39 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
最悪の駄作(ネタバレあり)絶賛自演レビュー更新中, 2012/6/27
編集者仕事しろと思ったら幻冬舎ルネッサンス、自費出版なのですね。納得。
装丁と帯、amazonの高評価レビューにつられて読みましたが、驚愕の駄作でした。
一度自演がばれて絶賛レビューが削除されたのにまた繰り返しているようですが、ここまでくると病気ですね。
べた褒めのレビューが多いですが、実際の購入者は少ないのがすべてを物語っている気がします。
読書メーターの方がまだうなずける感想が多いです。
それにしてもどうしてあんなあからさまな自演がバレていないと思えるのか、不思議です。
文章がひどく、人物が薄っぺら。
帯には『探偵の完璧な策略によって』『巨大財閥』は『終焉をむかえる』とあるのですが、誇大広告もいいところでした。
主人公は探偵会社の調査員という設定ですが、やることなすこと行き当たりばったりで、財閥会長もとても高学歴の元銀行マンという説得力はなく、行動も短絡的、語彙も貧困、トラブルへの対応も穴だらけです。
その上、元恋人をストーカーまがいに追いかけ、息子は短気。
別れ話のもつれで深夜とはいえ道端に止めた車内で恋人を絞殺するぼんくら息子、それを目撃するのが元愛人の娘、現場近くでは探偵の姉が身投げ、あまりに世界が狭くて何かのトリックかと深読みして損しました。
そもそも、主人公は絞殺される現場を目撃しながら勝手にもう助からないからと、通報も救助もしませんでしたが、早期の蘇生作業が行われていれば、助かる可能性は高かったはずです。
財閥会長が元恋人を取り戻すためにその娘を誘拐して、電話でそれを伝えようとするたびにガチャ切りされるのは面白くないコントのようです。
最初から電話で娘に話させれば済んだのでは?
巨大財閥の傲慢な会長なら、普通に最初の対面後、探偵を拉致して即行拷問で協力者を割り出せばすむだろうに……と段取りの悪さにイライラしました。
この手の話ではお約束的に主人公にも危機が訪れたりするものだと思いますが、そういった何事もおこらず主人公はやたらと協力的な関係者のおかげで都合良く情報と物証を得られます。
あまりにご都合主義です。
プロの暗殺者が『絶対に邪魔が入らないから』という理由で最上階の31階でヘリコプターに警戒しながら銃をだしてぼんくら息子から秘密をききだすシーンについては失笑するしかありませんでした。そんな場所は他にいくらでもあるだろうと。
そのあとせめて転落死で自殺にみせかけるならともかく、遺書を書かせて包丁で手首を切ったとか……。
主人公も不正の証拠となるUSBのコピーをとっていない点など詰めが甘く、有能さが感じられません。
主人公が慕っていたという姉が序盤、自殺とも他殺ともつかない方法で亡くなりますが、後半それは目撃者がいて『自殺でした』というオチに正直呆然としました。
声も顔もそっくりな年齢も近く、身長体重違和感もなく訛りもなく(おそらく)身寄りのない金で動く人が都合良く二人見つかるというのも全く説得力がなく、まだ整形でそうさせたという方がよほどましでした。
それほど日常接点もない恋人の娘の替え玉に『生来の癖や食事の仕方から歩き方やしゃべり方においてまでちゃんと指導した』とありますが、素人が会ったこともない相手の癖や喋り方を真似て、記憶喪失だからと家族や友人を欺けるという発想が現実感がなさすぎます。
また主人公の行動動機が『コンビニで感じがよいので気に入っていた店員が殺されたと思っていたから』というのも……。
仕事は無断欠勤、自殺か他殺か明瞭ではない状態で亡くなった姉の事件の真相も、本来あるべき住んでいた場所の引き払いや、整理などにも手を付けず。
替え玉だったとはいえ、自分から近づいて深い仲になった相手を『コンビニの店員にあった傷がない』という理由で別人だと判明したらあっさりふるなど主人公の薄情さというか人間味のなさは財閥会長よりよほどひどく感じました。
姉の死に関しても淡白でとても慕っていたとは思えません。
見返りを求めてしたわけではないので、と本物のコンビニ店員には会わないのかと思ったら終盤『偶然』会い、ドライブにいくことになっていました。
お話にもキャラクターにも一貫性がないというか、地の文で嘘をついているのもアンフェアですし、色々な面で残念でした。
初めてケータイ小説を読んだ時の驚きを思い出しました。
登場人物に魅力も厚みもなく、文章は稚拙、展開は荒唐無稽、知識は薄く、出版に値する出来の話ではないと思います。
また最低限、誤字くらいは校正して欲しいです。
P53『ウェィトレス』
P66『白目を剥いてましかたらね』
追記します
一斉にレビューの削除が行われていたのでどうしたのかと思ったら、不自然なほどの好評価はほとんどの方が予想していた通り、作者関係者の方の書き込みだったようです。
ご本人のblogで書かれていました。(現在は読めなくなっていますがキャッシュは残っています)
作品には罪はないのでblog一ヶ月休むのでこれでチャラというような弁解めいたことを書かれていましたが、本好きとしては正直あれだけの捏造されたレビューがなければ読んで後悔するような本を読むことはなかったわけで、そもそも他の方のレビューに長文でかみついていたのも関係者の方だったということで知らなかったで済ませられる話ではないと思います。
関係者の方もいたのかもしれませんが、文体などからご本人も参加していたのは間違いないと思いますし。
作者ブログでは『アマゾンで嫌がらせのレビューが消された』などとあり、このひと痴呆じゃなければ捏造の好きなかの国の人なんじゃないかと怖くなりました。
blogに『最近わかったことなのですが自分の処女作である【デシート】がかなり評判がいいです。』などと白々しいことを書いていたのもちょっとどうかと思います。
ずっと以前の新聞に紹介されたことが拠り所みたいですが、新聞も商売ですから、スポンサーには枠をあけるものだと思います。
そこから売れるのも、叩かれるのも世に出した責任のうちです。
過剰な評判をきいてこれ読んだら、そりゃ怒りますよ。
実際のamazonの評価は☆1.6
この現実を受け止めて欲しいと思います。
盗作ほどではないにしろ、詐欺と同等の不誠実な行為をした上で、blog内での生ぬるい交流で耳に良い感想しかきくつもりのない作者の人間性を疑います。
またYahoo知恵袋での同じ文体での不自然なまでの多数のプッシュも、同じ自演の結果だったのだと思いますが、この後に及んでもそちらについては口をつぐんでいるあたり、卑劣であるとしか言い様がありません。
『デシート』で検索して出てくる、あまりにもここのレビューと代わり映えしない文体の褒めちぎりっぷりに引くこと間違いなしです。
作品について最低の評価をつけましたが、作者自身はそれ以下だと思います。
また普通レビューを書く人は、ほかのレビューに名指しで絡んだり、長文のコメントで批判したりしないものですよ。
よほどのファンならともかく、この本に関してはありえません。
金もらってる他人か、作者だけです。