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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
愛は色。・・・世界で最も美しい映画, 2011/4/26
「愛は色だ。」という歌詞の歌が挿入されるが、まさにこの映画のテーマと言っていい。 ひとコマひとコマの画面がそのまま「愛は色」というタイトルの水彩画として独立出来そうだ。 映画が「風景や心象を映す画」だとしたら、この映画は世界で最も美しい映画である。 語り口が民話を話す風に聞こえる変わった声の老人が、狼の遠吠えのように求愛を続けた男なのだろうか? 主人公は長い年月、愛を紡ぎながら、雪解けの水に洗われる一枚の絨毯(ギャベ)になった。 そこには白馬に乗る男女が小さく描かれ、儚くも美しい物語が織り込まれているのだった。 「パンと植木鉢」で強烈な印象を与えられたマフマルバフ監督だが、色彩の魔術師と名付けたくなるような美しい、 本当に美しい映画である。
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5つ星のうち 4.0
人生は時々晴れ、るよね?, 2011/1/2
イギリスロンドンの郊外に住むタクシードライバーの家族とその周りの出来事を淡々と描いたドラマ。 東京の江戸川あたりの公団に住む家族にそのまま置き換えてもよいくらい心象表現が良くできている。 主人公とその子供たちの配役があまりに上手く出来ているので、ドキュメンタリーを見ているのかと 錯覚に陥るが、特典映像を見るとインタビューも素晴らしく、そうそうたる経歴の役者揃いであった。 普段のゆとりある休日の午後にでも鑑賞すると☆5になったかも知れない。残念ながら、正月元旦に 観てしまったが、年の初めに見るには、あまりに暗くシリアスすぎて、ひとつ☆が欠けてしまった。
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私の中のあなた [DVD]
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| DVD
~ キャメロン・ディアス |
| 出品者:★Y &U PLAZA★ 【年中無休で即日発送 & 通常発送無料!】 |
| 価格: ¥ 949 |
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本年観たDVDで最高の作品, 2010/12/19
2010年私が個人的に購入したDVDは250本近くある。そのうち約150本ほどを鑑賞したが、 その中のベスト作品はこの「私の中のあなた」である。全く予備知識なしで見たが、不治の病に加え 臓器移植という難しくシリアスなテーマを、実に上手く最後まで質を落とすことなく纏め上げている。 この作品で描かれているのは、病気ではなく「家族愛」である。しかしそれは単純なヒューマン物語 ではなく、11歳の娘はなんと両親を訴えるのである。しかもその理由は、白血病の姉に臓器提供を するために自分を産み、そして自分の体を傷つけたからである。こう書くととてもつらい話になる。 ところがどの場面もとっても、この作品は観客を厭な気分にさせない。これはニック・カサヴェテス 監督そして彼自身の脚本、更にはキャメロン・ディアス、アビゲイル・プレスリンをはじめとする 俳優陣の力演によるものだろう。原作と結末が異なると聞く。読んだ上でもう一度見たい作品である。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アンジェイ・ワイダ監督渾身の作品, 2010/12/7
今から30年以上前の私がまだ学生だった頃、ポーランド映画祭かなにかで、「灰とダイヤモンド」と 「地下水道」を見て、救いようのない悲しみと共にこの監督のことが深く胸に刻み込まれた。やがて 祖国が解放され、この監督は本当に撮りたかった作品をついに撮った。それが「カティンの森」である。 西から侵入したドイツに追われた住民と東から侵入したソ連に追われた住民が、ひとつの橋で行き違う。 この冒頭シーンは、これから起こるこの国の不幸と混乱、そして悲劇を見事に暗示している。最後の 執拗なまでの殺戮シーンは、静謐なだけに余計この人の怒りを物語る。 最初に「両親に捧ぐ」とクレジットされるアンジェイ・ワイダ監督渾身の作品である。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
見たことのない「重たいミュージカル」, 2010/12/6
レビューを書くにはもう一度映画を思いださなくてはならず、その為には重たい気分にならざるを得ず 書くのをやめようかと思ってしまった。ラストの歌が次の微かな未来を予感させるという向きもあるが、 それを感じさせないくらいに重たい。しかし今までに見たことのないミュージカルであることは確かだ。 私が評価したいのは、何故子供を産んだのか?という台詞が用意されていたこと。将来失明する遺伝が 判っておきながら、後々手術の為に苦労することが判っておきながら子供を産んだという部分の説明が 欠けていると、この映画は画竜点睛を欠くになってしまうところだった。この質問へのセルマの答えも良かった。 この監督作品は「奇跡の海」や「ドッグヴィル」等いずれも重たく、「ピアニスト」を監督したミヒャエル・ハネケの 作風に通じるものがある。ふと思ったけれど、「嫌われ松子の一生」は、実はこの作品へのオマージュであり、 本家が余りに重たかったので思いっきり楽しく作ってみましたというのはどうでしょ?
