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自身の理解のためには内容の構造化であったり、抱える問題の分析と解決が必要, 2011/11/15
自分がしっかりと理解できていないことを伝えても、
お相手の方がそのことを理解できるわけがありません。
自身の理解のためには内容の構造化であったり、
抱える問題の分析と解決が必要になります。
しかしながら、そのような自明の真理と言えども、
それらのプロセスを踏んでいないことで、文章が論理的に表現できず、
結局はお相手の腑に落ちないということは多々あります。
お相手に伝えるのは、
自分がお伝えしたいことをしっかり理解していただくためですから、
それらのプロセスは欠かせません。
そして、そのプロセスを経たことにより、以下の三つが達成でき、
読み手のよりよい理解につながると考えます。
1.最初にメッセージを示し、伝えたいことの全体像を把握できるようにする
2.階層化により、視覚的に内容の位置・レベルを把握できるようにする
3.(一方、)複雑化により、読み手の好奇心をかき立てる
1.最初にメッセージを示し、伝えたいことの全体像を把握できるようにする
前面にメッセージを出すことにより、読み手は全体像を把握することができ、
その後に続く部分で、内容の理解を深めることができます。
これは読み手のユーザビリティ向上と言え、
最後にメッセージを配置するのとでは、読み手の負荷がまるで異なります。
ただし、その後の部分は、前面のメッセージを論理的に支持する必要があり、
読み手の「なぜ?」に対応できるようにしなければなりません。
論理的に説明するために、
ここで内容をピラミッド方式に組み立てるプロセスが思い起こされますが、
ピラミッド内を演繹的・帰納的いずれの場合においても、
パーツの組み立て時に内容の構造化や問題分析・解決を踏んでおく必要があります。
自身のあいまいな理解で他の方が理解できないという現象は、
それらのプロセスを徹底的に行っていないことで、
お相手に論理的に説明できないということによります。
2.階層化により、視覚的に内容の位置を把握できるようにする
箇条書きは短文なため、導入時で理解を深めるのに多用されますが、
並べられている内容が実は並列できないことが多々あります。
たとえば原因と結果が並んでいるような状況で、
読み手がこの部分に違和感を感じることになり、
全体の論理的フローをゆがめてしまうことになります。
これは、内容の構造化がうまくいっていないからと言うことができます。
ナンバリングと小見出しにより、
読み手はその内容のレベルを感じ取ることができます。
そのレベル、その内容の位置合いを視覚的に感じ取ることで、
その部分がどの部分を支えているのかを知ることができます。
それにより、読み手自身においても、個々のパーツを結び付けすることができ、
最終的には冒頭のメッセージを腑に落とすことができます。
3.(一方、)複雑化により、読み手の好奇心をかき立てる
1.で読み手のユーザビリティ向上にふれましたが、
それに反し、読み手に刺激を加えることも重要なポイントです。
刺激を加えることにで「えっ?」ということになり、
読み手に負荷を与えることにはなりますが、
その後のことをしっかり読んでいただくため、
読み手の気を引くということは使える一手です。
その後が読みたくなるという気持ちをわき起こします。
この複雑化は導入時に用いられますが、
やはり冒頭に載せる内容をSCQ(状況・複雑化・疑問)で整理できていなければ、
やはりなし得ないことと考えます。