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とおのとほさんが書き込んだレビュー (山形県東置賜郡)

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ゼロ・グラビティ [DVD]
ゼロ・グラビティ [DVD]
DVD ~ サンドラ・ブロック
価格: ¥ 927

5つ星のうち 5.0 時間つぶしな映画っていっちゃうと怒られるかナー, 2016/4/30
レビュー対象商品: ゼロ・グラビティ [DVD] (DVD)
酸素ゼロ、重力ゼロの世界。人間はまだ地球からそう遠くないところまでしか行けないのだが、そこは十分に死の世界である。

宇宙ステーションの外で修理作業中、ゴミとなった人工衛星の処分にミサイルを使ったロシア。粉々に砕けた破片群が猛スピードで地球をスゴイ速さで周回を始めた。作業中のストーン博士が宇宙に吹き飛ばされてしまった。コワルスキー中尉が救助に向かう。
ストーン博士はいかにして地球に戻れるか、これだけの話だが、なかなか緊張感が漲るようにできている。ただ、女性なのだがストーン博士はとってもブキッチョにしか見えなくて、まだるっこく、いら立つところもある。そのわざとらしい仕草によって窮地に陥っていくものだから、バカヤローといって止めてもよさそうなのだが、そうはならない。すぐに見せ場が現れて目をひきつけられてしまうのだ。何か哲学が表現されていたかというと、どうかな? とりあえず、よくぞ無重力状態を表現できたものだ感心した、という映画だった。
もちろん地球に帰還できて、両足で大地を踏みしめるシーンは感動的ではあろうが、例えば何年間も屈辱に耐えて、ようやっと刑務所を脱獄したぞー、というような大感動ではなかったなー。

窮地を脱出するために、ロシアのステーション、そして中国のステーションを渡ったのだが、不満だなー。それが現実的なのかもしれないが、日本はないのか? たとえフィクションといえども、日本はないのか?


8 Mile [DVD]
8 Mile [DVD]
DVD ~ エミネム
価格: ¥ 927

5つ星のうち 5.0 俺たちの聖域から8マイル離れて動けよ、ということなのか・・・?, 2016/4/30
レビュー対象商品: 8 Mile [DVD] (DVD)
「詩のボクシング」という詩の朗読で優劣を競うのを、アメリカから持ち帰った人がいて、日本でも盛り上がったことがある。
ディベートを日本の教育にも取り込んで、論理的思考を身につけさせようという文科省の狙いにもどこか近かったからか、取り組んだ学校や地域があった。
テレビでも「言い合う」スタイルをバラエティー番組としておもしろく作るなどして、いろんな形で盛り上がった時期があった。
アメリカはなんでも対決するのが好きなんだなぁー。日本では結局、定着しなかったような気がする。だって、テレビでは見かけなくなったもん。
でも、対決して勝ち組、負け犬という白黒つけるのは、とっても厳しくて人生を生き抜くうえで大切な要素なのかなーと、この映画を観て思っちゃいました。

日本のかつて隆盛を極めていた演歌の世界では、売り出そうとする歌手について伝説を付与させていた時代があった。貧しく苦労の連続、それなのに耐えない不幸・・・それでもがんばって歌手としてデビューしました。みなさん、応援をお願いします・・・。・・・この「8マイル」もこの演歌の世界と似たような感じがする。

白人でもプアな人々がいる。黒人でもリッチな人々がいる。もう、それは常識で当たり前なこと。でも、頭では分かっているが、なかなか感覚としては身にしみこんでいない、そういう過渡期のような時代があったのではないだろうか。
「貧乏で差別されてやっと生きている黒人たち」このような人たちの人生からいろんな文化が奇跡のように誕生してきた。ブルース、ジャズ、ヒップホップ。これぐらいしかぼくには思いつかないが、そんな一つとしてラップも浮上してきた。詩人ボクサーモハメッド・アリが発祥だといわれており、映画でも彼の「チョウのように舞い、ハチのように射す」という文言が登場している。そんな黒人文化のど真ん中に、主人公にして本人エミネムが白人ラッパーとして台頭する。