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
見たことのない「重たいミュージカル」, 2010/12/6
レビューを書くにはもう一度映画を思いださなくてはならず、その為には重たい気分にならざるを得ず 書くのをやめようかと思ってしまった。ラストの歌が次の微かな未来を予感させるという向きもあるが、 それを感じさせないくらいに重たい。しかし今までに見たことのないミュージカルであることは確かだ。 私が評価したいのは、何故子供を産んだのか?という台詞が用意されていたこと。将来失明する遺伝が 判っておきながら、後々手術の為に苦労することが判っておきながら子供を産んだという部分の説明が 欠けていると、この映画は画竜点睛を欠くになってしまうところだった。この質問へのセルマの答えも良かった。 この監督作品は「奇跡の海」や「ドッグヴィル」等いずれも重たく、「ピアニスト」を監督したミヒャエル・ハネケの 作風に通じるものがある。ふと思ったけれど、「嫌われ松子の一生」は、実はこの作品へのオマージュであり、 本家が余りに重たかったので思いっきり楽しく作ってみましたというのはどうでしょ?
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
見たことのない「重たいミュージカル」, 2010/12/6
レビューを書くにはもう一度映画を思いださなくてはならず、その為には重たい気分にならざるを得ず 書くのをやめようかと思ってしまった。ラストの歌が次の微かな未来を予感させるという向きもあるが、 それを感じさせないくらいに重たい。しかし今までに見たことのないミュージカルであることは確かだ。 私が評価したいのは、何故子供を産んだのか?という台詞が用意されていたこと。将来失明する遺伝が 判っておきながら、後々手術の為に苦労することが判っておきながら子供を産んだという部分の説明が 欠けていると、この映画は画竜点睛を欠くになってしまうところだった。この質問へのセルマの答えも良かった。 この監督作品は「奇跡の海」や「ドッグヴィル」等いずれも重たく、「ピアニスト」を監督したミヒャエル・ハネケの 作風に通じるものがある。ふと思ったけれど、「嫌われ松子の一生」は、実はこの作品へのオマージュであり、 本家が余りに重たかったので思いっきり楽しく作ってみましたというのはどうでしょ?
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
可哀相なスプートニクのライカ犬, 2010/11/26
「犬のような僕の人生」だけど・・・ソ連の人工衛星スプートニクに乗ったライカ犬は5か月間地球を まわった後、餓死した。僕の人生は、それよりまだ幸せ。という幼少期のイングマル少年の物語。 映画のラストは、実話のイングマル・ヨハンソンが世界へビー級チャンピオンとなるラジオ中継に 村人が熱狂しているシーンの為、このボクシングで遊んでいた主人公がそうなるのかと錯覚したが、 1959年はまだ12歳の設定だからこれは私の誤解だった。 のちに「ギルバート・グレイプ」や「サイダーハウス・ルール」といったヒットを飛ばすことになる ラッセ・ハルストレム監督の出世作だが、私は初期の「僕は子持ち」や「幸せな僕たち」といった 小品が割と好きだ。そしてこの作品自身は「スタンド・バイ・ミー」よりもさりげない分好きである。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
可哀相なスプートニクのライカ犬, 2010/11/26
「犬のような僕の人生」だけど・・・ソ連の人工衛星スプートニクに乗ったライカ犬は5か月間地球を まわった後、餓死した。僕の人生は、それよりまだ幸せ。という幼少期のイングマル少年の物語。 映画のラストは、実話のイングマル・ヨハンソンが世界へビー級チャンピオンとなるラジオ中継に 村人が熱狂しているシーンの為、このボクシングで遊んでいた主人公がそうなるのかと錯覚したが、 1959年はまだ12歳の設定だからこれは私の誤解だった。 のちに「ギルバート・グレイプ」や「サイダーハウス・ルール」といったヒットを飛ばすことになる ラッセ・ハルストレム監督の出世作だが、私は初期の「僕は子持ち」や「幸せな僕たち」といった 小品が割と好きだ。そしてこの作品自身は「スタンド・バイ・ミー」よりもさりげない分好きである。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一級のドキュメンタリー映画, 2010/10/13
この作品は特典映像に収録されている「その後〜もうひとつの旅〜」と合わせて見るべきである。 そしてふたつ合わせると一級のドキュメンタリー映画に仕上がっている。成功の理由は、米国で 育った日系女性監督と日本で育った米国人の女性プロデューサーが、丁寧に資料をあたり、 丁寧に関係者を取材し、丁寧に編集したからに他ならない。 「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」で描きたくて描けなかったことがこの映画にはある。 特典映像の中で、元特攻隊員の老人が庭先の丘を指差し、子供の頃あの丘の上でよく歌を唄った。 そしてその丘を越えてゼロ戦が特攻に向かったと涙を流す。ゼロ戦に撃沈された船から生還した 米国人はどんな歌かと問う。やがて老人は「ふるさと」を歌い出す。今度は米国の老人が 「カミカゼパイロットが歌うとは思わなかった」と涙を流す。 これは架空の話では描けないリアリティある良いエピソードだと思う。 一点心配なのは、ある元特攻隊員が飛行機の不良で生還後、原爆投下の翌日に広島の町を彷徨った際、 戦う意欲が失せたと話す場面がある。これは意図した訳ではないだろうが、結果的にアメリカ側から 見ると原爆投下の正当性を裏付けることに組しないかと感じた。
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