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YUKIさんが書き込んだレビュー

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TYPE‐MOON 10th Anniversary Phantasm
TYPE‐MOON 10th Anniversary Phantasm
角川書店著
エディション: 単行本
価格: ¥ 2,940

44 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 既出の内容も多いけど、フルコンプしてない人にはお得かも, 2012/8/11
10周年を記念して発売されたTYPE-MOONのお祭りファンブック。
インタビューはほとんどが『TYPE-MOONエース』に記載されていたものだし、
イラストも既出のものばかり。

ただし、Fesで発表された人気投票の結果やコメントがあったり、
毎年恒例のエイプリールネタや特典DVDのMOVIEに出たキャラの立ち絵や一枚絵が載っていたりと
エイプリル企画を見逃したファンやTMエースをフルコンプしていないファンには、
ちょっとお得な情報が記載されている。
あと、特筆すべきは奈須氏&武内氏による『Fate/Prototype』PVコメンタリーかな?

10周年記念というよりもTMエース別冊保存版といった趣きのこの本。
お値段も高いし、TMエースを1冊目から所持しているファンには不要だが、
「型月ものなら何でも集めたい!」「人気投票の結果を詳しく知りたい!!」という方々にはおススメ。

そして、個人的余談だが…桜!人気投票上位ランクイン、おめでとう!!

Fate/Prototype Tribute Phantasm (角川コミックス)
Fate/Prototype Tribute Phantasm (角川コミックス)
TYPE-MOON著
エディション: コミック
価格: ¥ 924

11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 PVだけで終わると思ってただけに嬉しいサプライズ!, 2012/8/11
昨年『カーニバル・ファンタズム』の特典映像としてTYPE-MOONファンを狂喜乱舞させた
『Fate/Prototype』が、まさかまさかの書籍化!
奈須氏も武内氏もこの作品の今後の展開は考えてないと言ってたので、
正直PVだけで終わってしまうものと思っていただけに、これは嬉しいサプライズ!

ただ、設定資料は『カーニバル・ファンタズム』の特典冊子にほんの少しつけ足しをしてるだけで
真新しい情報はあまりない。(令呪の詳細な位置のイラストが載ってたのは良かったけど)
スタジオラルケの設定資料とかも、もっと詳しく載せても良かったのでは。

奈須氏と武内氏の対談も面白かったが、
どうせなら同日発売の『TYPE-MOON 10th Anniversary Phantasm』に掲載のPVコメンタリーを
こっちの本に移して、更にボリュームたっぷりにやってくれてもー…と思ってしまう。
まあ、贅沢だとは分かってるんだけれども。

いろいろ物足りない部分はありつつも、PVの内容を思い出してニヤニヤしたり、
琴線に触れたアンソロがいくつかあったりと、それなりに満足したので星4つ。
自分はCPの特典の方を保存用に、こっちを閲覧用にしてしばらく楽しむつもり。
できればこのまま終わらず、次なる展開を見せてくれることを切実に願う!!

無限のリヴァイアス Vol.9 [DVD]
無限のリヴァイアス Vol.9 [DVD]
DVD ~ 白鳥哲
価格: ¥ 5,120

5つ星のうち 4.0 リアルな人間関係と感情の描写が卓越したSFアニメ, 2012/8/4
自分が谷口悟朗にはまるきっかけになったアニメ。
『スクライド』『ガン×ソード』『コードギアス』など、
氏の手がけた作品は多々あるものの、どれが一番面白かったかと問われれば、
真っ先に挙げるのがコレ。

制作がサンライズなので戦艦やロボットによる戦闘シーンもあるが、
この『リヴァイアス』の見どころは、なんと言っても人間の生々しい感情描写である。
大人がいない戦艦という無秩序な世界に押し込められた子供達の戸惑い、嘆き、欲望――。
ありとあらゆる感情が交錯し、そして、引き起こされる諍いや暴力、殺人……。
これまでお気楽なアニメしか見たことのなかった私を震撼させた作品で、
18〜19話の鬱展開は、今でも忘れられない衝撃。
今年故あって1巻を見直したら、もう一度最後まで見ずにはいられなかった。

放映当時は、全身メタルパープルのネーヤ@佐久間レイが可愛くて好きだったが、
今は素手で人を殺せるヤンデレ・ファイナ様の狂気がたまらない。
普段は絶対に聞けない、愛河里花子のしとやかお嬢様ボイスにも痺れまくり。

妖狐×僕SS(7) (ガンガンコミックスJOKER)
妖狐×僕SS(7) (ガンガンコミックスJOKER)
藤原 ここあ著
エディション: コミック
価格: ¥ 440

9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 明かされる意外な事実、そして終章への序曲・・・, 2012/8/4
23年後も健在の犬神命の登場で、なにやら不安な雲行きを見せてきた「いぬぼく」の第7巻。
いろいろ暗躍してるかと思いきや、あの渡狸と仲良く(?)したりと意外な一面を見せる。