演歌の伝説作りと同じく、じつに情けない家庭環境。それがたっぷりと映画では見せ付けている。そして、ラップ対決の決勝戦。これまでつもりに積もっていた情けないネタがいっきに噴出す。対戦相手の黒人は一言も反撃できず、つまり納得したということだが、その相手の善良なる部分も勝敗に関わるという、一種気持ちのいい対戦形式のようだが、勝つというのは、ムチャな腕力勝負ということではなく、勝つというのは支持者(共感者)が増えていくというステキな競技のようだとだんだん分かってくる、というのも映画の感動の要素の一つのようで、ぼくなどはあまりの素晴らしい映画で、涙を流してエンドロールを迎えてしまった。
自分もがんばらなくちゃ、という思いを抱かせてくれるいい映画だった。


スターリングラード  史上最大の市街戦 [DVD]
スターリングラード 史上最大の市街戦 [DVD]
DVD ~ トーマス・クレッチマン
出品者:Prime Center
価格: ¥ 1,720

5つ星のうち 5.0 ガンダムのシャーのヘルメットがここに!, 2016/4/24
冒頭、2011.3.11の被災地が場面。カナダの国旗が目にとまるようになっていて、国際支援の一環であることを示している。
ロシアの救援隊は瓦礫の中に閉じ込められた少女と何とか会話をして落ち着かせる。
そして1942年のスターリングラードの市街戦の場面に転じる。
救援隊の隊長のような人物の両親の出会いの物語が始まったのだ。語り手には3.11の災害が戦場へと連想していったのだろう。

日本の災害地を復元した場面はなんだか日本らしくなく、連想の違和感がないようなヨーロッパ風である。日本のレスキューや自衛隊のヘルメットの形が日本人からするとかなり違う。どこかで観た事のある形だなーと記憶を探って思い当たったのは「ガンダム」のシャーたちの被っていたヘルメットだ。ちょっとだけ笑わせてもらった。日本のアニメの影響を思うと、冷笑ではなく、ほほえましい笑いだ。日本人だって、海外の容姿を描くとこんなことになるだろうし。

さて、粘っこいロシアの戦場映画だ。さぞかし飽きる時が来るだろうと、かつてのソ連映画から抜けきらない感覚で観始めると、全然飽きが来ない工夫がしてあった。ハリウッド映画ばかりで飽きていたレンタル人種にはありがたい。ハリウッドとは一味違うところがとても新鮮で嬉しい。
現代ロシア人は現代ドイツに敬意を払って、ナチスをあまりひどくは描かないのだろうか? 中国は旧日本軍をコミカルなほど程度を低く描いているそうだが、それも外交が影響しているということなのだろうなあ。
この映画は、愛嬌味のある庶民的なソ連兵たちと救出したロシア美少女と品性のよいドイツ将校と恋愛関係になったロシア美女というユニットの対比で進む。

舞台はスターリングラード市街地。ソ連兵の立てこもる建物の後ろはヴォルガ川。ドイツ軍はその攻略に手を焼いているという設定。

ソ連軍、ドイツ軍それぞれの魅力とひどいところがなんだが平等に描かれているような気がした。ハリウッドからすると少し大人なんじゃないの?

イタリア映画、フランス映画、ドイツ映画、イギリス映画、ポーランド映画、インド映画、オーストラリア映画、台湾映画、中国映画、韓国映画ときて、社会主義的リアリズムから抜け出したロシア映画がいまハリウッドに対抗しそうな新しい勢力になっていることに遅まきながら気づいた感じがする。


少年少女信仰偉人伝〈20〉内村鑑三 (1982年) (豊かな人生文庫)
少年少女信仰偉人伝〈20〉内村鑑三 (1982年) (豊かな人生文庫)

5つ星のうち 5.0 内村鑑三は大震災にどのような発言をしていたか, 2016/4/23
名前はいつごろからか知っていたが、どんな人物なのか、よくは知らない人だった。Eテレビの宗教の番組で年間通して6回くらいで紹介されていたのを数年前に聴いたことがある。長距離通勤の間、ポータブルDVDプレーヤーで聴いたのだ。次は近年、NHKの100分DE名著のシリーズで著書の紹介があった。これである程度、分かったことにしていたが、少年少女向けの本書でさらに知識を求めてみた。
明治維新がいかに多くの傑出した人物たちを輩出したビッグバンであったかがつくづく感じたことがまずあった。
内村鑑三もビッグバンによって誕生した輝ける星々の一つであった。そして明治維新以後のビッグバンの基礎を築いたのが江戸時代に醸造されていた武士道だったことも分かるようになった。

