などをたっぷり味わえ、また、そうした視点はどのように生み出されるか、という点まで掘り下げて考えられる良書であるといえる。人によって評価が分かれる本かもしれない。

だから、改革は成功する
だから、改革は成功する
上山 信一著
エディション: 単行本
在庫状況: 現在お取り扱いできません

5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 改革屋を自認する改革のプロが描く秘伝書, 2005/12/4
自らを改革屋とし、改革の方法をこれまでにない視点で丁寧に解説してくれるユニークな本。この本を読めば、筆者が改革のプロであることがひしひしと伝わってくる。ともすれば大企業相手の調整業務を「改革」として紹介したり、汎用的だがリアリティーのない綺麗なフレーム紹介だけの本が多い中、近所の商店街や役所の実務作業を例に取り、いかに、人、組織を動かして「改革」を押し進めるかが筆者の経験を元に具体的に書かれている。「どこかで聞いたこと」ばかり書かれている類書とは違い、使える道具となりうる渾身の一作だと思う。企業の企画部やタスクフォースなどに属しており、これから企業改革を進めようと考えている人にとって最高の推薦書になると思っている。

企業参謀―戦略的思考とはなにか
企業参謀―戦略的思考とはなにか
大前 研一著
エディション: 単行本
価格: ¥ 2,100
在庫状況: 在庫あり

12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 戦略立案の方法を丁寧に解説した本〜例示がやや古い, 2005/12/4
経営戦略の立案の方法を、これでもか、というぐらい丁寧に解説した名著。大前研一氏がマッキンゼーに入社した当時、見聞きしたものをノートにとっておいたものがそのまま本になったという生い立ちを持つ。コンサルティン業務をしながら企業レベルの問題を解決する課程で考えたコンセプトが、手触り感を持って描かれているため、実際の業務を経験していない人にとってはなかなか実感しがたいかもしれない。逆に、日々「これでもか」と問題解決について考えている人にとっては、ここに書かれていることは目から鱗が落ちることばかりだと思う。例示がやや古いということが、ビジネス初心者にとって読みにくくさせているかもしれない。

また、同書にも再三述べられているが、描かれたフレームワーク、解決の手法などを伝家の宝刀とばかりにありがたがっていては、本質は味わえない。これらのフレームワークを通して「物事の考え方」を身につける気持ちで取り組みたい。

VAAM ヴァーム パウダー10.5g*20袋入り
VAAM ヴァーム パウダー10.5g*20袋入り
在庫状況: 現在お取り扱いできません

23 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 スポーツクラブの必需品, 2005/11/19
スポーツクラブにいくと、VAAMを片手に有酸素運動をしている人に出会わないことはない。スポーツクラブにいくような人は(私も含めて)ダイエットを志している人が多いので、脂肪を燃焼させる、という殺し文句にしびれてしまうのだろう。かくいう私も、半年ほどVAAM片手にスポーツクラブに通った口だ。効果のほどは。。。

はっきりでてきている。

ただし、それがVAAMのおかげか、純粋に運動のおかげかは定かでない。

ヒルズな秘書が教える できる男できない男
ヒルズな秘書が教える できる男できない男
伊集院 綾子著
エディション: 単行本
在庫状況: 現在お取り扱いできません

3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 題は軽いが内容はすごい.., 2005/11/5
ヒルズの社長秘書が「できる男」の条件を書きつづった、というストーリーだが、内容は、明らかに「ビジネスのプロ」が、「ビジネスにおける成功要因」をまとめて書きつづっているレベルで、内容はすばらしい。

取り扱っているテーマは、マネジメントの(特にリアルビジネスの)本質を突いているようなものばかりで、「社長秘書」という設定が、不釣り合いに思えてしまう。もし、これが「本当に」秘書軍団が書いたのであるとしたら、すばらしい洞察力だと思う。(私は信じていないが)

コンサル本もそろそろ飽きてきて、通り一辺倒のフレームワーク、方法論以外に、リアルビジネスの極意を味わいたい人にはぜひ読んで貰いたい。「ヒルズな秘書」などと、軽い題名で書かれているが、なかなか読み応えのある本だ。おもしろかった。



見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み
見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み
遠藤 功著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,680
在庫状況: 在庫あり

13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 大事なテーマを取り扱っている, 2005/10/29
~「見える化」といえば、実際の事業改革の必須条件であり、ERP、CRMなどのような「派手な響き」はないが、実業を熟知した人間であれば、見える化なくして、改革はあり得ないということはよく分かっているだろう。それぐらい大事な概念だと思う。
 今までは、テーマがあまりにも地味であるため、大事であることは分かりつつも洗練された形でまとめた本などが無~~かったし、このテーマで集中的に論じられたものもあまりお目にかからなかった。その意味で、今回、このテーマに意欲的にチャレンジしたことは高く評価できると思われる。
 しかし、内容は、「見える化」というシンプル、かつ奥深いコンセプトを裁ききっていないという感がある。なるほどいろいろな視点で分類、ケースを取り上げているが、ページ数を埋める~~ためか、やや無理な分類もあるし、なにより、ここまでくるとしつこい感じがする。皮肉にも文章という媒体で「見える化」を表そうとしてしまったため、「見える化」というコンセプト自体が、やや「見えにくく」なっているのが残念だ。おそらく、ここに書かれた資料などを5-6枚のパワーポイントの綺麗なチャートにまとめれば、もっと「見える」ようになるのでは~~ないか。ぜひ、次回作に期待したい。もう少し、図やチャートなどを工夫して「見える」ようにしていただき、もっと具体的な例を沢山ちりばめてくれればよりよかったのではないか、と思う。~

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