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とおのとほさんが書き込んだレビュー (山形県東置賜郡)

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DVD>Body revolution:機能的肉体改造法 (<DVD>)
DVD>Body revolution:機能的肉体改造法 ()
上田浩之著
エディション: -

5つ星のうち 5.0 名盤であるがゆえに、ストイックでレベルが高い, 2016/5/22
評価が高く、いつまでも古びない名盤だと思っている。だが、わたしにはレベルが高かった。コアトレは上級者でないとムリだよ。ボディトレーニング、リズムトレーニングは望みがありそうだ。週一ぐらいはチャレンジしてみようと・・・思えることは思える。リズムトレも、Firmなどやっているから、少しは着いていけるのであって、一般にはこれでなくて、エクササイズ系ダンスでも十分な気がする。本盤はストイックだ。

体操をやっている者の入門者から上級者まで使えると思う。


孤島 (筑摩叢書)
孤島 (筑摩叢書)
ジャン グルニエ著
エディション: 単行本

5つ星のうち 5.0 レトリックの宝庫, 2016/5/19
レビュー対象商品: 孤島 (筑摩叢書) (単行本)
記録によると1983年8月に3日間かけて読んだことになっている。2016年5月の現在、もちろん一文字も記憶に残っていない。新鮮な出発をしたのだが、本書は読み捨てできない珠玉の哲学的なエッセー集として観光見学させてもらった。
含蓄が深いばかりではない。井上究一郎という第1級のフランス文学翻訳者ながら翻訳がこなれていないのか、自分の無教養ぶりのせいか、判読つきがたい箇所もあったにもかかわらず、レトリックの宝庫だった。そのレトリックを学ぶべく捨てがたい書物なのだ。

タイトルが「孤島」とあるから、わたしは夏休みに読むような冒険体験物語を期待したのだが、どうも著者のこころのことを指しているらしい。外国・・・インドやギリシャ、イタリアとかのことも書かれているが、フランスの風光明媚なプロバンス地方のことも大きく言及している。
しかし、それらの珍しい風土を紹介ガイドというよりも、なによりも心理と人生の探求が主題だ。わたしは深くは読み取れなかった。四苦八苦して読み進んだと告白しよう。

「私が目的に達することができた場合は、もっともみすぼらしい条件に置かれていたときでしかなく、また恩寵の結果と考えられるときでしかなかった。(『幸福の島々』)」
すごく遠回しな言い方だが、簡単に言い換えれば、私が落ち込んでいるときこそ、目的に達することができるということなのだろうか。
この文の後、次のような表現にすぐに出会う。

「私の精神は、このすきとおる光と、この光に抵抗する石ととの賭けごとのたわむれのなかに、自分を失っていた。それから私の精神は、完全に自分を見出した。私はすべての知性がその前でとまどうあの光景にー―ある誕生の場にーー接するような気がした。ある誕生、つまりそれは私の誕生である。」

俄かには何を表しているのか、浅学の私にはわかりかねるが、地中海を見下ろす展望台での体験による感動を表したとしたものとしても、すばらしい表現力である。
私たちは学校の作文の授業では、分かりやすく書くことを目標に指導されるわけだが、その対極にあって、しかも、作文の指導を超越している。こういう文を一刀両断で捨て去っていいはずがない。有難がっていいはずもないだろうが・・・。


少年少女信仰偉人伝〈22〉ペスタロッチ (1982年) (豊かな人生文庫)
少年少女信仰偉人伝〈22〉ペスタロッチ (1982年) (豊かな人生文庫)

5つ星のうち 5.0 教師たちの集合離散を繰り返す学校の王, 2016/5/5
教育書の基本書中の基本の書「隠者の夕暮」は、しかし読んだことがないし、手にとって見る気も起きなかった。ちなみに手に取ってみたものの読む気が起きなかったのはデューイの「学校と社会」。哲学者としても高名で、あるいは本書は何十回も読んだという教育者の講演を聞いて手に取ってみたものの、とっつきにくい感じがしたのだ。
日本のペスタロッチといわれている玉川大学の小原先生の弟子のような人が、ちょっと違うんじゃないの? と思って和光大学を創立し、またその弟子だか仲間だかが違うんじゃないの?ということで明星大学を創った、その後輩に当たるような人の講演だったのだが、きっと「隠者の夕暮」もそんな読み方をしている人がおられるのだろうと思う。
私は自信を持っていうが、教育関係の書は一冊も読まないで現在までやってきた。そんな罪悪感があって、つい本書を手にしてしまったのだが、あんまり流暢な書き方ではないが、ペスタロッチを知らない者としては役に立った書だった。
孤児院を舞台に子どもの教育法を開発した人だという。ただ本書ではちっとも具体的には紹介してくれていなかった。それにそれが特別にキリスト教主義というわけでもなかった。
印象に残ったのは、子どもの教育や成長に集中し教授法を開発できる人のようであるが、世間的な交流の苦手な人、現実的な学校経営能力のない人。つねに意見が分かれて、これはあながちペスタロッチのせいではないようだが、現実的な運営を人任せにしていて起きるアツレキだから、結果としてペスタロッチのせいといえるのだが、そのため、よくまあ教師たちは愛想をつかして学校を出て行くことしきりなのだ。
本書はそんな印象の残る書き方だ。あまりいいできの伝記とはいえないかも。

