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sox "minel"さんが書き込んだレビュー (千葉県)
(VINEメンバー)   

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Alphabetical
Alphabetical
価格: ¥ 1,432

5つ星のうち 4.0 PhoenixのAからZ, 2013/3/21
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Alphabetical (CD)
 フランスはヴェルサイユ出身のインディーオルタナロックバンド、Phoenixの2nd album。
 リリースはAstralwerksから。

 特別な派手さがある訳じゃないし、決して分かり易い音楽ではないのだけれど、酷く惹き付けられて、また聴きたくなる中毒性があります。
 フランスらしいちょっとお洒落でキザな雰囲気と、ダンスミュージックの要素を併せ持つ、スタイリッシュな大人インディーロック。

 「Phoenixの"a"から"z"まで」というタイトル通り、個性豊かな曲達がコンパクトに収められていて、サクサクと気持ち良く聴く事が出来ます。
 1、2曲目の"Everything is everything"と"Run run run"はシングルカットされた名曲で、"Victim of the crime"はファッションブランド"Dior homme"のコレクションに使われています。
 "Dior homme"のHedi Slimaneは、この作品の写真やアートワークも手掛けているんですね。

 PCにて、今作のデモやスタジオでの様子が垣間見れる動画を観る事ができます。

[アドミラル] Admiral WEMBLEY HI QUILT SJAD1215 01 (White/9)
[アドミラル] Admiral WEMBLEY HI QUILT SJAD1215 01 (White/9)
価格: ¥ 9,975

5つ星のうち 5.0 見た目よりも柔らかく、軽い, 2013/2/26
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
イギリス海軍の制服を製造していたというAdmiralの、"WEMBLEY"ハイカットモデル。

重そうな見た目だけど、履いてみるととても軽く、ソウルもアッパーも柔らかくて、とても履きやすい。

Admiralお馴染みのスエードのナナメラインと、ベロのユニオンジャックロゴもそのままに、つま先のメダリオンやキルティングがゴージャスな感じで、格好良い。

限定モデルらしいので、お早めに。

Sun (Dig)
Sun (Dig)
価格: ¥ 2,111

5つ星のうち 5.0 太陽の様に輝く名盤, 2012/8/15
レビュー対象商品: Sun (Dig) (CD)
 ロンドンの同級生3人組によって結成されたポストロックバンドFRIDGEの、5枚目のアルバム。
 Temporary Residenceからは117枚目。

 前作"Happiness"が発表されてから、「3人が新作のセッションしてるかもしれない」と噂され、メンバー2人のソロ活動も話題になって、「何となく」というノリで発表されたらしい(?)待望の5枚目がこの作品。
 常に世界の中心となって煌々とそこに居続ける太陽の様に、時に爆発的であり時に神秘的で、絶対の存在としての畏怖のような緊張感にも襲われる、熱核融合のエネルギーに溢れた名作。

 ポストロックにカテゴライズされているとはいえ、フリージャズやクラウトロックの様な即興で実験的な音を、何の衒いも無しにやってのけてしまっていて、小難しいテクニックを使っているわけでもないのに、聴けば聴く程惹き付けられるのです。
 この音はそれぞれのソロ活動で培われた経験やコラボレーション、長く連れ添った友人同士である、メンバー3人でのジャムセッションがあってこそ生み出されたのでしょう。

 特にラスト2曲が素晴らしい。
 この作品に懸けた時間の重みが、タイトルにも音にも現れている。

Thousand Words
Thousand Words
価格: ¥ 1,020

5つ星のうち 5.0 百聞は一聴に如かず。聴くべし!, 2012/6/7
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Thousand Words (CD)
 ベルギー出身のArne Van Petegemによる、electronica / indie popなプロジェクト"STYROFOAM"の5枚目(6枚目?)のアルバム。
 リリースはelectronica老舗のmorrから移籍して、NETTWERKから。

 豊富なゲスト勢と共に作られた前作"Nothing’s Lost"で培った人脈を活かしてか、今回の作品にもJimmy eat worldのJim Adkins、BlondfireのElica Driscoll、The SubmarinesのBlake Hazard、シンガーソングライターのJosh Rouse、Lili De La Moraといったゲスト、LAのWAX LTDというプロダクションチームを迎え、今までの作品と比べよりindie rock / popの表現へ接近できたアルバムになっています。

