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とおのとほさんが書き込んだレビュー (山形県東置賜郡)

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最新 知りたいことがパッとわかる 年金のしくみと手続きがすっきりわかる本
最新 知りたいことがパッとわかる 年金のしくみと手続きがすっきりわかる本
多田 智子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,598

5つ星のうち 5.0 常に携帯していたいくらいのお役立ち本だ, 2015/3/20
そもそも「年金」という言葉はニュースなどでさんざん聞かされてきた。しかし、実態はどうなのか、というとイマイチ分からない。自分の年金の仕組みとは・・・。ということで本書を買ってみた。
すると、少し見えてきたものがある。これまで事務方からハンコを押させられたり、いいなりになってきていたが、本書の3分の1くらいはすでに手続き済のようだ。
それでも、これから、ハローワークに行って話を拝聴してこなければならない。そのとき本書を携えていこうかと思う。
人によっては、先輩や同僚たちに教えてもらったりしているかもしれない。しかし、そんな人が周囲にいない人は、本書を読んでおくべきだ。
古い言い方になってしまうが、お茶の間に「家庭の医学」を常備するように、本書はその脇にでも並べて置いておくべきものだ。
他書では「年金手帳はあるか」と問うものがあったが、私にはなかった。「ないなら事務室で預かっているはずだ」と続く。しかし、どうも怪しい。その疑惑が本書で明らかになった。わが職場では年金手帳はなくて当たり前だった。そんな小さなことから少しずつ本書で学んで行こうと思う。


銀河鉄道の夜 [Blu-ray]
銀河鉄道の夜 [Blu-ray]
DVD ~ 田中真弓
価格: ¥ 4,077

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5つ星のうち 3.0 猫たちの物語, 2015/3/20
レビュー対象商品: 銀河鉄道の夜 [Blu-ray] (Blu-ray)
絵がますむら・ひろしという同郷(山形県米沢市)出身。
なぜ、いまごろ見る気になったかというと、原作でイメージしにくい描写があちこちあったから、絵描きならイマジネーションも人並み以上のものがあるだろうと参考にしたくなったのだ。
・・・少しは参考になったかな。でも、全然もの足りない。原作のカラー図説が欲しいものだ。

南十字星は荘厳な十字架に描かれ、天上の象徴のようになっているが(カムパネルラは本当の天上はこちらだと真っ暗な星空を指し、ジョバンニを置いてけぼりにして、そちらの方へ去って行く)、これは原作のとおりだから脚本を担当した別役実の責任ではないが、ちょっと偶像崇拝みたいで、十字架のどこがすごいの? という気分になった。
反対に、原作にはない無線技師の創出には、原作に忠実にする義理はないから受け入れられた。

監督の名前が杉井ギサブローとあるが、これは辻村ジュサブローをもじったのだろうか。辻村ジュサブローの人形による「NHK人形劇三国志」はしっかり見たのだが「里見八犬伝」はアチコチしか見てなく、現代語訳は読んだのだが、ジュサブローのおどろおどろしい映像を全編通して観てみたい。これはまた別の話だが。


宮沢賢治「銀河鉄道の夜 ~Nokto de la Galaksia Fervojo~」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜 ~Nokto de la Galaksia Fervojo~」
宮沢賢治著
エディション: CD
価格: ¥ 1,296

5つ星のうち 5.0 ジョバンニの臨死体験, 2015/3/19
登場人物たち一人一人がキャスティングされて、効果音もこまめで、ダウンロードで音源を入手したのだが、とてもお買い得感がある。一人一人がキャスティングされているおかげで、聴きやすい。
一人で朗読している「朗読街道」とは違う角度で楽しめる。一般的にはこちらパンローリング制作の作品のほうが聴きやすいだろう。聴きやすさだけでいうならば、DVDになるが藤城清治の「銀河鉄道の夜」は子ども向けということもあって、とても聴きやすく感動的にできている。ただ、随所、話は端折られている。原作に忠実で聞きやすいという点ではパンローリング作品になるだろうか。
「耳読書」とかいうような言葉があるが、その観点からすれば「朗読街道」を一番にお勧めするが、本作品を併せて聴くと理解を助けられるかもしれない。

自動車を運転しながら、カーステレオで聴いているのだが、つぶやく部分が、あたりまえだろうが、音量が小さくて聴き取れないこともある。これはこちらの勝手な都合であって、制作会社パンローリングの責任ではない。「朗読街道」のように一人ですべてを読み上げていると、つい集中が切れてしまう。併聴してお互いの特徴を補うのがいいだろう。

