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5つ星のうち 5.0
予想外の高画質に嬉しい驚き!, 2013/5/29
オープニングから早くも驚き!
地を這うスモークと舞い落ちるシャボン玉の雨の中、幻想的に始まる「ビーナス・アンド・マース」。
当時の雑誌記事ですが、まさにライブの幕開けとなるオープニングで、タイトル曲そのままの演出。
せっかくのこの演出は、今までのビデオではカメラのフラッシュの嵐で台無し・・・
皆さんもそう感じたことでしょう。
フィルムにこんなにも情報が残っていたのか?それともデジタル技術のなせる技?
今まで、安っぽいお化け屋敷のようなフラッシュ点滅のギミックのような、
ハイライトと漆黒だけの白黒のような映像が、
なんと中間階調が復活??ちゃんとステージが見えます。
シャボン玉も、ハイライトの当たっているごく一部しか見えなかったのが画面全体に見え、まさに幻想の世界。
もはやギミック風じゃなく、
幻想的な演出のステージがあって、そこに大量のフラッシュが焚かれているように見えます。
そもそもフィルムは暗い環境に弱いので、「ロックショウ」で言えば、
今までの製品では、スポットライトの当たっている人物がちょうど良く見えるように調整した結果、
背景が真っ黒になってしまっていました。
ライブに行ったことがある人、最近のライブビデオを観てもご存知の通り、
ステージには照明効果を高めるためにスモークを焚いているので、空間にもライトが当たり、
背景が真っ暗になることはほとんどありません。
でも、今までの「ロックショウ」(アンソロジーDVD含む)の背景は真っ暗でした。
このBlu-rayでは、ちゃんと空間に色が付いています。真っ暗じゃありません。
さすがに元がフィルムなので限度はありますが。
まるでビデオ撮影のように画像全体に艶さえもあります。
ステージの床が、装飾した光沢の化粧板と知っていましたか?
ドラム台が白い化粧板で飾られていたことを知っていましたか?
頭では知っていたけど、もっと体育館的な無骨なイメージがありましたが、意外とハイカラでした。
全体的にディテールがくっきりで、艶があり、ビデオ風なので今までと全く印象が違います。
解像度もそれなりに高く、色のにじみもなく、今までの本作のビデオやDVDの映像を知る人なら
信じられないほど、ありえないほど美しいです(もちろん今風の平均からするとかなり劣りますよ)。
音も、5.1で聴きましたが、分離度がありクリアなので、今まで聴こえなかった音が聴こえます。
何より観ていて、まるで初めて観たビデオのような気になります。
背景を明るく補正しようとして無理をしすぎてノイズが多い場面もありますが、
「史上最高のライブがこんな形でしか残せなかったのか」と諦めていた作品が、
完全とはいかないまでも、かなり今風にリストアできる技術に乾杯!
Blu-ray、ファンは絶対買いです。
5.1の音ですが、後ろからの客席の歓声が他の平均的ライブソフトよりもすごく、
圧倒的な広がりやライブ感があります。
音圧はクリアな分 物足りないですが、サブウーファーのボリュームを上げて低音を強調すると、
ポールのベースもブンブン鳴って迫力満点です。
死ぬのは奴らだの花火も、5.1で聴くと、意外とサブウーファーを鳴らしよります。