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gtさんが書き込んだレビュー (東京都)

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Perfume~Complete Best~(DVD付)
Perfume~Complete Best~(DVD付)
価格: ¥ 2,394

37 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 個性的, 2007/10/3
レビュー対象商品: Perfume~Complete Best~(DVD付) (CD)
「ポリリズム」で一気にファン層を拡大したパフュームの、現在のところ唯一のアルバム。

卓球しかりタサカしかり、歌モノをプロデュースするテクノアーティストは少なくないが
その中でも中田ヤスタカは際立って巧みにアイデンティティを発揮していると思う。

capsuleベースで考えるなら明らかに「フルーツクリッパー」「シュガーレスガール」と
同じ系譜に属する音像だ。押しが強く、直線的で、的を得ている。
特に1〜4曲目は3人の声との調和の良さも手伝ってインパクトのある良曲。

しかし、より重要なのはアイドルとしての側面なのだろう。
ガーリーかつコケティッシュで、過去の焼き直しに終始する凡百のアイドルとは
一線を画す明確なコンセプトをアピールできている。
ハロプロやAKB48のように奇策を弄さないところも好感度大だ。

続くアルバムでも自分たちのやり方を全うする路線を期待している。
変に一部のファンだけにアピールするようなマニアックな方向に流れないでほしい。

三国志大戦DS (エクストラカード「駑統」同梱) 特典 スリムデッキケース付き
三国志大戦DS (エクストラカード「駑統」同梱) 特典 スリムデッキケース付き
出品者:small form service
価格: ¥ 1,842

10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 あの三国志大戦がDSで!, 2007/1/27
= 楽しさ:5つ星のうち 4.0 
あの三国志大戦がついにコンシューマ化、しかも今話題のDSで。

新モードの英傑伝はかなり良好。

AC版の群雄伝では徐々に史実からずれていくのですが、こっちはかなり忠実に三国志演義を再現しています。

欲を言えばもう少しボリュームが欲しかった気もしますが、このゲームの核はあくまで対人戦。

群雄伝とは違うテイストのものを用意してくれただけでも嬉しいです。

しかし、肝心のゲーム部分に関しては若干不満が残ります。

私がアーケード版に慣れ過ぎているせいかもしれませんが、操作性がかなり悪い。

騎兵をドラッグしている最中にいつの間にかカーソルが離れてしまっていたり、槍撃がなかなか出せなかったりと、

このゲームの移植の難しさに起因する不満はまだいいとしましょう。

しかし、ミニマップでは兵力がほとんど残ってないように表示されているのに実際は三割も残っていたり、

一騎打ちがボタンに対応していなかったり(タイミングもかなり違う気がする)もう少し丁寧に作ってもらいたかった部分が多すぎる。

些細なことのように感じられるかもしれませんが、対人戦ではギリギリのやり取りが多くなってくるので

Wifi通信しているとかなりのストレスを感じてしまいます。

雰囲気は予想以上によく再現されているので惜しいな〜という感想です。

AC版の簡易版と割り切ってプレイする分にはよいのですが、これがあるからAC版は必要なくなるというものではなさそうです。

編集王 (1) (小学館文庫 (つB-1))
編集王 (1) (小学館文庫 (つB-1))
土田 世紀著
エディション: 文庫

15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 名作中の名作, 2006/12/8
あの「編集王」がついに文庫化!

漫画家を題材にした作品は数あれど、編集者を題材にした作品は少ないのではないでしょうか。

編集者、漫画家、印刷所、営業、本屋、ファン…と様々な人間が交錯し、「漫画」という一つの文化を創っている事がよく分かる名作です。

なにしろ熱い。今時スポ根漫画でもここまで熱くないだろってくらい熱い。

とても90年代の漫画とは思えません。ゆえに、漫画へ実直な思いが強く胸を打ちます。

「スピリッツ」というド・メジャーな雑誌で連載された本作品と、「IKKI」というややマイナーな雑誌で連載中の「夜回り先生」。

出版関係者の方ならば誰が誰のモデルになっているのか連想するのも一つの楽しみ方です。

本作品がキャンディ・キャンディ版権問題に巻き込まれてしまっていたのは大いなる皮肉以外の何者でもありません。

問題のカット(文庫版2巻)が白紙になってしまっているのは残念ですが、それでもなお、再び版を重ねるに至った事実は非常に喜ばしい。

「漫画」という、若くして大成してしまった日本の文化。

それを作る人、そしてそれを愛する人全てが読むべき名作と言えます。

5th story CD「Roman」(初回限定盤)
5th story CD「Roman」(初回限定盤)

51 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 総決算か, 2006/11/27
なにやら賛否両論あるようですが、私は過去のアルバムの中で一番好きです。