ちなみに、こんなことをしながら遅まきながら気づいたのだが、銀河鉄道は死の列車を走らせていたのだ。
ジョバンニ以外はみんな天上で下車した。ジョバンニだけがこの世に戻ったということは健康体ながら臨死体験をしたということだ。そして垣間見た死への旅はそれほど暗くはないということだ。むしろ人生修業的な意義があるものだ。
鳥捕りにジョバンニは善良な一般人の面影を見たと思う。「注文の多い料理店」とは違って猟師だが善人になっている。生きるための食べ物を獲得する行為は、別の意味で高く評価されるものなのだろう。
ジョバンニはどうして臨死界に入境できたのだろう? 同級生のザネリたちにさんざん嫌がらせを受けたジョバンニは郊外の野原で夜空を見上げていると臨死界から列車がお迎えに来た。死んだ者たちと違って、ジョバンニの場合は、招かれた、ということなのだろう。死によってお迎えが来たのとは違っているのだ。
ジョバンニを招いたのは誰だろかう。簡単にいえば神様なのだろう。神様の救いの手がジョバンニに差し伸べられたのだ。
そして、この世に戻されたのは、病を患っているお母さんに牛乳を届けなければならない事情があったからだ。


こんな生命保険は今すぐやめなさい 本当に怖い実例編
こんな生命保険は今すぐやめなさい 本当に怖い実例編
三田村 京著
エディション: 単行本

5つ星のうち 5.0 細かい字で書かれてあっても読まないで契約してはダメ。本書で、心得やチェック事項を知っておこう!, 2015/3/14
保険は宝くじのように当たりハズレがあるようだ。保険は安心を、宝くじは夢を与えてくれる
が、たいていはハズレる。ハズレてもだれも文句はない。保険の場合は健康だった証だ
し、宝くじの場合は自分のバカさの証だったからだ
定年前の稼ぎ時に病魔や障害に倒れ失業する万一のことを考えて保険に入る。それで安
心を買う。万が一の当選を期待して宝くじを買い、一時、楽しい夢を見る。
両者を混同して、現実をあまり知ろうとしない。わたしは同僚たちに、払いすぎだとい
われて保険のことをようやく気にするようになった。けれども手遅れで高齢者になって
しまった。あとは、できるだけ活用することに努めたり、若い人たちにアドバイスする
ことが務めだ。

本書はヘタな物語集だが、数字や込み入った説明文の苦手な人たちが生命保険のことを
(業界のことも)理解するのに大変役立つ書である。
細かいことは分からなくても、さしあたって心得ておかねばならないことがいろんな方
向から語られている。営業員たちは事業所でハッパをかけられて成績向上に必死になっ
ている。我々は従順な羊の群れだ。筆者が繰り返し語っていることを少しまとめておこ
う。

*契約書は面倒くさいが読み理解しなければならない。
  わたしはしなかった。遅まきながら、これから読むつもりだ。とはいえ、読んで
も、批判能力がないと意味がわからない。けれど本書を読んでからだと、チェック事項
が分かるような気がする。

*「抱き合わせ保険」「アカウント型保険」には入らない。(わたしは入った)
*「更新型保険」「転換制度」を相手にしない。(これが度々あって嫌で他社に乗り換
えた)
*65歳で払い終わるものに入る。終身払いは避ける。

この4ヶ条だけでも心得ておくことだと思う。


こんな生命保険は今すぐやめなさい!―上手なやめ方・続け方・選び方
こんな生命保険は今すぐやめなさい!―上手なやめ方・続け方・選び方
三田村 京著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,512

5つ星のうち 4.0 じつは本書は生命保険の入門書だった, 2015/3/11
「生命保険料をドブに捨て続けますか?」というカバーに書き付けられているコピーはまさしく自分のことだ。長年、そう思いながらも多めに払い続けてきている。
自分の加入している保険はどのようなものなのか。ロクに確かめもせず、セッセと払い続けている。高齢者になったので、もはや乗り換えはできないと思う。あとはできるだけ損をしないように活用に努めなければならない。その一歩として読むことにした。

結局、いっていることは・・・
「必要なのは終身保険と終身保障の医療保険で、一生涯、解約も転換も更新もしない」
「若いうちから加入し、年払いでさっさと払い終わること」
「公的年金は怪しいから、個人年金も若いうちから加入しておく」
「共済は一生を保障しない」
「シンプルに単体保険の組み合わせがいい」いろんな無駄な尾ひれが付いて高額なものはいらないということ。
こういうことは自分にはもう手遅れのようだ。だが、若い人たちには知っておいてもらいたいものだ。
じつは本書は生命保険の入門書のようだから。


