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値段の価値は…, 2008/11/4
当たり障りのない内容。
ネット上の就職・転職サイトなんかの特集やQ&Aコーナーに掲載されているような内容だが、冊子化されたことで一覧性に富むところが魅力。
とはいえ、人材サービス会社の営業が無償提供してくれる冊子に書いてあるような内容を越えるところは無い。
また、内容的にも、「最近読んだ本、雑誌はありますか」「メンター(人生の「師」)とする人がいますか?」などの質問をすることを採用面接のテクニックとして挙げているが、最近はそういった質問を避ける傾向にあるように思える。他に採用の経験・知識の無い人が、初めて採用担当となり、1冊目にこの本を手にして鵜呑みにしたら問題が起こることもあるのでは?と感じた。
(特定の宗教・政治思想が判断できる書籍・人物を挙げられた場合、たとえそれが合否に直接影響がなかったとしても、不採用とした場合に問題が起こってくる可能性が無いとは言えない)
この本の内容をそのまま採用・面接に利用するのではなく、「使用参考にする書籍のひとつ」程度として、消化吸収した立ち居振る舞いをするのには良いと思った。
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夢をかなえるゾウ
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水野 敬也著 エディション: 単行本 |
| 価格: ¥ 1,680 |
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| 在庫状況: 在庫あり |
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20 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
おもしろ小説, 2008/10/28
自己啓発本として読むと、作中で自らガネーシャが評している通り、”ガネーシャが言っていることは本棚に並んでいる他の自己啓発本に書いてあるような内容”でした。
レベルとして(ドラマが残念なことになった)「キッパリ」と同じレベルです。
自己啓発本として「役に立つから読め」とか上司・先輩に薦められたら「自分、どんだけ本を読んだことないん?」あるいは「どんだけ俺のこと本が読んだこと無い人間だとおもってるん?」…というところですが、まだ、この本を薦められる段階の人間だったと反省し、それに気づかせてくれた人に”感謝”…といったところですか。
”自己啓発をテーマにしたおもしろファンタジー小説(ちょっと涙もあるかもよ)”として読めば、ガネーシャのキャラが立っているんで楽しく読めるんではないでしょうか。
高く売れる今のうちに買うか、180円くらいで買えるようになってから読むか…
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20 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なんだこりゃ, 2008/10/8
この本は、巻頭から「中小企業には優秀な人材は応募してきません。誰だって安定して給料のいい会社に行きたいに決まっている。」「優秀な人は大企業か官庁で働く」と言い切っています。
社員は「就職先の選択はカネが全て」と考えていて、自社を「なにも特別な魅力が無い」と考えている会社には向く本かもしれないですね。
世の中には、タテマエとかでなく、社会に貢献する仕事、自分が楽しいと思えるやりがいのある仕事ならば給料だけに関係なく仕事を選択する人はいるはず。
筆者の会社の採用担当者は、中途採用で自分より優秀な人が応募してきたら(自分のポジションが奪われる可能性があるから)採用しないらしいです。
だから社員に採用を任せてはいけない、と言っています。
そこまで採用担当者のレベルが低い会社にもお勧めできる本かもしれません。
優秀すぎる学生が応募してきたら、「優秀すぎる」という理由で不合格にするそうです。
なぜなら「うちの先輩社員が彼を指導しても能力が伸びないから」。
いくら優秀とはいえ、社会経験のない学生に劣る社員しかいない会社って…
また、優秀な社員は、トップが間違ったことをしようとすると異論を唱えるからダメだそうです。
社員一丸となって間違ったことをやって早く結果を出した方がいいらしいです。
頭のいい人は、仕事をするときに頭で考えるからダメだそうです。
なにも考えずに手を動かす社員が良い社員らしいです。
…そんな社員を採用したい会社には良いのかもしれません。
あと、固有名詞が多すぎ。
「○○部の××は〜〜〜」「▲▲課の■■は〜〜〜」と。
社員と内定者には個人情報開示承諾書とやらを書いてもらってるらしいですが、文章能力があれば、そんな固有名詞をださなくとも説得力のある例示ができるのでは?
…と、全体をとおして「なんだ、こりゃ?」だったのですが、私の社会経験の無さのために良書を素直に受け入れられなかったのかもしれません。
筆者の会社における採用の黄金律かもしれませんが、他企業でどれだけ使えるか?