 過去の作品では歌うのを恐れるネガティブな意識があったようですが、ゲスト多用するなどして今までの手法を破った為、捨て曲無しでpopさに突き抜け、非常にキャッチャーなサウンドに仕上がっています。
 美しいハーモニーに包まれたメロディも気持ち良くて最高なんですが、やっぱり深く聴き込むと、昔ながらの感傷的になる様な切ない音も鳴っているところが、彼らしいですね。

 レーベル移籍でスリーブのデザインも全く変わってしまった訳ですが、本人は意外とマッシブな体型されてますね。

Codes & Keys
Codes & Keys
価格: ¥ 1,555

3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 更なる高みへ挑戦した、今までになくポジティブな一枚。, 2012/4/18
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Codes & Keys (CD)
 北米のindie pop界の盟主、DCFCの7th album。
 ワーナー傘下のAtlanticからリリースですが、今作もちゃんとBarsukのマーク付。

 今までの、DCFCのどのアルバムよりも開放感に溢れ、ポジティブなメッセージの聴こえて来る、生命の躍動感に満ちた1枚であり、特に詩を書いたBenにとっては、Zooeyという人生の伴侶を得たこともあってか、前作"Narrow Stairs"のような暗い作品は書かず、自身の生活を反映した対照的な作品を作ろうという意志があったようです。
 音作りに関しても、メンバー同士、特にBenとChrisの顕著であり、互いにアイディアを出し合い結束を高めた結果、この愛らしい作品が生まれたのでしょう。

 「ギター中心の曲ではなく、キーボードやシンセをパレットにした作品にしよう」と語っている通り、昔のギターのパワーコードはほぼ聴かれず、どのサウンドも絵画を構成する色として扱われていて、彼らの実験的で創作的な拘りが感じられます。
 それだけ拘りがありつつも、ポップソングとして普遍で、柔らかくて馴染み易く、DCFCに対してボクラが抱く、感傷的な少年の内側を覗いた時のような、懐かしくも甘酸っぱい感覚は不変なのです。

 この作品が完成した後も「すぐ次作に取り掛かりたい」と発言していて、これからをも期待させてくれるようです。

グーテフォルクと流星群-tiny people singing over the rainbow-
グーテフォルクと流星群-tiny people singing over the rainbow-
価格: ¥ 2,386

5つ星のうち 5.0 小人達の瞬き。, 2012/3/28
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
 西山豊乃(にしやまひろの)によるソロ・ユニット、Gutevolkの2007年2月発表の、3枚目のアルバム。
 リリースはnobleから14枚目。

 情景としてはジャケットのような、灯台や船や岩か何かが見える海を遠くに臨むような、ふと目醒めたら夜明けなのか夕暮れなのか定かではない時間のような、そこで夢か現実かも理解できないままに誰かがキラキラした何かを散りばめていました。
 electronicaという表現ではあれども、楽曲を構成する歌やリズムや詩や全てが、小人達の瞬きであるような、体温と脈拍のあるオーガニックな一枚。

 竹村延和のChildiscや、細野晴臣のdaisyworldとの関わりや、映画音楽やCM音楽制作で培ってきた経験によるものなのか、日常的ですぐ傍に置いておきたくなる様な、優しくハートに染み入るメロディ、ハーモニー、サウンドが堪らないです。
 アレンジ、ミックス、マスタリングを務めた橋本和昌の手腕によって、それらがふんわりと包み込まれ、素敵な音楽を届けてくれる訳です。

 "gutevolk"とは「いい人々」という意味っぽいですが、多分。

Burst Apart
Burst Apart
価格: ¥ 1,442

5つ星のうち 5.0 ファルセット・ボイスがバースト。, 2012/2/9
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Burst Apart (CD)
 NYのブルックリンにおいて、indie rock界隈にてメキメキと頭角を現しつつあるTHE ANTLERSによる、4th album。
 2011年にfrenchkiss recordsからリリース。

 3人でのサウンド作りに関して、エレクトロの要素が大きく入り込み、前作のようなジワジワと感情や鬱憤が高揚していくslowcoreな音ではなく、ガラスのモザイクのように散りばめられたシンセの音の中で、酩酊した情動が怠惰なギターと共に喚き蠢き、夢幻の迷宮を築き上げます。
 このようなサウンドになったのは、前作の後継として必然であり、世界の終末を呼ぶ彼のファルセット・ボイスと相まって、この上なく耽美です。