あなたの「生命保険」払いすぎ!
あなたの「生命保険」払いすぎ!
藤井 泰輔著
エディション: 単行本(ソフトカバー)
価格: ¥ 1,620

5つ星のうち 5.0 見出しを読むだけでも役に立ちそうだ, 2015/3/9
自分が生命保険料を払いすぎていると、つくづく実感しているので本書を手にしてみた。
*貯金があれば医療保険はいらない
これは目からウロコの言葉だった。わたしのような歳を取った者からすると、長期間入院して、稼ぎはなくなり、医療費だけは積み上がっていく、そんな貧乏のスパイラルを避けるためには保険加入は必須だ、という思い込みがある。
そんな思い込みとは裏腹に、病院は近ごろは長期入院はさせないようになっている。高度な医療を望まなければ、貯金があれば間にあうようだ。

これから必要なのは介護保険ではないだろうか。

*子ども用保険は要らない

*共済は安くてお薦め
・・・
*保険金の請求手続き
請求しないともらえないので、これこそ大切なことだ。契約している保険の内容をもう一度しっかり確認直し、なにかあれば保険会社に問い合わせてみるということなのだろうと思う。


ムダをなくしてお金をタメる 生命保険活用術
ムダをなくしてお金をタメる 生命保険活用術
八百板 峰穂著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,026

5つ星のうち 5.0 まだ加入していない若い人向け啓蒙の書, 2015/3/8
生命保険入門の書といったものだ。
古い言い方だが「便所の100ワット」というような無駄な加入や払い過ぎは避けたいものだ。保険屋さんの一方的な営業トークに圧されていわれるがままというのはしゃくに障る。ということで保険についての勉強を始めようと思ったのだが、手にした本書は、ほんとうに若くてこれからの人たちを対象にしたもので、特に女性向けのようで、私には必要のないものであった。
マンガは楽しませていただいた。好感の持てる絵で今後いっそうの活躍を楽しみにしたい。


縄文人追跡 (ちくま文庫)
縄文人追跡 (ちくま文庫)
小林 達雄著
エディション: 文庫

5つ星のうち 5.0 縄文人の精神的なあり方に言及していて、想像を広げることができる, 2015/3/6
レビュー対象商品: 縄文人追跡 (ちくま文庫) (文庫)
縄文人は好きだが弥生人は嫌いという変なこだわりがあって、弥生的と思われる神社には引き付けられるが素直に好きになれない、というわだかまりがある。縄文ナショナリズムというものだろうか。
ところが、本書を読んでいるうち、神道の基底には縄文の文化があるようだと思われるようになった。
神道というと、百済等の渡来勢力による日本への侵攻とヤマト中央政権の確立、坂上田村麻呂によるエゾ征圧、これらの象徴のように思ってしまう偏見があった。

もちろん、ディープジャパンのネイティブ勢力、その代表がアテルイだが、これら対抗勢力を正面から打ち倒していったり、のどかに生活する村人たちをだまし討ちにしていくということはあったが、土地に根ざす命を虐殺するということへの後ろめたさに、縄文文化を鎮魂させようとして縄文式を取り込んだものが神道であり、神社という形式だったのではないかと思うようになった。そしてその精霊を祀る精神的文化が渡来武力勢力には欠如するものだったのだ。
弥生勢力はホロコースト的な征服はしなかった。融合しながら浸透していったという。最先端の武力を装備しているものの圧倒的少数に限られた勢力が土地を支配するには、そのやり方しかなかった。朝鮮半島での争いに敗北し、一時避難してきた勢力には、縄文人を数で圧倒するほど移民で補充するということができなかったからだ。

縄文文化は極めてスピリチュアルであった。ネイティブアメリカンと同様である。だが、アメリカンと違って、縄文人は定住民として築いていた文化は豊富だった。
竪穴住居の、いわゆる上座には石柱を、まるで現代の神棚のように祀られていたという。現代の社殿では、それは鏡が替わりを務めている。

祭壇の前には、かつての農家の囲炉裏ような炉が置かれてあった。それは、一家団欒して食事をするものではなかった。食事をした形跡はまったく発掘されないという。むしろジャイナ教のように、護摩壇のように、火を絶やさぬことによって一家の歴史を語る聖具であった。炉は現代の社殿でも護摩壇として残っているところもあるが、年中行事としてときどき火を炊くだけに収めて象徴化して残した。