と、思いました。
あるいは、手法等は汎用的なものかもしれませんが、巻頭言を読んで、「いや、むしろ、こんな会社にはしたくない」と思った拒絶反応かもしれません。
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社長が求める課長の仕事力
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長谷川 和廣著 エディション: 単行本(ソフトカバー) |
| 価格: ¥ 1,470 |
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| 在庫状況: 在庫あり |
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6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
(名前負けでは…), 2008/7/15
全体的に、間違ったことは書いていないと思う。
思うが、いくらなんでも、名前負けではないかと思う。
『社長が求める課長の仕事力』、というよりは、
「係長が求める主任の仕事力」…程度なのでは…。
課長になってからこれでは遅すぎるし、
通常、社長は課長にこの程度の内容を求めてなんかいないのが普通ではないか。
この程度ができるのが当然となってから課長に昇進するのであって…。
また、売上アップ、利益アップに関する記述が多く、広くいろんな部門の「課長」に通用しない内容も多い。
後書きとか総論となるものがなく、尻切れトンボで終了、というのも気になった。
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76 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
同業者としては, 2008/6/28
”読者参加型リアルタイムエンターテイメント”をこういう形で書籍化すると、
フィクションとしてでなく「あ〜、プログラマとかSEとかの業界ってこうなのね」と思われて困るんだな。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「浅い。」の一言。, 2008/6/26
「浅い。」の一言。
病院の待ち時間に読むために、病院前のコンビニで購入。
根拠が無い。
端書からして、筆者の体験・実感を以って「真理」と言い切っている。
そもそも、この本は『通勤電車で寝てはいけない!』という書名だったものを、文庫化にあたって『1年で500時間得する通勤時間「超」活用術』という大層なタイトルに変えてしまったのが間違い。
”寝てはいけない”程度のことしか書いていない。
会社近くに住む人はダラダラと時間を過ごし、会社から遠い人ほど読書量が多い、という筆者の経験則に基づく「サラリーマンは職場近くに住んだら、それに甘えてしまって堕落するだけ」という自論。
単に人間性の問題だと思うが。
満員電車で身動きが取れずに移動時間を「移動だけ」のために使うよりは、平行して
自己研鑚や一日の予習をしておくほうが有効だというのはうなづける。
だが、そのために、「始発で座るため」「通勤時間を延ばすため」に遠くに住むことを勧める極端ぶり。
単に時差通勤すれば座れるし、朝、自宅でだって読書はできる。
筆者は通勤時間をコストと考えずに資源と捉えよと説いているが、どうも同時に、家族をコスト…というか、”邪魔者”と捉えている模様。
「子供を砂場で遊ばせて、その延長線上で視界に子供が入るようにすれば読書ができる」「家族とドライブする間は時間を自由に使えないので、仕事の後に気分転換にドライブする」…と暮らしのウラワザを披露しているが、子供とくらい、”ながら”でなく接したら?
また、通勤時間大好き通勤時間最高、なのに、家では一番いい部屋を(家族の苦情があろうとも)書斎にするべき、という主張もなんだかな、と。
そんなに、電車(通勤時間)がすきなら、書斎なんか作らずに終点まで何度も折り返して乗っていればいいのに。
「本」としての完成度も低く、同じような話が何度も出てくる。
筆者は「朝起きて最初に養命酒を飲む」とか、2回も言われてもどうでもいいって。
…とはいえ、最後まで読んで、待ち時間の消化には役立った。
暇つぶし程度に。
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32 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
”アンサーソング”って, 2008/6/21
発売を前に、テレビ・ラジオで流れることも増えてきましたが…
”アンサーソング”
元の曲は間違いなく名曲ですが、聴き手それぞれが、それぞれの経験にあわせて「それぞれの『M』」の世界を作っていたことと思います。
この曲を聴くとあの思い出、あの時代が蘇る、といった感じで。
自分が主人公になりきって、「これは自分の歌!」とか思っている人にもこれまでにあったことがある。しかも、複数人。
ただのカバーなら、上手い・下手、アレンジがどうこう、といった「好き」か「嫌い」かという判断になるところだと思いますが、”アンサーソング”とかいって勝手に(もちろん権利問題ではなく勝手に)世界観を限定する、独自の解釈をする、というのはどうなのか?
