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5つ星のうち 3.0
あっさり風味, 2013/2/17
黄金比、三分割法、シンメトリー、シンプルさ等デザインの基本を優しい語り口で解説。さっぱりといただけたが、薄味でものたりなくなった。 とりあえず、そういう法則があるということはわかった。でもこれで終わりなの?応用とか限界とか人間がそれを美しく感じる理由とかもっと深めてくれないの?と思っている間に次から次へとトピックスが移り、気がつけば読了している。 もっと知りたいという欲求を刺激するという意味では、入門書としての役割はきちんと果たしていると言える。
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5つ星のうち 4.0
現代思想の転回地点, 2013/2/17
「コミュニケーションは大事だよね」とは、たいていの現代人が思っていることでしょう。 しかし、いかなる意味でコミュニケーションが大事なのかはどこまで考えられているか。 本書は先鋭のコミュニケーション理論とそこに至るまでの流れを分かりやすく紹介してくれます。 現代思想の流れは入り組んでおり整理が難しいものですが、高田さんの整理の仕方はポイントを押さえた見事なものです。 「超越論的転回=存在から認識へ」→「言語的転回=モノからコトバへ」→「解釈学的転回=わたしからあなたへ」そして「コミュニケーション的転回=あなたからみんなへ」。 素人では手の届きにくい思想を使いやすく加工して提供してくれる高田さんの活動は、「すべての学問の意義は、人間を幸福にするための方法を提供することにあります」と言い切る彼自身の思想の実践なのでしょう。 現代コミュニケーション理論の基本である「わたしたちは互いに分かり合えないからこそ合意が重要である」という認識をもつことで、我々は世界をどこまで良くすることができるのでしょうか。
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5つ星のうち 5.0
乗り越えるべき「敵」 カント, 2013/2/17
『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』の三批判書の中で構想力、悟性、理性といった諸能力が果たす役割を取り出し、カント哲学の構造を極度に形式化して描き出す。 カントの代表作をコンパクトに読解した書物であるにもかかわらず、カント入門としてはやや偏ったものである。というのもカントが目指した哲学体系を平易に薄めて提供するのではなく、カントの思考の更に奥まで踏み込み、体系を支える基礎の発生を問うているからだ。 ドゥルーズが乗り越えるべき「敵」として捉えたという、カントの超越論哲学との対決手法が見ものである。 本編の内容はもとより、巻末の訳者解説が簡にして要を得ている良書。
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5つ星のうち 3.0
少し長めの箇条書きといったところ, 2013/2/17
健康に大事なのは適切な食事、運動、休養。ん、フツーだ。あっと驚く健康法なんて、ここにありはしません。 もっとも健康になるためには、あたり前のことこそ大事なんだろうね。そのあたり前がなかなかできないからどうしようというのが問題だったり。さあキミはフツーさに耐え、健康を獲得することができるか?
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5つ星のうち 4.0
スポーツを考える, 2013/2/17
「スポーツとは何か」に対する著者の答え→「身体運動による精神の解放」「合理的な身体運動のなかで、非合理な人間の存在を浮き彫りにする行為」。 わりかし真面目にスポーツについて考えてる。ふむふむな箇所があれば理屈を弄んでいると思う箇所もある。 ・記録とは近代の虚構。古代オリンピアの祭典では数値記録は残されていない。そこでは神々に最も近い美しい男を選ぶことに意義があった。→ナルホドネ! ・スポーツは「女性には勝てない」という男性の劣等意識から作り出されたもの。長い目で勝てないから時間と場所を区切って勝った負けたとさわぐようになったのでは→ンーソウカナ? 納得するにせよ疑問を持つにせよ、スポーツを考える良い題材を提供してくれる。
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5つ星のうち 5.0
なにこれ面白いんですけど, 2013/2/17
素材は「女性の本音」という生々しいネタ。下手すりゃその生々しさに引きそうなもんだけど、生の鮮度を保ったままうまいこと味付けしてある。雑なようでいて繊細。むき出しの本音は、そのままでは面白いものではない。作者に感受性豊かなまなざしがあるからユーモアをもって捉えられるんだと思う。物悲しさと笑いが同時にこみあげてくるから不思議だなあ。 なんてことないネタがツボにはまったりする。たとえば自分が笑ったネタのひとつ「百合子さん」。百合の花に対する女子のばかばかしい空想とやさしさ。それを裏切る現実のシビアさ。色々ドラマが凝縮されてて不覚にも名作と思ってしまった。
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5つ星のうち 3.0
気持ち良い嫁姑戦争, 2013/2/17
設定でお!と思わせる。陰湿なバトルになりがちな嫁姑の戦いをオープンでフィジカルなバトルに転換し気持ちよく描き出す。 これぞ人間の攻撃性を身体的かつ文化的に昇華させる武道の最重要意義のひとつと言えるのではなかろーか。 アクションシーンはもうちょっと頑張って格闘スタイルの個性を出してほしい。お姑さんの合気道に柔らかさがあったほうがいい。
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5つ星のうち 4.0
無力, 2013/2/17
登場人物はそれぞれみな弱い。主人公は心純粋な知的障害者で殺人前科者。友達になる少年は子供であるが故の無力さを抱える。その母親はDV男依存性。「でも彼はたまに優しくしてくれるから」ってホント典型だな。DV男は自分の弱さをより弱いものにぶつけて解消しようとする。 みなそれぞれ、無力さを埋める何かを探し求めている。そしてそれを埋めるための代償は安くはない。
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5つ星のうち 3.0
SFパニックコメディ, 2013/2/17
一種のモンスターパニックムービーでグロ分弱め、コメディ色強し。エイリアンがポンポン進化してくれてテンポがよい。ただ進化の仕方にもう一ひねり欲しかった。エイリアンが地球生物に毛が生えたような形態になってしまうのはやむなしか・・・なんて思いながら見ていたんだけど、そんなことを考えちゃいけない本質的アホムービーだったんだなとオチでハッとさせられました。B級栄誉賞的リスペクトを込めた☆三つ。
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5つ星のうち 5.0
ベストバウト, 2013/2/17
ブラジリアン柔術の達人のゴリラvs百獣の王ライオン。これ、相原コージはずっと書きたかったんだろうな。 いわゆる「格闘技」を使用して戦う「ヒト」が早々に敗れ去って以来、真・異種格闘大戦において格闘技らしい格闘技を使える選手はゴリラのみであった。弱者が強者に打ち勝つための後天的な工夫である「技」が、生まれながらの最強者たるライオンに対してどう戦えるのか。ヒトは種としての肉体が弱すぎたから駄目だったけど、ゴリラなら、ゴリラなら技というものを活かしきることができるのでは・・・。 自身もブラジリアン柔術を実践していたという作者の「柔術ってスゲーぜ」という思いが伝わってくる。でもライオンもスゲーんだな。伊達に百獣の王じゃない。真・異種格闘大戦の中でも正統派のファイトとしてはベストバウトでしょう。
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