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5つ星のうち 5.0
絵を描く人にはかなり役立ちそうな本, 2012/3/29
全体的には、かなり丁寧に作られた本だな、と思いました。
テクニック本にはありがちな「できた!ほら簡単でしょ?」みたいな荒い部分は見当たりませんでした。
'@ラフについて
かなり細かい段階に分けてラフの行程が書いてあります。
顔から、目から、髪から、身体から、服へ……といった具合です。
「え、そこレイヤー分けるんだ!」と、読みながらびっくりしました。
ラフの後にペン入れがあるのに、かなりラフが丁寧で個人的には目からうろこです。
やはりラフからかなり丁寧に作り込むのも大切なんですね。
'Aペン入れについて。
『「せっかく書いたんだから」と思わずおかしいと思ったら思いきり決して書き直す』
のように書いてあって、少しドキっとさせられました。
書き方の手順だけでなく、書く時の姿勢についても多々書いてあるので
なかなか面白いです。
'B塗り
髪の塗りに対するこだわりが半端ないです。
髪塗って→目塗って→もっかい髪、というのが面白かったです。
そして途中から、「別パターンの顔を描いてみる」行程があって
釣り目や、ジト目、そしてツインテールや、三つ編みなど
他の部分はそのままで、別キャラにする方法が紹介されています。
アバターチェンジのようで、見ていてとても面白かったです。
'C仕上げ
またしても、髪の毛をここで塗り足しています。
納得いくまで、何度も手を加えていく姿勢に、大変なこだわりを感じます。
多分、髪の毛を綺麗に描きたい人はここで「おおっ!」となるのではないでしょうか。
肩やふとももにかかる髪や、髪のしなやかさの出し方など、見ていて少しドキドキしてきます。
あと、最後に色々なポーズについてのってました。
これは見てて面白いです。
個人的には、絵を描いてて「上達したい!」と思ってる人には
なかなかいい本だと思います。
この手の本は、度々私も買ってるのですが、ここまでじっくり書いてある本は
私は、初めてでした。
また、絵の描き方についてもそうですけれど、
時々挟まってる「絵を描くときに気を付ける姿勢」が凄く勉強になりました。
ただ、この人の絵が見たくて、と買ってしまうと
一枚の絵をじっくり描いてる本なので
あれ、一枚だけ? となるかもしれません。
あと、統合されてないPSDデータもついてました。
他の方のPSDデータは、なかなか見る機会がないので、勉強になります。
出来れば、他の髪型のレイヤーも残しておいて欲しかったですが…。