それ以外にも、実は双熾に○○○○○がなかったり、渡狸が○○○○を聞いてしまったりと、
今まで以上にハラハラする展開になってきた。これが吉と出るか凶と出るか、次巻も見ものだ。

全体的に殺伐とした空気が漂う中、凛々蝶様と連勝の関係は我々に癒しをくれる。
当初は兄妹のようだったけど、今ではまるで親子のよう。
前の関係も今の関係もどちらも良くて、甲乙付けがたい。

連勝といえば、野ばらさんとの関係も見逃せない。
恋人同士でもない、守り守られるだけの関係でもない、前世から全く変わっていないあの雰囲気。
ホントいいなー。

緑ヶ丘小学校大運動会
緑ヶ丘小学校大運動会
森谷 明子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,680

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 「運動会」であることに意味はあったのだろうか?, 2012/8/4
レビュー対象商品: 緑ヶ丘小学校大運動会 (単行本)
森谷明子お得意の日常のささいな謎を読み解くミステリー。
運動会と謎ときがどう結び付くのかと、ワクワクしながらページを捲ったのだが、
読み進めるうちに「別に運動会を舞台にする必然性ないよなー」と感じた。

恩田陸の『ドミノ』は大勢の登場人物による視点の変化を利用して、
先が読めない展開に仕立てることに成功していたが、
本作ではそれがうまく作用しておらず、 情報過多のよく分からない話になってしまっている。
主人公も小学生なのか、それともその父親なのかハッキリせず、
父子家庭の彼らが抱えるトラウマも物語にあまり活かされていない。
同級生の女の子との恋愛話も正直不要だ。

唯一良かったのは、運動会のプログラムを模した目次ページ。
洒落てて実に面白い。

やっぱり森谷明子は、紫式部シリーズや『七姫幻想』のように、
古典を題材にした作品の方がキレがある。

うた恋い。異聞 うた変。
うた恋い。異聞 うた変。
杉田圭著
エディション: 単行本
価格: ¥ 998

11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 うれしいニヤニヤが止まらないサイドストーリー集, 2012/8/4
まさに抱腹絶倒!
前日譚、後日談、if、その他もろもろのエピソードを詰め込んだ『うた恋い。』のサイドストーリー集。

本編あっての番外編だとは思うものの、 本編よりもずっともっとずば抜けて面白かった。
読んでる最中、ひたすらニヤニヤしっぱなし。
本編の優美な世界観を好んでる人が見たら卒倒するかも知れないけど、
自分は「お笑い?下ネタ?どんとこい!」なタイプなので、非常に楽しく読めた。

特に、本編では悲恋で終わった道雅と当子様のハッピーエンドが見れたのは嬉しかった。
女子高生・当子様の可愛さと健気さはマジ半端ない!!
定家と式子様の出会いを描いたエピソードも良かった。
式子様は本当にお美しくていらっしゃる……。
ああいう方を真のヤマトナデシコというのだろう。

男性陣では意外な面倒見のよさを発揮した業平が株を上げた。
康秀に発破かけたり、陽成院を気遣ったり、ただチャラいだけのイケメンじゃないんだよなー。
至高のツンデレ・高子様に萌えていた彼だが、あながち業平自身もツンデレと言えなくもない。
その他のキャラでは、とことん女性に失礼な行成も可愛かった。
女口説くにも、もうちょっと言い方があるだろうに。そこがいいんだけど。

あと、忘れてはならないのがカバー下のイラスト。
なんと女性登場人物のバストのカップ数が記載されているのだ!
個人的には、綏子様と紫式部のバストサイズにびっくり。
そして高子様、いと哀れなり…。

はっちゃけが好きなら、ファンとして買って損はない一品。
2巻も絶対出してほしい。

トッカン the 3rd: おばけなんてないさ
トッカン the 3rd: おばけなんてないさ
高殿 円著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,680

5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 今日も今日とて、ぐー子は(物理的にも)体当たり, 2012/8/2
ドラマも放映中の絶好調税務署お仕事エンタメ第3弾。

今回も、ぐー子と鏡が不埒な滞納者をバッタバッタとなぎ倒すところが痛快だが、
ぐー子のうっかりで鏡の地元である栃木に行くことになったり、
前回から伏線張っていた美人元嫁とはち合わせたり、
鏡の同級生であるキングスライム(※注:人間です)が跋扈していたりと、
徐々に鏡のプライベートに踏み込む内容になっていて、ますます盛り上がりを見せている。
あと、机の上を助走して滞納者にフライングボディアタックきめる(もちろん色々丸見え)
ぐー子の暴走は必読。

残念だったのは、いろんな滞納案件を前後させながら展開してゆくので、
若干内容が散漫になってしまったこと。
霊感商法、産業廃棄物の違法運搬、生活保護の不正受給――
三つもの案件を並行させてしまったがために、
メインであるはずの霊感商法のエピソードが霞んでしまった感は否めない。

更に、もったいないなと思ったのが、単行本加筆部分の大見謝家のエピソード。
テーマはずっしり重たくて読みごたえはあったし、あの結末も嫌いではなかったのだが、
できればこれ一本で1冊出した方がもっとインパクトがあったかも。