ともあれ、少しはペスタロッチのことが分かったことには感謝しよう。
ということで、いよいよ「隠者の夕暮」自体を手にして見たくなったという次第だ。厚みのある本ではないから通読は実現できそうだが、どうなることだろう・・・・。

巻末に代表的著書のあらすじが付録してあって、これはいいかも。「隠者の夕暮」は格言の書のようなものと記してある。


ショーシャンクの空に(字幕版)
ショーシャンクの空に(字幕版)
DVD
価格: ¥ 300

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5つ星のうち 5.0 反キリスト教映画?, 2016/5/5
初めて見たときは、驚きの連続で、脱獄成功では感激、最後の太平洋海岸での再会の場面ではなんだか清々しい気分になっていた。それから何年たったのか? 結果が分かっていると感動がなくなってしまうつくりをしている映画はたくさんある。本画もその一つだろう。今回は、その度肝を抜く、という場面ははぶいて、人間臭いところを味わってみようと思った。

監獄では夢など持っちゃいけないという同僚たちに、主人公は痛い目にあってもめげずに、そして巧妙に取り組んで元気を与えていった、という構成は「カッコーの巣の上で」を思い出したが、本画は必ず最後は勝利するというデキになっている。

実務に優れた、若くして副頭取にまで抜擢された人物はどのような困難をも乗り越えていける、というといやらしく聞こえるが、監獄に入って人生観が変わったといえるようだ。
「クレーマー、クレーマー」のように仕事の埋没して奥さんに逃げられるように、ここでは奥さんに浮気されてしまう。そして妻と愛人殺しの汚名を着せられ、無実の罪で終身刑。厚生施設のはずの監獄が悪によって支配されている世界に放り込まれる。これによってしたたかに生き抜く人間へと変身する。しかし、それは結末に近づくまで、少ししか見えない。

監獄生活が落ち着いたアンディのキャラは有能な好人物というところだろうか。刑務所の図書館の充実化を実現するのだから。

当初は聖書をしっかり読む人物ともなっている。ただ気になったのは、悪の権化である所長が熱心な聖書信望者。それが汚職のし放題だから、二面的な人物、いやクリスチャンなんて本質はこんなものだよといいいたいのか、と。それなら、主人公・・・名前が覚えにくい・・・アンドリュー・デュフレーン(アンディ)はなぜ聖書を読んでいるのか? と気になった場面があった。なるほど、この謎も最後に解けた。完璧にクリスチャンをおちょくっていたのだ。

登場人物たちのキャラがカチッと組み合わさっている。悪の権化とその手下とパシリたちと、罪を犯して入獄しているが善人のような人たちとの戦い。だから本来は善の象徴である聖書やクリスチャンは悪の象徴に転じ、入所者は釈放が喜ばしいはずが、一人は自死し、一人(レッド)は仮釈放の審査に居直るということになる。脱獄はいけないことだが、ここでは聖戦となる。

世の中、納得のいかない人生を強いられている人が少なくないはずだから、その人たちに勇気を与える映画ということになろうか。単純にどんでん返しを味わうだけでもいいともいえるかも知れない。


ゼロ・グラビティ [DVD]
ゼロ・グラビティ [DVD]
DVD ~ サンドラ・ブロック
価格: ¥ 927

5つ星のうち 5.0 時間つぶしな映画っていっちゃうと怒られるかナー, 2016/4/30
レビュー対象商品: ゼロ・グラビティ [DVD] (DVD)
酸素ゼロ、重力ゼロの世界。人間はまだ地球からそう遠くないところまでしか行けないのだが、そこは十分に死の世界である。

