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T HAXANさんが書き込んだレビュー

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極地からの怪物 大カマキリの脅威 [DVD]
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DVD ~ クレイグ・スティーブンス
価格: ¥ 1,500

22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 怪獣映画ファンには、うれしい国内発ソフト化, 2013/5/3
1957年にユニバーサルが公開した怪獣映画で、制作は、「宇宙水爆線」や「タランチュラの襲撃」など1950年代にこのての映画を連発したウィリアム・アランド 監督はハリーハウゼンの「地球へ2000万マイル」や「シンドバット7回目の航海」などのネイサン・ジュランです。当時日本では、劇場未公開だったため、一部怪獣、モンスター映画ファンにのみ知られた映画で、今回国内初登場ということになります。「放射能X」「黒い蠍」等と同様、この作品もこの時代によく作られた放射能や地殻変動の影響で生物が巨大化して人間を襲うパターンで、ここに登場するのは巨大化したカマキリであります。この大カマキリが当時としてはなかなかよく出来ていて実写の軍隊とドンパチをやるんですが、けっこう迫力があります。特に、北極のレーダー基地の宿舎を襲撃するシーンはゾクゾクするものがあります。人間のほうは、火炎放射器で応戦するんですが、例のごとくびくともしない、さらにジェット機との空中戦をへてニューヨークへ侵入してビルによじ登ったり、列車を襲撃したりした後、人間による兵器でかたがつくという、怪獣物のルーティーンにきっちりそった正統派怪獣映画でした。
特撮も当時としては水準以上で、当時、海外でもヒットした、「ゴジラ」(1954)の影響もところどころ垣間見られる作品で、レトロな味の怪獣映画が好きな方は、観ておいて損はないと思います。
コメント コメント (1) | 固定リンク | 最新のコメント: May 4, 2013 7:45 AM JST


映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃! モンスター映画100 (洋泉社MOOK)
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青井邦夫著
エディション: ムック
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22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 モンスター(怪獣)映画はもっとも映画らしい映画, 2013/1/24
冒頭のモンスター映画の歴史(文、神武団四郎氏)だけでも十分読む価値あり、モンスター映画の主要作品を特殊効果の進展を絡めながら解説したものですが、とてもわかりやすくためになりました。池上彰なみに。これを読むとモンスター映画の歴史とは特殊効果の歴史そのものだということがよくわかります。
私は今まで「ジェラシックパーク」のCGによる成功がストップモーションアニメのクリエーターたちをいっきに葬りさったように思っていましたが、そうではなく「ジェラシックパーク」制作中にフィル・ティペットによる技術の橋渡しがきっちりと行われていたことを知り、ハリウッドの特撮の伝統が目に見えない縦の線でつながっていることに感銘しました。今や低予算でCGを使えるようになりB級以下作品でもそれなりのクウォリティをみせることができるようになりました。ありがたいことです。

ここに紹介されている100選のモンスター映画はマニア好みに偏らず比較的中道かと思います。「ピラニア3D」「クローバーフィールド」「ミスト」など近年の面白さが半端じゃない作品から「大アマゾンの半漁人」 「放射能X」「原子怪獣現る」「禁断の惑星」「吸血鬼ドラキュラ」などの1950年代の古典的傑作 「ジョーズ」「エイリアン2」「アナコンダ」のような定番作品 「空の大怪獣Q」「ブロブ 宇宙からの不明物体」「プロフェシー/恐怖の予言」「フロムビヨンド」など隠れた優れもの
「獣人ゴリラ男」「悪魔の植物人間」「ホラーエクスプレス」「モンスターパニック」「ザ グリード」「ブレインデッド」などマニア好み作 あとはファンタジー系やジュビナイル物まで幅広く紹介されてます。私はこのうちちょうど半分の50本観ていましたが、個人的には怪獣物の範疇にはいらない気がするものもありますが、それだけこの手の映画が今や娯楽映画の王道の一角を占めていて、幅広い層の支持をえているといってもさしつかえないでしょう。

幽霊屋敷の蛇淫 [DVD]
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DVD ~ バーバラ・スティール

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 死の舞踏, 2012/9/24
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 幽霊屋敷の蛇淫 [DVD] (DVD)
1964年のイタリア映画、監督はイタリアのB級職人アントニオ・マルゲリティ。「幽霊屋敷の蛇淫」と煽情的なタイトルになったのは公開当時 大蔵映画が配給していたからで、実のところは、この時代のヨーロッパらしい格調高いゴシックホラーである。
19世紀のイギリス、ジャーナリスト(ジョルジュ・リヴィエール)は、作家のエドガー・アラン・ポーに取材を申し込みに行く、そこでポーの友人富豪のブラックウッド卿と出会う、彼はジャーナリストにある賭けを打診する それはブラックウッド卿の持つ幽霊が出没するという恐怖の屋敷で、一晩過ごせたら賭け金を支払うというものだった ジャーナリストは、その申し出を受け幽霊屋敷に乗り込むと、そこにはバーバラ・スティール扮する美女幽霊が待っていた。彼女はジャーナリストを誘い愛と官能の世界へ導く それも束の間、彼女を生前とりまいていた幽霊たちが次々と現れジャーナリストの命を狙い死の世界へといざなう そしてラスト 愛する美女幽霊の助けをかりて何とか逃げおおせるかとみえたが、衝撃的な結末をむかえる。という話。
「血ぬられた墓標」(1960)などと同様白黒撮影の陰影が不気味さを濃厚に感じさせ、日本の怪談映画にも通じるオドロオドロしくも官能的な雰囲気が全編をおおう。現在と過去との時間の交叉も幻想的に描き切って、出色のイタリアンホラークラシック。