神道は自然崇拝の宗教といわれるが、こうしてみると、自然の権化のような制圧した縄文人たちへの鎮魂として始まったのではないかと思える。こう思うと、わたしは気持ちのまま素直になって神社を参拝できる。

蹲踞は日本だけでなく、アジア的な特徴で、欧米にはないようだが、胴長短足という骨格的な特徴のためにバランスが取りやすいのだろう。欧米人たちは死者に祈るとき、立ちながら地面に頭を垂れるが、われわれはしゃがみ身を低くして、死者や大地に近づいて語りかけ、対話する。立って祈る人たちは独語するだけである。現代の墓参りでも、しゃがんで手を合わせる。

本書では、このように縄文人の精神性を遺跡発掘したものと世界の辺境に残っている古代文化を照合しながら、元々のあり方を追究していてスリリングである。おかげで読み手も想像を広げられる。


暦のはなし十二カ月
暦のはなし十二カ月
内田 正男著
エディション: 単行本
価格: ¥ 2,160

5つ星のうち 5.0 自分では元号を西暦に変換できない人のための最初に手に取る書物, 2015/3/2
レビュー対象商品: 暦のはなし十二カ月 (単行本)
わたしは時間についてすごく興味がある。時間のジャンルの一つとして暦にも興味がある。その一つである旧暦も目に付きやすく興味がある。
自分でも気づいていない障害があるからだろうか? そもそも時間感覚がイマイチなところがある。若いころ図書館で試験勉強をしているうちに、肝心の試験をスルーしてしまうことが重なったりした。こんな自分なので、かえって攻略して見たくなったのだが、理数的な話は理解しがたいし、概説はシックリしないのだ。
例えば、丙午とか、寛政6年とかは西暦何年なのか、を自分では計算できない。それどころか、「明け六つ」はテキストに記述されているシチュエーション(夏至の日とか)では何時なのか、という時刻にも答えられない。
今どきwebページを探せば書いてあることかもしれないが、自分でできなければシックリしない。
そこで、エピソードで親しんでみようと思い、本書を手にしてみた。読み始めは、やはりシックリしない。だが、ガマンして読み進むうちに「自分」と引っかかるところが出てきた感じがするようになった。
ほとんど理解できなかったといっても過言ではないが、平安時代の陰陽師みたいに、江戸時代も天文方が三家あった、ということに興味が持てた。
あるいは芭蕉「おくのほそ道」での、芭蕉の歩く速度についての説明がおもしろく読めた。
文学書の解説では「辰の上刻とは午前8時」との説明。正午までの4時間で鹿沼~日光間の7里を歩くのは忍者だったからではないのか、ということに対し、5月18日の辰の上刻は5時15分になるから6時間あることになり、特殊な人間でなくても歩ける、との説明は、なんだか恨めしいほどだった。
わたしなら「おくのほそ道」はフィクションなので、字義通りに読むことはないのでは? 曾良日記を併せて読んでみた? としかいえない。
おかげさまで、とっかかりができたようで、これからも学習していけそうな展望が開けてきた。

膨大な知識を詰めこんでありながら、気軽に読めるエッセーに仕立てられている。本書一冊で暦や天文学を理解しようとは思わない。慣れ親しみ、理解の道のはなむけの書となるべきものだろう。


朗読CD 朗読街道(32)銀河鉄道の夜 宮沢賢治 (2CD)
朗読CD 朗読街道(32)銀河鉄道の夜 宮沢賢治 (2CD)
価格: ¥ 2,466

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 原作に忠実なシンプルな朗読はかえって貴重かもしれない, 2015/2/24
スタジオスピークに問い合わせたのだが、原作に忠実に朗読しているということだったので、購入した。
耳しか空いていない通勤時間に「銀河鉄道の夜」を味わいたかった。だが、脚色・演出があると、それは別物になってしまうので、たえとえそれが良いデキのものであろうと避けたかった。
一人の読み手が、原作を一語も省略しないで読んでいるもの、それには本CDがうってつけのようだった。

原作に忠実といったが、そもそもテキストは確定していない、ということを聞いたことがある。物語の順序が現行とは違うという意見がある。
ともかく現行の原作に忠実ということだ。

実際に聴いてみると、歯切れもよく、文句なし。もっとも、もっと感情を込めて、と思うところもあった。だが、それではその人の解釈になる。シンプルでこそ自分なりに鑑賞できるというものである。

聴者がどんなものを望むかで、本CDの評価は変わるだろうが、それは制作・販売者の責任ではない。シンプルな朗読はかえって貴重かもしれない。


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