宇宙ステーションの外で修理作業中、ゴミとなった人工衛星の処分にミサイルを使ったロシア。粉々に砕けた破片群が猛スピードで地球をスゴイ速さで周回を始めた。作業中のストーン博士が宇宙に吹き飛ばされてしまった。コワルスキー中尉が救助に向かう。
ストーン博士はいかにして地球に戻れるか、これだけの話だが、なかなか緊張感が漲るようにできている。ただ、女性なのだがストーン博士はとってもブキッチョにしか見えなくて、まだるっこく、いら立つところもある。そのわざとらしい仕草によって窮地に陥っていくものだから、バカヤローといって止めてもよさそうなのだが、そうはならない。すぐに見せ場が現れて目をひきつけられてしまうのだ。何か哲学が表現されていたかというと、どうかな? とりあえず、よくぞ無重力状態を表現できたものだ感心した、という映画だった。
もちろん地球に帰還できて、両足で大地を踏みしめるシーンは感動的ではあろうが、例えば何年間も屈辱に耐えて、ようやっと刑務所を脱獄したぞー、というような大感動ではなかったなー。

窮地を脱出するために、ロシアのステーション、そして中国のステーションを渡ったのだが、不満だなー。それが現実的なのかもしれないが、日本はないのか? たとえフィクションといえども、日本はないのか?


8 Mile [DVD]
8 Mile [DVD]
DVD ~ エミネム
価格: ¥ 927

5つ星のうち 5.0 俺たちの聖域から8マイル離れて動けよ、ということなのか・・・?, 2016/4/30
レビュー対象商品: 8 Mile [DVD] (DVD)
「詩のボクシング」という詩の朗読で優劣を競うのを、アメリカから持ち帰った人がいて、日本でも盛り上がったことがある。
ディベートを日本の教育にも取り込んで、論理的思考を身につけさせようという文科省の狙いにもどこか近かったからか、取り組んだ学校や地域があった。
テレビでも「言い合う」スタイルをバラエティー番組としておもしろく作るなどして、いろんな形で盛り上がった時期があった。
アメリカはなんでも対決するのが好きなんだなぁー。日本では結局、定着しなかったような気がする。だって、テレビでは見かけなくなったもん。
でも、対決して勝ち組、負け犬という白黒つけるのは、とっても厳しくて人生を生き抜くうえで大切な要素なのかなーと、この映画を観て思っちゃいました。

日本のかつて隆盛を極めていた演歌の世界では、売り出そうとする歌手について伝説を付与させていた時代があった。貧しく苦労の連続、それなのに耐えない不幸・・・それでもがんばって歌手としてデビューしました。みなさん、応援をお願いします・・・。・・・この「8マイル」もこの演歌の世界と似たような感じがする。

白人でもプアな人々がいる。黒人でもリッチな人々がいる。もう、それは常識で当たり前なこと。でも、頭では分かっているが、なかなか感覚としては身にしみこんでいない、そういう過渡期のような時代があったのではないだろうか。
「貧乏で差別されてやっと生きている黒人たち」このような人たちの人生からいろんな文化が奇跡のように誕生してきた。ブルース、ジャズ、ヒップホップ。これぐらいしかぼくには思いつかないが、そんな一つとしてラップも浮上してきた。詩人ボクサーモハメッド・アリが発祥だといわれており、映画でも彼の「チョウのように舞い、ハチのように射す」という文言が登場している。そんな黒人文化のど真ん中に、主人公にして本人エミネムが白人ラッパーとして台頭する。

演歌の伝説作りと同じく、じつに情けない家庭環境。それがたっぷりと映画では見せ付けている。そして、ラップ対決の決勝戦。これまでつもりに積もっていた情けないネタがいっきに噴出す。対戦相手の黒人は一言も反撃できず、つまり納得したということだが、その相手の善良なる部分も勝敗に関わるという、一種気持ちのいい対戦形式のようだが、勝つというのは、ムチャな腕力勝負ということではなく、勝つというのは支持者(共感者)が増えていくというステキな競技のようだとだんだん分かってくる、というのも映画の感動の要素の一つのようで、ぼくなどはあまりの素晴らしい映画で、涙を流してエンドロールを迎えてしまった。
自分もがんばらなくちゃ、という思いを抱かせてくれるいい映画だった。


スターリングラード  史上最大の市街戦 [DVD]
スターリングラード 史上最大の市街戦 [DVD]
DVD ~ トーマス・クレッチマン
出品者:Prime Center
価格: ¥ 1,767