内村はキリスト教かぶれではなかった。武士道を始めとした日本的精神を発展させるべく取り組んだ人物だった。しかも物理学も探求した人物だった。安っぽいスピリチュアルはそれらによって避けられた。
徳富蘇峰や福沢諭吉の御用、あるいは商用ナショナリズムをキリスト教の精神から批判したというのも尊敬できる。もっともこれから機会があれば福沢諭吉の著書も読み学びたいと思っているので、内村が批判したから私も福沢を排斥するということではないが、気持ちは分かった。
田中正造との出会いも、今後の読書を示唆してくれた。
そして、関東大震災について、キリスト教徒しての彼の発言が注目される。残念ながら、評伝であり、筆者(重平友美)の配慮があるだろうから、本書に書かれたとおりではないかもしれない。少なくともキリスト教的観点で述べられているわけだが、ちょっと簡明な表現ではなかった。

神はソドムを滅ぼしたことが挙げられている。それでは災害地の人々は退廃しきった住民ということになるのか?
「東京がソドムの町ほど悪をおこなったわけではないにしても、それに似たような罪をおかしています。」
この一文だけだと、私にはとても受け入れがたい表現だ。
しかし世論が大震災のことを「天罰だ」とか「試練だ」ということを批判している。

「天罰」も「試練」も信仰や罪の意識がないところで語っても虚しいという。神への信仰や神の愛がないところでそれを語ってはいけない、ということだろう。
ただ「神の警告」としては受けとめてほしい、とはいっている。それから、あとは被災者たちを「傷をつつみ、罪のゆるしと慰めを求めるときです」と語っている。
 原罪を認識しているキリスト教徒なら「天罰」とも「試練」とも受け止められる力があるが、一般人にそれをいうのは残酷である。無辜の民には、愛を持ってひたすら慰めるべきだ、ということをいっているのだろう。

実際、災害を被り避難している人たちに「おまえたちは信仰もなく退廃した暮らしをしているから神様に懲らしめられたのだ」などといったら、もしわたしがそういわれたら「ああそうですか、はい、さよなら」というだろう。

病気している時でも同じだろう。「信仰心がないから病気になるのだ。わたしなど神仏の力が守ってくださるので風邪一つひいたことがない」といわれたら「はい、さよなら」だ。あまりの傲慢さ、無理解さを感じるだけで、そんな宗教は「さよなら」だ。

わたしたちがやるべきことは、今後に備えること、そして、心を落ち着けることだ。脅迫するような者がいたら、それは強盗と同じだ。


ハート・ロッカー [DVD]
ハート・ロッカー [DVD]
DVD ~ ジェレミー・レナー
出品者:【大幅値下げ商品多数!期間限定GWセール開催中!5/8まで!!】★Remedia OUTLET★
価格: ¥ 3,073

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 心を鎖ざした人間, 2016/4/17
レビュー対象商品: ハート・ロッカー [DVD] (DVD)
危険物処理隊というのだろうか、仕掛けられた爆弾を解除する部隊の心を描いた映画。舞台はイラク・バグダッド。1年間勤務し

て短い休暇を得て、再び戦場に復帰する。
銃撃戦は人殺しで辛いところがあるが、爆弾処理は人命を救助するということで少しは明るいかなと思われたが、甘かった。こ

こもすこぶるキツイ。
手持ちのカメラでワークしているようで、臨場感が漂う出だし。活動の外側を淡々と描写していて、それはそれで終わってもい

いかと思うが、ベッカムと名乗るDVD売りの少年が消えてから次第に内面描写へと迫っていく。発見した少年は虫の息で、体内に

は爆弾が埋め込まれる手術を受けていたところだった。
ここまで観て「おや?ヘンな人道主義映画になったのかな」と危ぶまれた。しかし、少年と親しんでいた兵士が個人的に正義心