 辛うじてポップながらも「愛はいらない」という叫びでアルバムの幕は開き、病的でカルトな臭いすら漂わせる中盤、"NO WINDOWS"や"EVERY NIGHT MY TEETH ARE FALLING OUT"を経て、ラスト3曲はとてつもなく上品で、極上に甘い響きを鳴らしています。
 こんなにも素晴らしい楽曲を書き上げながらも、知名度は限りなく低いですが、海外ではしっかり評価されているらしく、高嶺の花過ぎない存在であるからこそ、こんなにも愛らしいのでしょう。

 アートワークは"HOSPICE"と同じZAN GOODMANで、サウンドの変化を的確に表現できていると思います。

Swimming
Swimming
価格: ¥ 1,140

5つ星のうち 5.0 サウンドのプールを泳ごう。, 2011/10/23
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Swimming (CD)
 NYを拠点に活動しているindie pop/rock band、FRENCH KICKSの5th album。
 カリフォルニアのVAGRANTからリリース。

 1stや2ndのリリース直後は、garage rockやpost punkなどと騒がれた彼らですが、3rd辺りからどっしりとしたビートに、コーラスや楽器のハーモニーに拘る様になった様です。
 そして今作では、そのサウンドは今までに無く洗練されて、聴き易い様でどこか奇妙なサウンドが耳の中に泳いで入り込み、脳味噌に溶け込むような気持ちの良い作品に仕上がりました。

 多くの曲のリードボーカルはフロントマンのNickが担当していますが、3,5,8,10曲目に関してはgt.のJoshが担当しており、「今回は、友達とリラックスして演奏できる楽しみを、作品に込めようとしたんだ」とは彼の弁。
 実際、この作品はband初のセルフプロデュース、セルフミックスで作られており、Nickも「手の届かなかった今まで求めていた音に、最も近づけた」と語っております。

 1曲目の"Abandon"はyoutubeに動画があがってましたが、これまた楽しそうで良い感じ。

Hospice
Hospice
価格: ¥ 1,336

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 美しき生と死の悲哀。, 2011/10/19
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: Hospice (CD)
 NYはブルックリン発の3ピースindie rock band、THE ANTLERSの実質3rd album。
 リリースはfrenchkiss recordsから。

 このアルバムは、癌によってシルビアと云う名の愛人を失った男の、悪夢や虐待などにまつわる物語が語られていて、全体的にも悲哀に満ちた雰囲気が全体を覆っています。
 控えめでミニマルながらも深遠な音響や演奏と、vocalのPeterによる美しくも繊細なファルセットが、緊張感と冷たく張り詰めた空気を引き立て、絶品のメロディーが胸を打つのです。

 「ホスピス」というタイトルや、紅と白の2色だけによるデザイン、今生の別れを髣髴させるアートワーク(一方は患者で、もう一方は健常者であろう)に、悲壮感漂う物語が、生と死をテーマにした一つの作品を織り上げています。
 元々はフロントマンのPeter Silbermanのソロプロジェクトだったものに、DabbyとMichaelをバンドメンバーとして迎えたのが、今の形のようです。

 2、4、5、7、9の曲がエモくて最高です。

my secret garden (紙ジャケット仕様)
my secret garden (紙ジャケット仕様)
出品者:玉光堂
価格: ¥ 4,128

2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 秘密の、鈴蘭の花園。, 2011/9/1
 秋田出身であり、仙台を中心に活動するシューゲイザー・デュオ、lily of the valleyのデビューアルバム。
 リリースはhappy princeから11枚目。

 cruyff in the bedroomのハタユウスケ氏が監修したシューゲイザーコンピである、"Total Feedback"に参加しただけあって、シューゲイザーらしい浮遊感のあるノイズと、何層にも重なって美しいハーモニーを奏でるコーラスはとても魅力的で、つい聞き入ってしまいます。
 シューゲイザーといっても、打ち込みのリズムやふんわりとしたシンセを用いているので、electronicaとしてのアプローチも強く、supercarやmorr musicのアーティストが影響を受けた音楽として挙げられるのも、納得。

 "my secret garden"というタイトルが冠せられたこのアルバムの歌詞の中には、Vo.のnozomiの淡くて切ない想いが散りばめられている様で、様々な色に彩られた恋心がメタファーされており、楽曲の雰囲気とも相まって深く儚い気持ちになります。
 ジャケットデザインも、ボタンや毛糸・布で作られた花の装飾が可愛らしく、やや大きめの紙ジャケットということもあって、まるで女の子雑貨屋さんに売っている手帳のようです。

 ちなみにlily of the valleyは「すずらん」の意で、花言葉は「幸福が帰る」「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」。

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