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5つ星のうち 4.0
出来れば収録内容を・・・, 2012/8/14
表題になっているイシミツとは、不老不死の薬の事。これの正体を巡って6つの物語が描かれており最後にその意外な正体が明らかになる。その他のものも含め全部で13の短編が収録されている。巻末の「ざしきわらし」も人気の高い、そして忍者の悲しさを描いた名作である。 ただ、イシミツの正体が明らかになる「無限流」の内容をはっきり理解しようと思ったら、その前に「たまかぜ」と云う短編を読んで置く必要がある。ところが「たまかぜ」が収録されているのは、本シリーズ2集にあたる「シジマ」である。「イシミツ」は第3集であるから、これでは多くの読者が「無限流」の内容を完全には分かっていない可能性がある。 重複して登場するキャラも多いし難しいとは思うが、再単行本化の際には考慮して欲しい。「イシミツ」を読んで「たまかぜ」を未読の方も、これは是非知っておいて欲しい。それによって、また新たな面白さが生まれると思う。 と云う事で、★は4つに留める。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
伝説のモンスター(ネタバレ注意), 2011/10/13
ポール・ブレイズデルがデザインした多くのモンスターの中でも「金星ガニ」と人気を2分する「大頭人」が遂に出ましたね。彼のモンスターの多くに共通する科学的考証で裏付けられた造形(*)、そして怖い怪物の筈なのに、どこか愛嬌のある顔はここでも健在です。これはファンなら買うしか無いでしょう?・・・牛のシーンは私は覚えていませんでした。(^^; *「金星人地球を征服」では高重力の惑星から来たと云う事を配慮し、当初は背の低いデザインだった(女優に馬鹿にされたので急遽丈を稼ぐ頭を付けた)。 *「恐怖の火星探検」では大気が薄いと云う事で、呼吸器(鼻や肺)の大きなデザインとなっている。 *本作では、光の弱い星と云う事で目がデカイ。
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20 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
残響過多, 2010/12/7
2005年に発売されたものの再発売。そのレビューで同じ内容を書いている方がいるが全く同感。演奏が始まると、この曲のスタンダードとも言えるシェリングの演奏とは違う(少々タメ気味の?)世界が聞こえるが、すぐに残響が耳につき始める。それも、この曲の性質に配慮して和音を溶け合わせようと意図したものなら理解も出来るが、やたらと長いそれは一拍おいた頃に戻って来て、今弾かれている音の邪魔をする。とても演奏に集中出来たものではなく、むろん演奏の細部もエコーに隠れて消えてしまっている。ラジカセ等で聞く場合には表面的には綺麗に聞こえるかも知れないが、良いシステムを持っているオーディオファンなどは要注意。 それを除けば多方面から評価は高いCDであるが、やはり同内容の録音が輸入盤で遙かに廉価に入手可能なので、ライナーノート等が気にならない人は、そちらの購入も検討されたい。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
最凶の脱衣麻雀, 2010/11/12
夜勤雀棟の壱・弐・壱プラスがセットになっていて、いかにもお買い得感がある。以前のコメントに書かれている動作の重さも最近のハードならば問題にならないだろう。 だが麻雀をしたいという人は要注意。麻雀部分が凶悪すぎる。システムは4人打ち。最初に脱衣するキャラを指定すると、壱・壱プラスはプレーヤーが一度あがる度にキャラが脱いでいく。だが問題は女の子達が強すぎる事。数順目にリーチをかけてくるなんて事はしょっちゅうで、こちらは役をつくっている暇が無い。ドラを揃える事も出来ない。安上がりでも上がれば脱いでくれるので、オプションで喰いタンをオンにして後は役配に期待するくらいの事しか出来ない。役をつくる面白さは全く無く、半チャンで全裸に出来ればマシというところ。弐はさらに厳しく、1回脱がせるために8000点ずつ上積みしなければならない。こちらは半チャンで全裸に出来たら奇跡と言って良い。 1度脱いだ服を着る事は無いので、セーブ・ロードを繰り返して長くプレイを続ければ全員脱衣させる事が出来るだろうが、殆ど喰いタンと役配でしか上がれないような麻雀を誰が長時間もする気になるものか。
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恐怖の火星探検 [DVD]
