39 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ちょっと坊やは下がっておいで, 2010/11/15
PythonのInstallの仕方が最初に載ってたりするのだが、それに騙されちゃうと痛い目にあう。
この本はそんな初心者向けに書かれた本ではないのだ。この本を読むにはPythonを普通に書けなければならない。
普通に書けて十分と思っていると全然そうでないことを教えてくれる。
append()はコストが高いが、どうしたら安価に最適化できるか?
setuptoolsやbuildoutの具体的用法。どんな時に「クラス」を作るか?
Identityにはどのような名前をつけるか?
コードはどのように管理するのか?プログラムのテストの仕方。
そして、日本語版に追加されたUnicodeの処理法。
Pythonについて書かれた本は多い。ユーザー/プログラマの人数に対して大過剰だと思う。そしてWebで読める情報も多い。本を買わなくてもそれなりの実力があれば、Web上の情報を読みあさればPythonプログラマになれるだろう。
でも、そうして「自己流」Pythonプログラマになった人にも本書は読む価値がある。
むしろそうした人たちに書かれた本なのだ。
真の意味のPython Hacker養成講座である。
文法がわからない人、プログラミングがまだ出来ない人は、もっと優しい本を読んだほうが良い。
「いまさら入門書など読めるか!」と言う気鋭のプログラマに向けた本である。