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5つ星のうち 5.0 ガンダムのシャーのヘルメットがここに!, 2016/4/24
冒頭、2011.3.11の被災地が場面。カナダの国旗が目にとまるようになっていて、国際支援の一環であることを示している。
ロシアの救援隊は瓦礫の中に閉じ込められた少女と何とか会話をして落ち着かせる。
そして1942年のスターリングラードの市街戦の場面に転じる。
救援隊の隊長のような人物の両親の出会いの物語が始まったのだ。語り手には3.11の災害が戦場へと連想していったのだろう。

日本の災害地を復元した場面はなんだか日本らしくなく、連想の違和感がないようなヨーロッパ風である。日本のレスキューや自衛隊のヘルメットの形が日本人からするとかなり違う。どこかで観た事のある形だなーと記憶を探って思い当たったのは「ガンダム」のシャーたちの被っていたヘルメットだ。ちょっとだけ笑わせてもらった。日本のアニメの影響を思うと、冷笑ではなく、ほほえましい笑いだ。日本人だって、海外の容姿を描くとこんなことになるだろうし。

さて、粘っこいロシアの戦場映画だ。さぞかし飽きる時が来るだろうと、かつてのソ連映画から抜けきらない感覚で観始めると、全然飽きが来ない工夫がしてあった。ハリウッド映画ばかりで飽きていたレンタル人種にはありがたい。ハリウッドとは一味違うところがとても新鮮で嬉しい。
現代ロシア人は現代ドイツに敬意を払って、ナチスをあまりひどくは描かないのだろうか? 中国は旧日本軍をコミカルなほど程度を低く描いているそうだが、それも外交が影響しているということなのだろうなあ。
この映画は、愛嬌味のある庶民的なソ連兵たちと救出したロシア美少女と品性のよいドイツ将校と恋愛関係になったロシア美女というユニットの対比で進む。

舞台はスターリングラード市街地。ソ連兵の立てこもる建物の後ろはヴォルガ川。ドイツ軍はその攻略に手を焼いているという設定。

ソ連軍、ドイツ軍それぞれの魅力とひどいところがなんだが平等に描かれているような気がした。ハリウッドからすると少し大人なんじゃないの?

イタリア映画、フランス映画、ドイツ映画、イギリス映画、ポーランド映画、インド映画、オーストラリア映画、台湾映画、中国映画、韓国映画ときて、社会主義的リアリズムから抜け出したロシア映画がいまハリウッドに対抗しそうな新しい勢力になっていることに遅まきながら気づいた感じがする。


少年少女信仰偉人伝〈20〉内村鑑三 (1982年) (豊かな人生文庫)
少年少女信仰偉人伝〈20〉内村鑑三 (1982年) (豊かな人生文庫)

5つ星のうち 5.0 内村鑑三は大震災にどのような発言をしていたか, 2016/4/23
名前はいつごろからか知っていたが、どんな人物なのか、よくは知らない人だった。Eテレビの宗教の番組で年間通して6回くらいで紹介されていたのを数年前に聴いたことがある。長距離通勤の間、ポータブルDVDプレーヤーで聴いたのだ。次は近年、NHKの100分DE名著のシリーズで著書の紹介があった。これである程度、分かったことにしていたが、少年少女向けの本書でさらに知識を求めてみた。
明治維新がいかに多くの傑出した人物たちを輩出したビッグバンであったかがつくづく感じたことがまずあった。
内村鑑三もビッグバンによって誕生した輝ける星々の一つであった。そして明治維新以後のビッグバンの基礎を築いたのが江戸時代に醸造されていた武士道だったことも分かるようになった。

内村はキリスト教かぶれではなかった。武士道を始めとした日本的精神を発展させるべく取り組んだ人物だった。しかも物理学も探求した人物だった。安っぽいスピリチュアルはそれらによって避けられた。
徳富蘇峰や福沢諭吉の御用、あるいは商用ナショナリズムをキリスト教の精神から批判したというのも尊敬できる。もっともこれから機会があれば福沢諭吉の著書も読み学びたいと思っているので、内村が批判したから私も福沢を排斥するということではないが、気持ちは分かった。
田中正造との出会いも、今後の読書を示唆してくれた。
そして、関東大震災について、キリスト教徒しての彼の発言が注目される。残念ながら、評伝であり、筆者(重平友美)の配慮があるだろうから、本書に書かれたとおりではないかもしれない。少なくともキリスト教的観点で述べられているわけだが、ちょっと簡明な表現ではなかった。