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| DVD
~ マーシャル・トンプソン、ショーン・スミス、キム・スポルディング、レイ・コリガン |
| 価格: ¥ 1,029 |
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8 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ものの見事にB級, 2010/10/21
エイリアンの元ネタとして有名になってしまった映画であるが、素で見ると凡作かも。冒頭、船内に侵入したモンスターとの密閉空間での対決と云うそそられる題材だが、けっこうマヌケな台詞と退屈な演出が興をそぐ。モンスターを退治するトラップを仕掛けながら 「この電流なら30人の人間だって殺す事が出来る・・・問題は奴が人間じゃないって事だ」 ・・・脱力(笑)。 でも、まあこの手の映画ファンにはそんな事は関係無いとも言える。こんなものだと思って楽しめば楽しめる作品。金星ガニや大頭人ほどの人気はないが、モンスターのデザインは、あのポール・ブレイズデルであるのでファンは買いである。どこか愛嬌のある顔に、大気の薄い惑星の生物だと云う事で、鼻がデカく肺活量が大きいと云うディテールにこだわったデザインは相変わらずである。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
さすがにDVDで見る気は・・・, 2010/10/5
ブラックホールが、地面に空いたちんけな縦穴で煙がホワホワ。巨大グモは車の天上に据え付けられた張りぼてで、ノロノロ(車が)走る前を、10人ほどのエキストラが逃げ回る!と云うトホホなシーン。TV放映時(月曜ロードショー)のサブタイトルは「エイズのごとく大襲来」とか書かれていて、この文句もかなり顰蹙を買っていた。 エキストラで出演なら悪く無いかも知れないけど、金と時間かけて見る気にはなれませんです。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
マッドサイエンティストものの良作かな?(大ネタバレ), 2010/7/22
DVDタイトルの「怪奇!壁ぬけ男」は、かなり以前のビデオタイトル「4Dマンの恐怖・怪談壁抜け男」に配慮したものかどうか。後者の命名は江戸木純によるものらしく、当時勤務していたビデオ会社の買い付けたものに「死霊の盆お踊り」のノリで付けたものらしい。 かったるい部分は飛ばして荒筋をを記すと・・・。 ある科学者が物質透過の実験をしている。その装置を身につけて金属棒を金属板に押し当てると、棒が板を透過して突き通る筈なのだ。中々実験は成功しないが、或る日その科学者の兄が弟に無断でこれを行うと、あっさり成功してしまう。兄は弟に「今度は棒を使わずに素手でやってみる」とこれを行うと、これも成功。だが、弟は驚く。その時、装置のスイッチは入っていなかった。兄は自分の力だけで物質透過を行ったのだ(原因は兄が脳波が異常に強い!という特異体質だったため)。 その夜、兄は上機嫌で街をうろつくが青果店のくだものを目にすると、ヒョイとガラスケースを透過してこれを頂く。これが始まりだった。数日後、銀行から大量の紙幣が失われたというニュースが紙上を賑わす。さらに現場の奇怪な状況として「紙幣が壁に埋め込まれた」状態で発見されたという。明らかに兄の仕業であった。 だが、この物質透過=4次元能力は恐ろしい副作用を伴っていた。大量のエネルギーを消費するために急激な老化が起こるのだ。ところが、その解決方法は簡単に見つかった。4次元化した状態で他人の体に手を突き入れると、その人間の寿命を奪う事が出来るのだ。 ここに到って兄は自らの能力の中毒となってしまい、4次元化しては人の寿命を奪う「4次元のドラキュラ」と化してしまう。 だが、そんな彼の破局は早く訪れた。人恋しさにかつての恋人(弟に寝取られている)に会いに行った時(この時の彼は4次元化するのが常態となっており、ドアや机などは存在しないかのように突き抜けて歩いてくる)、その恋人から3次元化している処を銃で撃たれてしまうのだ(4次元化している時は縦断が男の体を素通りしてしまう)。 もうやけくそになった男は4次元化して原子炉の中へと消える。最後の画面には"?"と出てお仕舞い。 と、マッド・サイエンティストが狂気に到る過程はよく描かれており、ネタとしてはまあまあ。後はこれをどう料理して見せるかなのだが、その辺で「X線の眼〜」なんかとだいぶ差が出てしまい残念。 何か浮いて見える恋人役のべっぴん姉ちゃん(リー・メリウェザー)は、アレン版バットマン(キャットウーマン)やタイムトンネル(「制御出来ません!」とか叫んでいた白衣姉ちゃん)等にでていたので見ている人はけっこう多いはずである。