前作までは言葉が楽曲から溢れすぎている印象を受けたのですが、今回のはあくまで音楽が主軸になっているのが大きなプラス要因。

個性的過ぎたエッジが抜け、音質もダイナミックになり、様々な点で「メジャーっぽくなった」。

それを吉ととるか凶ととるかでアルバムの評価が大きく分かれると思います。

リッチー・ブラックモア的なフォーク要素は減退傾向のようなので中世っぽさは抑え気味になっています。

かわりにアニソンっぽい盛り上げやロック要素が増えているので、全体的に聴きやすく初心者に易しい作り。

(ロックと言っても様式〜プログレ方面なので人を選ぶことに変わりはありませんが…)

特に「星屑の革紐」と「美しきもの」は普遍的な音楽然としていて好印象でした。

物語は比較的明るくなったようです。REVO氏のダークサイドが好きな人にはマイナス要因なのかもしれませんが、

個人的には前作までの異常なゴシック性・暗鬱な世界観がどうも苦手だったので「今回は明るかった。よかった〜」という感じ。

あらまり嬢の脱退と大量に投入されたシンガー・豪華声優陣に関しては意見の分かれるところですが、

コンセプトで束ねられているとはいえオムニバスに近い物語作りをしている以上これもアリかと思います。

その都度必要な人材を集めるのがSHの本質だし、何より本職の声優の演技はやはり巧い。特に大塚・若本両氏の迫力には圧倒されました。

最終的には、「今までの総決算を、向上した環境の中でのびのび作ったなぁ」という感じ。

このあとSHがどう進化していくのか?本当の意味での「問題作」はむしろ次作になる気がします。

孤独のグルメ (扶桑社文庫)
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
久住 昌之著
エディション: 文庫
価格: ¥ 630

71 人中、64人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 素晴らしいの一言, 2006/11/22
モノを食べる時にはね、誰にも邪魔されず

自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ

独りで静かで豊かで…

このセリフ!まさに期待通りの久住昌之。

私は「芸能グルメストーカー」から流れ込むようにこの作品に触れた口なのですが、

06年10月時点で実に第14版、作品の息の長さが伺えます。

「ダンドリくん」「かっこいいスキヤキ」等、日常性の中に潜むおかしみを

ダンディズムを交えて語ってきた久住昌之氏と、

狩撫麻礼・メビウス・夢枕獏など錚々たる面々の原作を手がけてきた

職人・谷口ジロー氏の(一部漫画好きにとっての)夢の邂逅。

明確なオチやストーリーなどはありません。

盛り上がるでもなく、しかし決して退屈にもならず、

久住氏の重箱の隅を突くようなこだわりと谷口氏の超精密な絵でもって流れていきます。

それがもう、どうしようもなく、いい。こんな贅沢な漫画もそうそうありません。

ただし、「一家に一冊」という類の本ではないですね。

男がひっそりと独りで読むような、ある種の隠れ家的愉しさに満ちています。

男の本棚に、静かに一冊。

This Binary Universe (W/Dvd) (Dts)
This Binary Universe (W/Dvd) (Dts)

22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 変化した!, 2006/8/31
レビュー対象商品: This Binary Universe (W/Dvd) (Dts) (CD)
「Emotional Technology」以来3年ぶりの新譜はDVDとの2枚組です。

DVDはまるごとアルバム1枚のビデオクリップとなっています。

7曲で74分強、オールインストゥルメンタル。

BTは昔から自己模倣を嫌うアーティストではあったのですが、ここまで大胆に変化したのは初めてかもしれません。

メロディセンスやスケール感こそそのままですが、疾走する曲は全く無し。

大幅にアンビエント路線に傾いており、何も知らずに聴いたらまずBTであると判別できないアルバムに仕上がっています。

Flaming Juneの様なアップリフティングなイメージは捨てましょう。

言葉で説明するのが難しい音楽性ですが、いや、DVD映像は非常に美しい。

あるいは、この映像のサントラとして捉えるのが正しいのかもしれません。

Emotional Technologyはとてもポップな仕上がりだったのでギャップにかなり驚きましたが、

もとより彼の新譜の方向性を予測することなど不可能な話ではありました。

清浄感のある雰囲気はそのままなのでファンならばまず一聴してみましょう。

My Spirit Flies to You
My Spirit Flies to You
出品者:i-union
価格: ¥ 2,949

4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ケルティックウーマンの次はこれなのか?, 2006/8/31
レビュー対象商品: My Spirit Flies to You (CD)
本国スペインではかなりのセールスがあるそうで、日本盤も10月4日発売予定だそうです。