をエキサイトした、納得のいく進展だった。
やがて、仲間を傷つけてしまうというところまで暴走し、どんどんと内面葛藤の深みに引き込まれていく。
ドンパチをやらない部隊の全体的には地味な映画ながらも、スリリングな銃撃戦はあり、そして解除しきれない人間爆弾の炸裂

という場面があり、それなりにエンターテイメントとしての見せ場を作っている。

英語は得意ではないが「ハートロッカー」とは「心を鎖ざした人間」ということだろうか? そのような登場人物はいなかった

が、鎖ざしてしまいたくなるような任務である。アラブの人たちも、アメリカ軍からすれば「ハートロッカー」かもしれない。


だいじょうぶ―さく子の保育語録集
だいじょうぶ―さく子の保育語録集
井上 さく子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,500

5つ星のうち 5.0 保育の論語のようなものだ, 2016/4/10
学者がわずかな現場体験とあとは知識による推論の構築といったことと対極にある。小中高の現場の先生たちの取り組みと同様、生きものを扱っている人の体験の集積と結論、そして超越、それが本書だ。現場にいて、何度も読み返す書物である。
イラストや詩を書くというマルチタレントでもあるという。
忙しい保育園の現場にいてどうしてそのようなことができるのか、自分の生き方を猛省するしかない。

「語録」と銘打ってあるとおり、忙しい現場でも目を通し留意することができる。パラパラとページをめくって、タイトルを見ればいい。それだけでもいいし、もう少し知りたいと思うとき本文を読めばいい。それも全文でなくて数行だけでもいいと思う。
著者のメッセージはタイトルとなっている語録からだいたい意が酌める。
保育の論語のようなものだ。座右の書となるべきものだ。


わが愛の譜 滝廉太郎物語 [DVD]
わが愛の譜 滝廉太郎物語 [DVD]
DVD ~ 風間トオル
価格: ¥ 3,759

5つ星のうち 5.0 音楽の近代化のために果たした滝廉太郎という天才の犠牲は尊い, 2016/4/4
ゲームをすると、いらぬところが疲れる。将棋盤を広げて駒を動かすよりも、場所を取らず、再現もできるので便利だが、なにか体のどこかが疲れる。目と目を通した神経が疲れる。
近年の映画も精密だが、見ていると身体のどこかが疲れる。目に飛び込んでくる情報が受け入れるキャパを超えているのだと思う。

「青春の譜」は身体に優しい映画だった。DVDで見たからデジタルだったのだが元々がアナログであるため、その分、情報量は少なかったと思う。そして描写された映像もCGなど画像加工がなくすごく身体に優しいのだ。いや、そんなことばかりでなく明治の日本の描写がとても落ち着くのだ。もっとも、当時の人たちは急速に欧化された建築風景などにはとても落ち着かなかっただろう。また畳の生活風景がひとしお身にしみる。

そんな風景を背にして、登場人物たちはドラマを演じるのだが、立身出世の明治の気風が嫌味のない程度に流れていて、それも自分の祖父母のことが思い出されて懐かしい。近年まで、日本人はお国のために働いたのだ。

滝廉太郎は国から期待された重責に倒れたという一言があった。その一言を耳に留めていなければ、才能ある若い音楽家男女の恋愛物語だ。しかし、その一言をいったん耳にすると本画は確かに、留学先のドイツの文化と音楽に圧倒されて、日本的な音楽をヒットさせるものの、どうしようもない歴史的体積に叶わなかったというようにも受け取れる映画だった。

ほんの一週間前に、バリトンの「荒城の月」を拝聴したばかりだ。背筋の伸びるような「荒城の月」、それが近代日本の精神だと感動した。この曲がドイツのクラシック音楽にどこまで迫れるかなどという悩みは無用に思われる。独立して名曲である。
しかし先達の、このような格闘があったがために私のような一般人までが自信を持てるようになったものだ。やはり、滝廉太郎という天才の犠牲は尊い。

ちなみに、現在、貧乏体験で笑いを取っている風間トオルだが、映画出演のころは、その体験がとっても清廉なオーラを醸し出していて、グッドキャスティングだったと思う。

牛肉鍋屋で、よそのおっさんたちが俗歌を囃そうとして、滝の仲間が「そんなものは音楽じゃない!やめろ」と叫んだシーンは、当時の限界だと思ってみんな許してやらねばならない。 キリスト教だって、つい近年まで高尚な宗教をぶって、他の宗教を俗悪なものと見做していた風潮があった。みんな過渡期だったのだ。