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5つ星のうち 3.0
日本語版だったら・・・, 2010/7/20
題名からして、NHKの人気番組「地球ドラマチック」で放映された「ハリウッドのT−REX」の原盤であろう。内容は人気恐竜T−REX=ティラノサウルスの様々な復元をハリウッド映画と最新CGとともに振り返ると云う興味と好奇心をそそるもの。 最も古い復元映像はオブライエンが特撮を担当した「キングコング」。羽毛の発見などをふまえて最新の復元を試みる恐竜学者らがコメントをそえ、その声を普段通販番組などでアメリカ人らを演じているであろう声優がハイテンションで演じる。 「見ろよ!ティラノがコングよりも先に噛み付いているじゃないか!ティラノの方がコングより強いに決まってるよ!」 ・・・コイツラ恐竜好きのただのガキなのか? ハリウッド映像の紹介はオブライエンからハリーハウゼンへ。恐竜学者だか古生物学者が彼の特撮を絶賛する。 「恐竜グワンジは最高だねえ」 時代は下って「ジュラシックパーク」の時代になるとプレゼンターとして「暗闇の悪魔」と云うB級SF作品よりポール・ブレイズデルがデザインした大頭人(キャベツ頭宇宙人:大伴昌司)が登場! 「最近は俺たちの出番がなくてよォ」 と酒場でクダをまきながら恐竜CG映画の紹介や腐肉食説などのティラノの新説を紹介。そして番組最後に美しい羽毛の装飾に彩られた最新の復元CG・・・。 等々。恐竜ファンはもちろんの事、B級SFファンも苦笑しつつ楽しめる内容に仕上がっている。外国の恐竜番組にはこのように凝っており特に古生物学者らのイカれた愛情をよく表現したものが多い。国産も頑張って欲しいものである。 これ、NHKで放映時の日本語版だったら迷わず買いなのだが、英語だけでしかもリージョン1じゃねえ・・・。日本語版を制作した会社とか調べて交渉出来なかったのだろうか?
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
どちらかの世界を選ぶ事, 2010/6/24
連載当時23話の「外からの力」から突然テンションが下がったように感じたのを覚えている。その直後の24話「窓の内側」の幸子との会話は印象的だったが、作者自身はこの物語の中では自分が求めているものには届かないと悟ったのでは無かろうか? 最終部での「カササギ」の正体についての部分もあまりにも説明的であった。ただ、この最終部で岩明均は重要な事を描いている。それは「向こう側の世界」=窓の外の存在を感じる人間には、究極の選択を迫られる瞬間が必ず訪れる、と云う事だ。 丸神頼之は向こう側を選び、幸子もそれに付いていこうとする。だが、主人公の南丸は「この世界」の広さ、その中での人間の営みの大事さを主張して幸子を止める。どちらの選択が正しかったのかを簡単に決める事は出来ない。ただ、向こう側の世界に行こうとする動機が「心のモヤモヤ」であってはならない事は確かな事だろう。
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5つ星のうち 3.0
映画の方が有名, 2010/4/8
「呪われた村」という表題を聞いても「それ何?」と思う人が多いだろうが「光る眼」と聞けば「ああ、あの映画か」と言う方も多いのでは無いだろうか? 実際、私は小説も映画も見て(読んで)いるが、小説「呪われた村」よりも映画「光る眼」の方が遙かに印象が強い。ちなみに映画化は2度されており、リメイク版は監督がジョン・カーペンターで知名度に勝るが、最初の映画化の方が出来がいい。これについては、時代背景を含め「ベビー・ブーマーズを思わせる」と云う越智道雄氏のコメントが優れているので特に書き加える事は無い。「これ、よく考えると宇宙人の話でなくてもいいんですよ」と云う編集者のコメントも全くその通り(笑)――あなたの知らない怪獣マル秘大百科より――。 同じ作者の「トリフィド時代―食人植物の恐怖」も映画「トリフィドの日~人類SOS!~ 」の方が有名であろう(邦題も「トリフィドの日」の方が素直で良かったと思う)。 小説或いは映画のどちらかしか知らなかった人は、他方を見てみるのも一興。 *私は時々ジャック・フィニイの「盗まれた街」とタイトルを混同してしまうのだが、これも「ボディ・スナッチャー」の方が有名だったりする。 *紫陽花さんが書かれている原題「ミドウィッチ村のカッコー」については全く知らなかった。知っていれば多少印象が違ったかも知れない。
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