――などとぶつぶつ言ったが、面白さは安定しているので、
続く第4弾も首を長くして待っている。

魍魎の匣 第一巻 [DVD]
魍魎の匣 第一巻 [DVD]
DVD ~ 平田広明
出品者:naoultra
価格: ¥ 2,000

2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 京極夏彦の名作を丁寧かつ繊細に表現した手腕は見事, 2012/7/30
レビュー対象商品: 魍魎の匣 第一巻 [DVD] (DVD)
放送当時は「京極作品にCLAMPのキャラデザ?」とあまりのアニメ臭に加え、
原作との差異ばかりを気にして腰が引けていたものの、
何年か経ってじっくり見返したら、実によくできた作品だったことに気づいた。
あの異様なまでに長い原作をよく13話にまとめたと、正直感心している。

妖怪シリーズの肝である京極堂の蘊蓄は、ともすれば冗漫な説明シーンに陥ってしまうところを、
粋な演出とベテラン声優陣の巧みな演技で視聴者を惹き付けることに成功している。
カットすべき場所は潔く切り捨て、見せ場や名台詞のシーンは最大限に生かした構成は素晴らしい。
京極堂のあの台詞「この世には不思議なことなどなにもないのだよ」が出てきた時には、
思わず痺れてしまった。

見所は多いが、映像になって一番良かったのは、加菜子と頼子の夜の散歩シーン。
神秘的でコケティッシュな加菜子の性格がよく表されていて、
少女達の逢瀬が一層魅惑的なものに仕上がっている。
加菜子役の戸松遥は、まだデビューして一年も経っていない頃だろうに、
その演技の質の高さには、ひたすら脱帽。

扱いづらい原作をうまいこと映像として昇華したしたこの作品。
願わくは、またこのスタッフ陣で他の妖怪シリーズをアニメ化してほしいものである。

華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク(通常版)
華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク(通常版)
価格: ¥ 4,845

2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大正キネマの世界、再び。, 2012/6/6
= 楽しさ:5つ星のうち 5.0 
本編の出来が良かったので、ファンディスクの発売を今か今かと楽しみにしていた『華ヤカ』。
情報屋の有田喜助が攻略対象として昇格していたり、
前作の時から気になっていた玄一郎と7人の妻の物語も見れるなど、
ファンの期待を遥かに上回るサービスには頭が上がらない。
使用人審査の基準が厳しくなっていたのには若干苦戦したが、
お仕事・休日のスキップなどシステム面も改善され、更にプレイがしやすくなっていた。

攻略対象との関係を再度一から築いていく「弍年目モード」、
そのまんま前作の後日談にあたる「後日談モード」、
喜助視点の物語と彼の攻略を楽しめる「情報屋モード」と
シナリオのボリュームは本編にも引けを取らないかもしれない。
特に「弍年目モード」は同じキャラでまるまる別シナリオを書いてるようなもんだ。
展開やシチュエーションなどで前作との差別化を図るのに、さぞ苦労したことだろう。

やはり攻略対象として魅力的なのは、勇や雅といったドS男子たちなのだが、
一番シナリオの出来が良いと思ったのは、隠れ四男である守。
終盤の思わぬ展開に、ちょっとほろりと来てしまった。
宮ノ杜という家風に染まっていない分、彼の言動が一番真っ当に見える。

個人的にはお気に入りである千代子様やヨシ様の若い頃が見れて感無量だし、
本編で恐妻ぶりを発揮していたサナ枝様の可愛らしい一面(しかも女学生姿!)は見れるし、
どこを切り取って見ても、文句なしのファンディスクだ。

贖罪 (ミステリ・フロンティア)
贖罪 (ミステリ・フロンティア)
湊 かなえ著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,470

1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 湊かなえ特有の「毒」が炸裂, 2012/6/6
空気がきれいーーそれ以外これといって特色のない田舎町。
そんな町で一人の少女を襲った悲劇。
悲劇は新たな負の連鎖を呼び、事件に居合わせた四人の少女の運命をも狂わせてゆく。
果たして「償い」をしなければならないのは、誰なのか?
『告白』の黒いカタルシスで衝撃をもたらした湊かなえが送る、果てしない「贖罪」の物語。

内容は端的に言ってしまえば、「身から出た錆」。
いちごやブルーベリーで彩られたきらびやかな表紙に一瞬騙されそうになったが、
後味の悪さでは米澤穂信にも引けを取らない湊かなえ。
本作でも彼女の持ち味である、愚かな子供や無責任な世間に対する「毒」が猛威をふるっており、
文章の端々からにじみ出てくる感情の黒いこと、黒いこと。
ここまで欝展開が続くと、かえって潔ささえ感じてしまうから不思議だ。

ただ、『告白』よりも希望がもてるラストになっているので、読了後の後味は悪くはない。
『告白』にのめり込んだ自分としては、もっと毒っ気があっても一向に構わないのだが。

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