ティファニーで朝食を アニバーサリー・エディション [DVD]
ティファニーで朝食を アニバーサリー・エディション [DVD]
DVD ~ オードリー・ヘプバーン
価格: ¥ 927

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 食べるところのないはずのティファニーでほんとうに朝食を食べていた, 2016/3/30
オードリー・ヘップバーン・・1929年生れの彼女と私では20数年の開きがあるが、憧れることには何の障壁にもならない。それなのに、何度も見たはずだが、本映画の内容をあまり覚えていない。・・・ということでまたまた見直した。覚えていたのはユニオシという日本人を滑稽に描いた場面だけだった。
この度知ったことがたくさんあって自分でも驚いた。
このユニオシ(クニヨシとかいう名が変形したものなのか)という「日本人」はまったく日本人の血統はなく、背の低いヨーロッパ系の男優が演じていた。よくぞ日本人の特徴を体得して演じたものだ。
他に、ティファニーはパリにあるのではなく、ニューヨークにあったということ。ずっとパリを舞台にした話だと思い込んでいた。ティファニーという宝飾店もフランスに拠点を置くお店だとばかり思っていた。
映画のタイトルを見るとまるでティファニーにレストランがあるかのようであり、ずっと、映画ではティファニーで食事ができるように設定したのだろうとばかり思い込んでいた。
本映画を紹介する写真を見ると、オードリーの扮するホリー・ゴライトリーがゴージャスな装いをしているところからそのような憶測が固着したのだろう。ところが映画を見ると、そんなセレブの世界の話ではなかった。この映画がどうして世界中の人々に愛されたのか、そのわけに繋がるものだった。今回やっと本映画の魅力を知ることができたといえる。
朝まだき、タクシーがニューヨーク五番街のティファニーの前で停車する。そして写真では見慣れたパーティードレスを着たホリーが降りてショーウインドウの前に立つ。紙袋からクロワッサンのようなパンを取り出し口にくわえ、ふた付きのコーヒーを出す。ガラスを隔てた宝飾類を見ながら食事が始まる。この冒頭の場面が映画のタイトルになったのだ。
豪華にして高価な宝石を見ると落ち着くというホリー。彼女はじつは田舎から家出して来た貧乏娘なのだ。大勢のアメリカ人が抱いているのと同様、彼女なりにセレブになりたいという夢を抱いているのだ。
辛くなると宝石を眺め勇気を得る。彼女はセレブどころか娼婦だった。「化粧室で50ドル」なんという情けない娘だ。
この娘と同じアパートにヘンな日本人も住んでいるが、カッコいい男性もいた。ポール・バージャック。駆け出しの小説家。しかし彼にもスポンサーがいた。高名な装飾デザイナーの夫人だ。二人ともどこか惨めだ。その二人が清純な愛に生きようとするが、相手を思うがゆえに行き違いが出てくる・・・。

原作者がトルーマン・カポーティだった。このこともこの度、初めて気づいたことだ。一冊も読んだことはないが、彼自身が映画のモデルなるなど波乱に満ちた人生を歩んだ人なのだろう、名前だけは知っている。

優れたキャスト、スタッフが集結して、生まれるべくして生まれた名作だったようだ。


ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火 [DVD]
ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火 [DVD]
DVD ~ アレクセイ・ヴェルトコフ
価格: ¥ 5,031

5つ星のうち 5.0 ハリウッドとは一味違う大人の味わいさえ感じられた, 2016/3/23
戦車が小さい頃から好きでプラ模など作っていた。男の中には戦車が好きな人は少なくなくいるだろう。ミリタリーオタクとまではいかなくても、こんもり盛り上がっていた

り、平べったいかたまりの装甲自走車。細くて短いのも愛嬌が感じられるが、太くて長い砲身にはカッコよさが感じられる。戦艦どうしが巨砲を射撃しあうのも胸がすくが、

このたび戦車どうしが対戦するという。
「パットン戦車団」のように集団で戦闘したり、別の映画になるが、バズーカ砲でやられる悪者だったり、旧日本軍では情けないほどの軽戦車がときおり見かけるだけで、戦