別冊映画秘宝大宇宙映画超読本「エイリアン」「プロメテウス」驚異の世界 (洋泉社MOOK)
別冊映画秘宝大宇宙映画超読本「エイリアン」「プロメテウス」驚異の世界 (洋泉社MOOK)
別冊映画秘宝編集部著
エディション: ムック
価格: ¥ 1,470

24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 映画ファンなら楽しめる宇宙映画読本, 2012/8/29
リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」(1982)以来30年ぶりとなるSF映画「プロメテウス」の公開にあわせた企画本ですが、
もう表紙からして、センスオブワンダー全開、往年の大伴昌司本のような:ワクワク、ドキドキ:感を味あわせてくれます。
まず冒頭のカラーページ「大宇宙映画超画報」では、昔の少年誌の冒頭カラー特集のようなカラフルなビジュアルで魅せます。ここでは、
エイリアンシリーズのスーツやミニチュアセットが載っています。H・Rギーガーの造形を元に作られた実物大セットの実に巨大なこと
驚きました。「エイリアン」(1979)が破格のゲテモノ大作だった事がわかります。この映画の成功で、ゲテモノ映画の価値を向上させた
脚本の故ダン・オバノンはハリウッド映画界の偉人のひとりと言えると思います。往年のSF映画ファンには、ゴードン・ジェニングス特撮
の「地球最後の日」(1951)の撮影セットがうれしいかぎり、あのロケットの発射に使われた山頂にのびる滑走路のセットが円谷特撮なみの
大きいセットだった事がわかり、感動しました。
次のカラーページ 大宇宙映画の基礎知識では、「禁断の惑星」のロボット、ロビーと「サイレントランニング」のヒューイが案内役となって
宇宙SF映画の歴史を公開当時のポスターととも語ります。次の章からは、映画「プロメテウス」(私はまだ未見)を中心に興味深いエピソ―ド
が目白押しです。ちなみに、「プロメテウス」」は、「エイリアン」の元ネタのひとつとして有名なマリオ・ヴァ―バ監督の「バンパイアの
惑星」(1965)の影響が濃いらしく、どうりで映画の印象を;不気味:とアンケートで答えている人が多いと思いました。後は「放射能X」が
「エイリアン2」に与えた影響とかSF映画好きには興味が尽きない話題が続きます。
個人的に一番盛り上がったのは3章の中の「悪趣味宇宙映画10選」納得のマニア好みのゲテモノ系宇宙SF映画10選で、私も半分は未見で
した。
とにもかくにも映画ファン必読本。

映画秘宝EX 映画の必修科目03 異次元SF映画100 (洋泉社MOOK)
映画秘宝EX 映画の必修科目03 異次元SF映画100 (洋泉社MOOK)
青井邦夫著
エディション: ムック
価格: ¥ 1,260

31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ヌケメなしの完璧なガイド本、決定版, 2012/6/27
この本は、SF映画に興味のある またはこれから本格的に観てみたいという人にとっては、願ってもない完璧なガイド本といえるでしょう。
さすがは、映画秘宝のライターの方たちですね。100本すべて目がいきとどいた抜け目ないセレクションになっています。
映画の必修科目「異次元SF映画100」のタイトルどうりスペース物、侵略物、近未来物、パラレルワールド物、タイムトラベル物SF等、
SF映画の王道をいく、本当に面白い、押さえておきたい100本が選ばれています。私もこのうち7〜8割くらい観ていると思いますが、
マニアにも納得のセレクションです。最近公開された作品が紹介されているのは、うれしい限りです。
一部の作品以外はレンタルで容易に観られる映画ばかりなので興味ある方は是非。

※この本の100本は、SF映画が撮影技術をふくめて大きく転換した「2001年宇宙の旅」から始まって2012年現在の作品までのセレクション
 になっています。それ以前のSF映画の流れ、歴史については、冒頭の章でくわしくふれられています。他のコラムも面白く読めました。