神はソドムを滅ぼしたことが挙げられている。それでは災害地の人々は退廃しきった住民ということになるのか?
「東京がソドムの町ほど悪をおこなったわけではないにしても、それに似たような罪をおかしています。」
この一文だけだと、私にはとても受け入れがたい表現だ。
しかし世論が大震災のことを「天罰だ」とか「試練だ」ということを批判している。

「天罰」も「試練」も信仰や罪の意識がないところで語っても虚しいという。神への信仰や神の愛がないところでそれを語ってはいけない、ということだろう。
ただ「神の警告」としては受けとめてほしい、とはいっている。それから、あとは被災者たちを「傷をつつみ、罪のゆるしと慰めを求めるときです」と語っている。
 原罪を認識しているキリスト教徒なら「天罰」とも「試練」とも受け止められる力があるが、一般人にそれをいうのは残酷である。無辜の民には、愛を持ってひたすら慰めるべきだ、ということをいっているのだろう。

実際、災害を被り避難している人たちに「おまえたちは信仰もなく退廃した暮らしをしているから神様に懲らしめられたのだ」などといったら、もしわたしがそういわれたら「ああそうですか、はい、さよなら」というだろう。

病気している時でも同じだろう。「信仰心がないから病気になるのだ。わたしなど神仏の力が守ってくださるので風邪一つひいたことがない」といわれたら「はい、さよなら」だ。あまりの傲慢さ、無理解さを感じるだけで、そんな宗教は「さよなら」だ。

わたしたちがやるべきことは、今後に備えること、そして、心を落ち着けることだ。脅迫するような者がいたら、それは強盗と同じだ。


ハート・ロッカー [DVD]
ハート・ロッカー [DVD]
DVD ~ ジェレミー・レナー
出品者:オンラインレコード兵庫店 年中無休24時間営業中
価格: ¥ 3,136

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5つ星のうち 5.0 心を鎖ざした人間, 2016/4/17
レビュー対象商品: ハート・ロッカー [DVD] (DVD)
危険物処理隊というのだろうか、仕掛けられた爆弾を解除する部隊の心を描いた映画。舞台はイラク・バグダッド。1年間勤務して短い休暇を得て、再び戦場に復帰する。
銃撃戦は人殺しで辛いところがあるが、爆弾処理は人命を救助するということで少しは明るいかなと思われたが、甘かった。ここもすこぶるキツイ。
手持ちのカメラでワークしているようで、臨場感が漂う出だし。活動の外側を淡々と描写していて、それはそれで終わってもいいかと思うが、ベッカムと名乗るDVD売りの少年が消えてから次第に内面描写へと迫っていく。発見した少年は虫の息で、体内には爆弾が埋め込まれる手術を受けていたところだった。
ここまで観て「おや?ヘンな人道主義映画になったのかな」と危ぶまれた。しかし、少年と親しんでいた兵士が個人的に正義心をエキサイトした、納得のいく進展だった。
やがて、仲間を傷つけてしまうというところまで暴走し、どんどんと内面葛藤の深みに引き込まれていく。
ドンパチをやらない部隊の全体的には地味な映画ながらも、スリリングな銃撃戦はあり、そして解除しきれない人間爆弾の炸裂という場面があり、それなりにエンターテイメントとしての見せ場を作っている。

英語は得意ではないが「ハートロッカー」とは「心を鎖ざした人間」ということだろうか? そのような登場人物はいなかったが、鎖ざしてしまいたくなるような任務である。アラブの人たちも、アメリカ軍からすれば「ハートロッカー」かもしれない。


だいじょうぶ―さく子の保育語録集
だいじょうぶ―さく子の保育語録集
井上 さく子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,500

5つ星のうち 5.0 保育の論語のようなものだ, 2016/4/10
学者がわずかな現場体験とあとは知識による推論の構築といったことと対極にある。小中高の現場の先生たちの取り組みと同様、生きものを扱っている人の体験の集積と結論、そして超越、それが本書だ。現場にいて、何度も読み返す書物である。
イラストや詩を書くというマルチタレントでもあるという。
忙しい保育園の現場にいてどうしてそのようなことができるのか、自分の生き方を猛省するしかない。

「語録」と銘打ってあるとおり、忙しい現場でも目を通し留意することができる。パラパラとページをめくって、タイトルを見ればいい。それだけでもいいし、もう少し知りたいと思うとき本文を読めばいい。それも全文でなくて数行だけでもいいと思う。
著者のメッセージはタイトルとなっている語録からだいたい意が酌める。
保育の論語のようなものだ。座右の書となるべきものだ。


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