「魂の癒される場所」なる仮題がついています。

「スペインの仏教修道院における仏教徒のマントラ(呪文)を録音&サンプリングした`ヒーリング・ダンス・ミュージック`」

という触れ込みですが、内容的にはかなりポップミュージックの割合が高いです。

北欧っぽい爽やかなポップにチャントやエイジアンビートが入ってくると言えば判りやすいでしょうか。

強引に例えるなら「突然仏教に帰依したコアーズ」という趣です。

ラマ・ギュルメ等、チャントをフィーチュアしたアーティストは今までにもいくつかいた訳ですが、

多くは瞑想に適したアンビエント路線を採っていました。そういった中これだけポップなのは珍しい。

メディテーション・ミュージックとしては不向きなのでガチのワールド好きには勧められませんが、

気軽にアジアン気分を楽しみたい向きには感じるものがあるかもしれません。

興味のある方は1曲目の「マイ・スピリット・フライズ・トゥ・ユー」を視聴してみることをおすすめします。

ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫)
ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫)
真保 裕一著
エディション: 文庫

3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 それでも俺たちは選挙に出る!, 2006/8/7
政治と言う硬質なテーマ性、34歳の主人公たちの心象描写。

二本の軸に準拠した、まさしく「働く世代の青春小説」です。

特徴的なのはその膨大な選挙に関するデータ。「資金繰りを1円単位で情報公開する」という姿勢は

あくまでフェアな立場から作品作りに取り組むと言う筆者の意思表明とも取れます。

そのアティテュードは登場人物たちの政治姿勢にも一貫して現れており、

「政治家・天知達彦」の主張は徹頭徹尾フェアプレイ。若干やりすぎ感すら漂います。

あくまで清廉潔白を貫くその姿勢に共感できるか否かで作品に対する評価も大きく違ってきます。

大衆の考える「汚さ」なんぞは織り込み済みでこそ一介の政治家よ、と考えている私には

いささか青臭く感じられてしまいましたが、そうした諦観を何かしら穿つのがこの小説の目的なのかもしれません。

少なくとも自分の持つ選挙権の意味・重さというものを反芻する契機になりました。

エンターテイメントとしてはフットワークの鈍さを感じてしまうことが多々あったのですが、

「読んで良かった」と思えた小説であることは間違いありません。

政治に興味のある人以外でも、何かしらの形で

「一歩を踏み出したい」と考えている人にとって意味のある小説です。

アウェイク
アウェイク
出品者:オレンジの本屋さん
価格: ¥ 2,200

24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 奇跡的な一枚, 2006/8/7
レビュー対象商品: アウェイク (CD)
「イメージズ・アンド・ワーズ」とのギャップ、ケヴィン・ムーアの脱退、

徹底したダークネスなどなど。非常に語られるべきことの多いアルバムと言えます。

ディスコグラフィ上転換点に位置するというポジショニングもさることながら、

何よりその内容の奥深さときたらどうだろう。アルバム中盤の最大のポイントである

ヴォイシズ3部作の敷居の高さ、それを乗り越えた時のスリル。

何もかもがドリームシアター的であり、「陽の2作目、陰3枚目」と定義する人が少なくないのも頷けます。

個人的には全作品中最も味わいのある、スルメ的アルバムだと思います。

とりわけケヴィンの紡ぐキーボードメロディの輝きはまさに唯一無二、必聴です。

シャープで聴きやすい音質も好印象。

ロックらしいダイナミズムと安定感を獲得した現在の彼らもいいですが、

このアルバムで聴けるような奇跡的なスリルとメロディをもう一度取り戻してほしい。

そう考えるのは求めすぎと言うものでしょうか。

贋作・桜の森の満開の下
贋作・桜の森の満開の下
野田 秀樹著
エディション: 単行本

3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 思い出の作品, 2006/8/7
「堕落論」などで有名な坂口安吾の「桜の森の満開の下」の「贋作(にせさく)」な訳ですが、

同作者の「耳男と夜長姫」も同様にモチーフとして大幅に取り入れられています。

ここらへんのごった煮感は極めて野田秀樹らしいものであり、作品のみならず作家性をも

丸呑みにしてしまうミクスチャ感覚にただただ感嘆するのみです。

内容はと言えば、遊眠社とは思えないほど分かりやすい。

今見ると、遊眠社というよりは初期の野田地図っぽい方法論で書かれた作品のようにも見えます。

全体的に大仕掛けな舞台なので台本があっても他の劇団が上演するのは難しい代物ですが、

当時の遊眠社の総決算という意味も含め演劇人ならば目を通しておいて損はない戯曲と言えるでしょう。

それにしても、一つ一つのセリフのなんという美しさよ。

超スピードで繰り出されるセリフの応酬が遊眠社の特長の一つですが、

個人的に「小指の思い出」と「贋作・桜の森」の切れ味は頭一つ抜きん出ている印象を持ちます。

それは取りも直さず、台本の段階での完成度の高さあってこそ。

「声に出して読みたい日本語」っていうのはこういうのを言うんじゃないでしょうか。

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