吸血鬼だらけの宇宙船―怪奇・SF映画論 (1977年)
吸血鬼だらけの宇宙船―怪奇・SF映画論 (1977年)
石上 三登志著
エディション: -

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 怪奇・SF映画, 2012/4/8
私が、この本を買ったのは、中学生の時だ。ちょうど「スターウォーズ」や「未知との遭遇」などが公開された頃でSF映画がブームになりかけた時期である。スターログの日本版が刊行されたのもこのころだと記憶している。この時期SF映画がブームになったおかげで 過去の作品に対する再評価の熱というか気運がいっきにたかまった。私も卒業していたゴジラ以下、特撮怪獣物にたいする愛がぶり返してしまった。そんな時たまたま、田舎の小さい本屋さんでこの本とであい夢中で読んだ。最初は、予備知識が何もなくほとんど理解できなかった、レイ・ハリーハウゼンの名前も知らなかったし「シンドバット7回目の航海」のサイクロプスやドラゴンが人形の駒撮りであることすら知らなかったのだ。この本を繰り返し読むうちにSF・怪奇映画ついていろいろとわかってきた。
この本では、映画の特殊効果についておおく語られており、かなりつっこんだ批評をしているのが特徴で、怪獣好きには、「原子怪獣現る」(1953)と「ゴジラ」(1954)を比較したところは、今でも興味深く読めるはずだ。
また、「ジョルジュ・メリエス直系の子孫たち」と題された章では、海外の特殊効果マンを映画会社別に分けて体系的に書いている。これは今読んでも資料的価値が十二分にある。個別映画論のほうも、石上さんの語り口がうまいので、すべて面白く読める。特に、公開当時ほとんど見向きもされなかったという名作「地球爆破作戦」(1970)についていち早くとりあげる先見性は驚愕ものだ。
後半は、怪奇(今ではホラー)映画論で、往年のユニバーサルやハマープロ等の怪奇映画が私観を含めマニアックに語られているのだが、ここも、面白く読め、あきさせない。特に「ロジャーコーマン論」がずばぬけて面白い。60年代当時大蔵映画の配給で「姦婦の生き埋葬」とか、すごいタイトルがつけられたコーマンのエドガーアランポー物を場末の映画館まで追いかけたという氏のB級映画にたいする愛情がひしひしと伝わってくる。とにかく、SF映画もホラー映画も、まだゲテモノ扱いだった時代にリアルタイムで観てきたひとの評論集としては、最高に面白いものだと思う。
繰り返し読み、私の映画観を決定ずけた一冊だ。

地球爆破作戦 [DVD]
地球爆破作戦 [DVD]
DVD ~ エリック・ブレーデン
価格: ¥ 955

6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 SF映画ファンの必見アイテム, 2012/4/5
レビュー対象商品: 地球爆破作戦 [DVD] (DVD)
私が「地球爆破作戦」ジョセフ・サージェント監督(1970年)を初めて観たのは近年ですが、傑作を確信した映画です。1970年代初頭にひっそり公開され、ひっそりと消えていった後、TVの深夜枠等で観た熱心な映画ファンが再評価し語り継がれてきた名作です。
SF映画ファンでこの映画を未見の方だったら、この値段の再発売ならおさえておきたいところでしょう。
わたしも、スーパーコンピューター「コロッサス」の発明者、天才科学者フォービン博士にどっぷりと感情移入してこのサスペンスフルな映画を 再見したいと思います。

怪獣ゴルゴ -ワイドスクリーン版- [DVD]
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DVD ~ ビル・トラヴァース
価格: ¥ 1,219

14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 トムハワードvs東宝円谷特撮, 2012/3/9
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
怪獣好きだったらこのイギリス映画は観ておいて損はないですよ。私は、小さいころ初めてTVで観た時夢中になって以来この映画には思い入れがあって、もう10年以上前輸入盤VHSを手に入れて再見できた時は喜びもひとしおでした。「怪獣ゴルゴ」は、日本の怪獣映画同様、着ぐるみの怪獣による都市破壊ショーを劇中で存分に楽しませてくれる欧米では数少ない怪獣映画なのです。これで特撮がチンケだったら、きっと私も忘れ去っていたことでしょう。そうこの映画は特殊効果だけで十分に観る価値のある映画なのです。それ程に特撮の精度が高く何度も観たくなってしまう映画です。(怪獣の親子愛を描いたストーリーだとか、ゴルゴの造形が後の東宝のバラゴンに少し似てるとかは、私にとってはどうでもいい)なんといってもトムハワードが日本の着ぐるみ怪獣映画とほぼ同じようなテクニックを使った特殊効果を手掛けていたということにSF映画史上歴史的意義がある。トムハワードといえば「親指トム」(1958年)でジョージパルが制作した人形アニメーションとトムを演じるラスタンバリンを見事に合成させ、アカデミー特殊効果賞を手にし、後に「2001年宇宙の旅」に参加して再びオスカーを手にした実力者で、そういう人が特撮を手掛けたんだから「怪獣ゴルゴ」はスゴイわけだ。あと気が付いたことに、この映画の2,3年後に作られた我が国東宝の名作「モスラ」で合成シーンが多くなったのには、この映画の影響があったのかと思いました。ま、CGのモンスターパニック映画もいいけどこういうのをノスタルジックに楽しむというのも悪くないですよ。

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