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5つ星のうち 5.0
深遠に在る何者かの”御手”, 2011/8/9
ガニシュカを契機に、幽界を現世に押し込む役割を果たしたゴッドハンド、フェムト(グリフィス)
”罪深き黒き羊達(使途)の主にて、盲目の白き羊達(民衆)の王。
世界に暗黒の時代を呼ぶ者なり・・・”
ゴッドハンドと言えど、”神”ではなく、深遠に在る何者かの”御手”に過ぎません。(おそらく作者の意図では・・。)
純粋に、かつて”「おれはおれの国を手に入れる」”とガッツに言い切ったグリフィス・・・・
最早自分の力量を遥かに超える”使途”を超越した”グリフィス(フェムト)”に、ガッツはどう向き合うのか・・・
”自分の夢”より”眩しい”と、かつて感じたガッツに、これからグリフィスはどう向き合うのか・・
この刊で、グリフィスは正しく”おれの国”を手に入れます。
しかしそれは厳密には、”深遠に在る何者かの御手”による後ろ立てがあっての”国”です。
(事実グリフィスは、”魔”の領域を広げる”使い走り”を兼ねている言っていいでしょう。)
”ベヘリット”を撒き散らし、おのが欲望を、ままに在るようその者を仕向ける”神?”あっての賜物・・。
その”神?”の意図は、決して”人と魔の融和”ではなく、”魔による全世界の侵食”を、最終的には目標としているものでしょう。
・・恐らくその向こうに待っているのは、かつての”蝕”を遥かに凌駕する、全地球的な絶望的な”何か”・・・
”人と魔の融和”は、この物語の壮大な”神話”の一部分に過ぎないと思います・・
グリフィス自身の”意思”が、果たしてその”深遠の御手”のみに収まる器、存在のままで耐えられるのか??
ガッツが、エルフヘルムで果たしてどんな”力”を手に入れるのか??
そこらへんが、グリフィスとガッツの力を均衡させるKEYだとも個人的に思います。
・・
とにもかくにも、私の陳腐な未来予想を打ち破るような、とてつもない”未来”を作者に期待しますが (笑)