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5つ星のうち 5.0
総決算か, 2006/11/27
なにやら賛否両論あるようですが、私は過去のアルバムの中で一番好きです。
前作までは言葉が楽曲から溢れすぎている印象を受けたのですが、今回のはあくまで音楽が主軸になっているのが大きなプラス要因。
個性的過ぎたエッジが抜け、音質もダイナミックになり、様々な点で「メジャーっぽくなった」。
それを吉ととるか凶ととるかでアルバムの評価が大きく分かれると思います。
リッチー・ブラックモア的なフォーク要素は減退傾向のようなので中世っぽさは抑え気味になっています。
かわりにアニソンっぽい盛り上げやロック要素が増えているので、全体的に聴きやすく初心者に易しい作り。
(ロックと言っても様式〜プログレ方面なので人を選ぶことに変わりはありませんが…)
特に「星屑の革紐」と「美しきもの」は普遍的な音楽然としていて好印象でした。
物語は比較的明るくなったようです。REVO氏のダークサイドが好きな人にはマイナス要因なのかもしれませんが、
個人的には前作までの異常なゴシック性・暗鬱な世界観がどうも苦手だったので「今回は明るかった。よかった〜」という感じ。
あらまり嬢の脱退と大量に投入されたシンガー・豪華声優陣に関しては意見の分かれるところですが、
コンセプトで束ねられているとはいえオムニバスに近い物語作りをしている以上これもアリかと思います。
その都度必要な人材を集めるのがSHの本質だし、何より本職の声優の演技はやはり巧い。特に大塚・若本両氏の迫力には圧倒されました。
最終的には、「今までの総決算を、向上した環境の中でのびのび作ったなぁ」という感じ。
このあとSHがどう進化していくのか?本当の意味での「問題作」はむしろ次作になる気がします。