186 人中、164人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
第一章で上がりまくったハードルのさらに上を飛び越えていく, 2012/6/30
第二章初日劇場で視聴してきました!
タイトルの通りです。
凄かった。。。
本作はヤマト発進後初の本格的な戦闘がメインになっていますが、
とてつもなくカッコイイ!
実写版ではワープで逃げまくるヤマトに物足りなさを感じていたので、
「やっぱりヤマトはこうでなきゃ」と思いました。
戦闘シーンはやはり緊張感があります。
常に一対多数の戦闘を強いられますが、
決して無敵の船というわけではなく、
多彩な武装と沖田の冷静な戦術で事態を切り抜ける様は、
男子たるもの燃えない訳はありません。
やっぱり「萌」よりも「燃」であってこそ、
男子向けのアニメであると強く思いました。
お馴染みのパルスレーザー砲や煙突ミサイルも活躍します。
主砲はやはりショックカノンと実体弾の使い分けが見られました。
実体弾の方は着弾後に炸裂するようで、
かなりの威力がありました。
冥王星基地殲滅では実体弾を使用していました。
また、エンジントラブルで主砲へエネルギー伝達が十分行えない場面でも活躍していました。
1、2、3番でそれぞれ別のターゲットへ砲撃を仕掛けるシーンはやっぱり燃えます。
大気圏外では実体弾は使わないのかもしれません。
基地を実体弾で殲滅し、
撤退する艦隊を追撃する際には、
ショックカノンに切り替えて砲撃していました。
この辺の状況に応じて武装を切り替えるというプロットも、
男子にはたまらないシチュエーションではないでしょうか。
そして、この作品における波動砲の位置づけがとても好印象だった。
波動砲をただの無敵兵器にしてしまうと、一気に陳腐化してしまうところでしたが、
この作品では、「持て余す力」として描かれています。
波動砲が浮遊大陸を吹き飛ばすシーンと、
その後、木星にまで被害をだしたその凄まじい破壊力の描かれ方が秀逸でした。
沖田が「持ってはならない力を手にしてしまった」と悲観する場面もあり、
ただ、それでも地球を救うためにはやむなしというニュアンスのセリフもありました。
今後の波動砲使用では、このジレンマとの板挟みとなるシーンが見られるかもしれません。
さらに、ヤマトの兵器についてのセリフとして印象的だったのは、
「ヤマトの武器は敵を殲滅するためのものではなく、守るための力だ。」というニュアンスのセリフ。
このセリフがあると無いとでは、この作品の立ち位置が大きく変わるだけに、
嬉しいセリフでした。
そして、第二章で個人的に最も印象的だったシーンは、
冥王星の海で反射衛星砲の直撃を受けてヤマトが転覆するシーン。
海に沈むヤマトは、あの完結編のオマージュと取れる描かれ方をしています。
完結編の作品としての立ち位置の善し悪しは別として、
あのアクエリアスの海に轟沈するヤマトは衝撃的でとても印象深かっただけに、
「これを持ってきたか!」という驚きと、良い意味での脱力感がありました。
本当にヤマト大好きな人たちが作っているんだな〜とつくづく思いました。
第三章ではついにオリジナルストーリーも展開されるとのこと。
もうここまでのクオリティーを見せられたら何も心配していません。
早くテレビ放映されて、より多くの方に見てもらえる日が楽しみです。
第三章も、必ず劇場へ見に行きます。
おっと、忘れてはなりません。
肝心の山寺デスラーですが。。。
さすがの一言、紛れもなくデスラーでした。
彼は本当に声優になるために産まれてきた男ですね。
ストーリーの本質にかかわらない部分でのネタバレをもう少しすると、
キャラクターの描かれ方がとても魅力的で、
特に今回は加藤と山本レイちゃんが凄くよかった。
熱血漢で感情的になりやすい加藤は、
PVにもあるように航空隊への転属を希望する山本を厳しくたしなめます。
しかし、実際にはとても山本のことを気にかけていて、
こっそり戦術長である古代に山本の転属を沖田に進言するように持ちかけようとします。
その好意はいい意味で徒労に終わるわけですけど、
凄く優しい一面が垣間見れて、加藤がより魅力的に映りました。
山本は山本で、航空隊への未練はありながらも、
主計科の仕事はしっかりこなしていました。
不満を外に出さないところは大人でした。
ただ、希望がかなって航空隊に転属になり、
コスモゼロで出撃する際には、
よほど嬉しかったのか、コックピットで鼻歌を口ずさむ姿もあり、
可愛さもあるキャラでした。
きっと、人気出ますよw
それ以外の女性キャラも、
華やかではありつつも、いざ戦闘となれば皆真剣で、
原田や岬も怪我人への治療を必死に行っており、
緊張感をぶち壊すような存在ではありませんでした。
その点心配されている方はご安心を。