車のタイマンで真っ向勝負、というのは見たことがない。島国日本には軍艦がふさわしいように、戦車はやはり大陸の国どうしの戦いにこそふさわしい。

おもしろくなかったらすぐにやめようと最初から決めてかかってプレーヤーに挿入した。ハリウッドの映画だと思っていたら、ロシアの映画だった。ソ連時代の映画は忍耐が

必要で、リアリズムとやらでやたら長いが抑揚がない、あるいはタルコフスキーのように難解なものしか思い浮かばないので、たぶん眠くなるだろうな、と変な期待をした。
ところが、息つくひまも与えられず、いっきに最後まで見させられてしまった。ロシア映画は進化していたのだ。

人の内面が描けている。ただのドンパチ映画ではなかった。かといってかったるい説教映画でもなかった。ソ連の軍服やナチスの軍服を着ているが、またヒトラーまで登場す

るが、これまで見た映画とは一線を画した、まるで違うテイストが感じられる。
フェドトフ少佐などは超常現象を受け入れるかどうかでしばらく心が葛藤している様子を演じている。そんなところから違いを感じはじめた。

九死に一生を得た戦車操縦員のイワン・ナイジョノフ軍曹は戦車の神様が憑依した超内面まで描かれている。
敵役に登場したのがナチスの精神の勝利を体現した、やはり神であるホワイトタイガー。それもまた擬人的に、いや擬神的に表現されている。神出鬼没・・・この四字熟語がその

ままに描写されている。容姿もぶ厚い装甲に覆われた巨神のごとし。
対するロシアの戦車もT型戦車の改良車。
ドイツのソ連侵攻が失敗し敗走のただ中。ナチスの神が勝つか、ロシアの神が勝つか、まるでそんな一騎打ちが始まる。ホワイトタイガーの登場にはワーグナーの「タンホイ

ザー(「ニーベルングの指環」)」が奏でられ、まさに神聖祭典劇の趣だ。

これだけ敵を神聖に描いたのはなぜか。最後でヒトラーが炉辺談話することには、ナチズムは人類の本能的にして普遍的な意志であるという。対するソ連兵の神はどのような

ものか。戦車の神というから「もののけ」か? 国どうしの戦いの結果は、ドイツの無条件降伏だが、戦車の戦いは・・・。
ロシア人の監督の割にはナチス戦車を持ち上げすぎている感じがする。ハリウッドとは一味違う大人の味わいさえ感じられた。


ブリッツクリーグ ナチスドイツ 電撃戦の全貌 ソ連への攻撃 [DVD]
ブリッツクリーグ ナチスドイツ 電撃戦の全貌 ソ連への攻撃 [DVD]
DVD ~ ドキュメンタリー

5つ星のうち 5.0 宇宙ともいえるロシアの大地に電撃侵攻作戦は歯がたたなかった, 2016/3/23
ドイツの電撃侵攻作戦は広々としたロシアの大地をよく走り、文字通り破竹の勢い。やはりヒトラー神話のさらなる確認となるのか、と思われた。しかし、広すぎた。あまり

にも広すぎた。ドイツ軍はドロに足を取られ、ナポレオンのごとく冬将軍の前に完璧に敗退。ロシアは宇宙といえるような大自然に守られた国だったのだ。電撃侵攻作戦がな

んと小手先の戦術に見えてしまうことか。ドイツはノルマンディー上陸作戦以前にもはや抵抗力は激減していたといって過言ではないだろう。

ヨーロッパからすれば東の果てにある二大超大国ロシアと中国。人類文明の源泉ともいえるが、荒々しさも兼ね備わっている。西ヨーロッパでは武力の強いドイツもユーラシ

ア全体では小国である。
荒々しい超大国の彼方にはしかし上品な、太陽の昇る神の国がある。その国は精神の崇高さによって国民は秩序正しく生活を営んでいる。荒々しい二大大国はその精神性の高

さには到底頭が上がらない・・・日本の行く末はせめてこのようであって欲しいものだなあ・・・。


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