一度も原曲を聴いたことのない人に原曲を知ってもらうきっかけになるかもしれない。
あるいは、「あー、やっぱり、元のほうが良いよね」とかいって原曲を聞きなおすきっかけになるかもしれない。
そういった面はあるかもしれないが、『M』に限らず、「名曲」のオリジナルを作った人・権利者は、その曲を大事にしている人を大切にするのなら、”アンサーソング”製作に安易に許可を与えないほうが良いのでは…と思いました。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
けっこうためになる「夢物語」, 2008/6/16
この本は「小説」である。
各章の最後に関連したコラムが掲載される。
”会社社長”による執筆だが、単なる社長の道楽ではなく、それなりに最後まで読ませる内容になっている。
前半の「新卒社員5人採用→4人辞職→採用担当と現場で責任のなすりあい→社内の雰囲気悪化…でも、もともと新卒がやめるには原因があった…それは、『会社に、リーダーに”ビジョン”が無いからだ』…」
なるほど。あるある、当てはまる。
なんとなく会社ができて、なんとなく仕事があるから、なんとなく続いちゃっているんだよねー、って。
それぞれの社員は目標(自分の売上目標)に向かって一生懸命やっているんだけど、方向性がバラバラだったりして、会社としての統一性が無くてなんだこりゃ、と。
さて、小説では、ビジョンが決まった、ビジョンが浸透した、会社が盛り上がってきた…
と、小説が面白くなってきたら…クレドを作ろう、クレド素敵、クレド最高…って話に。
…ビジョンの重要性は腑に落ちた。
でも、「なんでこんなにクレドなの」?
…と思ったら、出版社へのアンケートハガキのほかに、著者経営の会社へのアンケートハガキが同梱されていることから納得。
「クレド製作(浸透)コンサルティングの資料をお送りします」
「無料相談を承っております」
…壮大な広告でした。
著者経営のコンサルティング会社の宣伝媒体でもあるので、最終的にクレドを作ったら会社も社員もバラ色…になっちゃっていますが、前半には多々参考になる点がありました。
クレドを作ればうまくいく(実際は作る過程が重要なのは承知ですが、こんなに理想的に協力的な企業体質になるか、とかいった点で)夢物語である点を踏まえた上で、小さい会社の「初めての人事担当」「初めての新卒教育担当」「始めてのリーダー就任」などの人にお勧めかと。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
388冊のメモリアル, 2008/6/9
1982年に創刊した老舗パソコン誌の、紙媒体での最終号。
パソコン黎明期からのパソコン誌には、『ログイン』の他、『テクノポリス』『ポプコム』『ベーシックマガジン』『コンプティーク』…等ありましたが(同名のほぼ別雑誌になっているものもありますが)また一つの歴史の区切りという感じです。
当時から存続するのは、『I/O』くらいになったのかしら。
この号は、歴代スタッフのコメントや、A6サイズ別冊付録の「ログイン表紙コレクション」など、永年ログインを読んでいた人には、当時の思い出が蘇って来る企画が満載です。
逆に言うとせっかくパソコンの(特にパソコンゲームの)すべてを見てきた雑誌なのに、その辺の貴重な資料の掲載とかはほとんどなく、あくまで「ログイン」のメモリアルでした。
ログイン愛読者だった人におすすめ。
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出逢いの大学
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千葉 智之著 エディション: 単行本(ソフトカバー) |
| 価格: ¥ 1,575 |
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| 在庫状況: 在庫あり |
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32 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
さらっと読める、出会いの講義, 2008/6/3
『出会いの大学』。
通常、表紙には「著者・○○○○ イラスト・××××」などといった風に記載されると思うが、この本は
「講師・千葉智之 落描き・中川ミナ」…という風に記載されている。
これが、確かに、そのとおり。
本文は、講師の口語体で書かれていて、出会いの大学、全50講座あるが、1講座4〜5ページ、1〜2分で読める内容となっている。全体で2時間もあれば十分読めるだろう。
書いてある内容の如何はともかく、講師が言いたいことは頭に入ってくる。
結局、人脈術に近道はなく、一つ一つの出会いを大切にし、自分自身を魅力のある人間にすること、に尽きるわけだが。
個人的には、落描きが「落描き」でなかったら、もっと評価が上がった。
画風・作風・内容の好き嫌いも問題でなく、その挿入方法だ。
大学講義中に描いたノートの落書きをイメージしているのだろうが、落書きが各講義毎に1ページ描かれている。
章末(講義末)だったり、大きさを調節したりすれば良かったのだろうが、せっかくの講師の話の流れが完全に分断されてしまう。
最悪なのは「図2のとおり」とか言っている図がそのせいで別のページに配置されてしまっていることだ。
大学の講義中、近くの席の学生の私語が邪魔でイライラしたのを思い出した。
その私語も当事者には有用なものだったであろうし、この落書きも講師の好みど真ん中のセンスなのだろうが、講義中にこんな落書きをゆるし、容認する講師の講義には、迫力と説得力が欠けてくると感じた。
一期一会的な人脈術を説くなら、講義の”生徒”=読者…にも最善を尽くしてほしい。自分の人脈のイラストレーターの起用を優先するのではなく。
講義の補足となる図説だったり、花を添えるイラストであったりするのではなく、イラストレーターの起用ありきだったのではないか?
イラストの画風・センスは私も好きです。誤解なきよう。
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