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hanaohanaoさんが書き込んだレビュー (空襲で焼けちゃったあたり)
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とっておきの銀座 (文春文庫)
とっておきの銀座 (文春文庫)
嵐山 光三郎著
エディション: 文庫
価格: ¥ 650

5つ星のうち 4.0 銀座百点の連載, 2013/5/19
銀座百点の連載。毎回、お昼を食べ、老舗一軒、今風のお店一軒、お茶をし、お酒をたしなむ。ようするに大人のデートコースが綴られる。志賀直哉、池波正太郎、斉藤茂吉、斉藤茂太等々、数々の文士にちなんだエピソードが散りばめられ、青木、すきやばし二郎、久兵衛など紹介される。ランブル、和蘭豆、Brisk、維新号、竹葉亭等々、あるいは浜作が錚々たる文士達の愛した店であるとか、誰がどこそこの着物屋さんを贔屓にしているとか、さらっと書かれている。こんな街も東京にはあるんだねぇ〜。

20世紀美術 (ちくま学芸文庫)
20世紀美術 (ちくま学芸文庫)
高階 秀爾著
エディション: 文庫
価格: ¥ 1,050

5つ星のうち 5.0 現代美術を読み解く, 2013/5/2
高階秀爾が本書で論じる論点の多くは、未だに有効性を失わない。まず巻頭で、オブジェとイマージュをめぐる決定的な分析枠組が、現代美術の具体的文脈から引き出される。そして、写実主義から印象派への展開とその臨界点としてのモネの出現から、その愚直なまでの論理的帰結であるブラックとピカソの出現、さらにモンドリアンの新抽象主義への推移が極めて論理的に導き出される。このアイデアは、社会哲学における規範の抽象化をモダンの特徴とする論考や、ある方向性の徹底化が逆説的に相反する結果を生み出すメカニズムの指摘に十年単位で先行している。本書は著者33歳での出版であり、内容の先進性と分かりやすさには目をみはる思いがする。

バリ島 (講談社現代新書)
バリ島 (講談社現代新書)
永渕 康之著
エディション: 新書

5つ星のうち 4.0 バリ島的なもの, 2013/5/2
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: バリ島 (講談社現代新書) (新書)
今日のバリ島的なものが形成されてきた系譜を追う著作である。オランダの植民地政策の中でバリがどう位置付けられ、どう利用されてきたのか。戦後、文化人類学者により優れた文化社会体系を持つ小宇宙であることが再確認され、舞踏、絵画、さらにコバルビアス著『バリ島』出版を決定打に、アッパーイースト中心に人々のオリエンタリズムを刺激したことで、今日に至るバリ島的なものが成立してきた。第三世界と西洋近代を繋ぐ窓として、現地人からインドネシアにあってインドネシアでない島と形容される所以がコンパクトにまとめられている。未だに少なくとも邦語の類書が少ないこともあり、2010年代までのアップデートを期待しています。

ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
ジェフリー・ブラウン著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,260

8 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ちっちゃなレイア, 2013/5/1
ちっちゃなレイア姫が可愛い。子煩悩な暗黒卿は、レイアをAT-ATで送り迎えしたり、鍵をレイアにイタズラされ、それを探すため権力発動したりする。セパレーツ姿のレイア姫にそんな格好しちゃダメとなったり、ハン-ソロとのキスシーンに慌てふためいたり、レイアの進学先として何気でvery affodable(笑)だと帝国の士官学校(imperial academy)を勧めてみたりと、なかなか楽しい。某書店@海外店でも平積みされ、けっこう売れているよう。おすすめ。

「生きづらい日本人」を捨てる (光文社新書)
「生きづらい日本人」を捨てる (光文社新書)
下川 裕治著
エディション: 新書
価格: ¥ 798

2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 アジア移住の末, 2013/4/28
おやっと感じさせる新刊である。これまでの筆者はアジアを旅し、そこで癒され生活を再構築する日本人にどちらかというと暖かい眼差しを向けてきたように思う。それが冒頭から沖縄のウチナンチュの心の空っぽさを指摘するくだりがあったり、栄町の居酒屋を含め、自分の足の向く店の多くが移住者の経営する店であることが書かれていたりする。タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアに生活する日本人の姿がルポされているが必ずしもうまくいっていない。日本を距離的に離れても、結局日本語を武器に現地日経企業で働いたり、日本へ雑貨を輸出したり、日本人現地駐在者を顧客と照準する形で、日本人であることを最大限利用している。結局、成長目覚しいアジア諸国の中で、賃金水準と物価差を利用する旨味は徐々に失われており、中長期的スパンに立った時、移住先での生活が抱え込むであろう難点が予期できても、なかなか先手を打てないもどかしさが伝わってくる。

マリカのソファー/バリ夢日記 (幻冬舎文庫―世界の旅)
マリカのソファー/バリ夢日記 (幻冬舎文庫―世界の旅)
吉本 ばなな著
エディション: 文庫
価格: ¥ 560

5つ星のうち 3.0 バリ島と吉本ばなな, 2013/4/23
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
マリカのソファーは、好きな作品。解離性障害を抱える女の子のお話。お話をバリと結びつけるセンスは抜群だと思う。バリ島は旧オランダ植民地。戦前から西洋社会に様々な形で紹介され観光地化しながらも、戦後も人文系研究の対象とされてきた。紀行文が併載された本作では、ウブド、レギャン、クタ、サヌール等々の雰囲気と、アマンリゾートを含むバリ島リゾートのいくつかが紹介される。プールで泳ぎ、美味しいものを食べ、雑貨や美しい布をたのしむ。魔女ランダとバロンのお話、実はいまだに東南アジア圏では大きな影響力を保持する黒魔術の話などに接近しながら、あともう一歩深く切り込まずに、あくまで自分のペースで楽しむ。東京にもどった折、彼氏と蕎麦を食べ昼寝をするラシトシーンの描写が、なぜか吉本ばなならしく感じた。併載された紀行文が、マリカのお話のカウンターウエイトとして丁度いい感じ。

アウトレイジ ビヨンド [Blu-ray]
アウトレイジ ビヨンド [Blu-ray]
DVD ~ ビートたけし
価格: ¥ 3,679

19 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 次作が待たれる, 2013/4/21
北野監督の新作。ゴッドファーザーやインファナルアフェアに向こうを張る出来栄えかはわからないが、大友の背後に政界フィクサーが登場し、関西のヤクザ団体が新たに出現したり、新しい設定がいくつか追加されている。一応の前作からの落とし前がついたところで、大友はどこへ向かうのか。役者さん達はそれぞれ存在感を出しているが、若手の活躍は前作での椎名、加瀬ほどではない。次作は当然制作されると期待し、楽しみに待ってます。

ていーあんだ 山本彩香の琉球料理
ていーあんだ 山本彩香の琉球料理
山本 彩香著
エディション: 単行本

5つ星のうち 4.0 琉球料理乃山本彩香, 2013/4/20
 さまざまな方々の推薦があり、辻近くのお店に足を運んだおぼえがある。ジュンク堂那覇店で本書を手にとり、昨年惜しまれながら閉店したお店を思い出した。最後に母親とおうかがいしたときに、那覇も地震があること、以前の地震で津波が那覇市内のどこまで押し寄せたのか、地震と津波が心配でお店にあった花織、紅型、芭蕉布、陶器などを引き上げてしまったことなどを教えていただいた。だんだんと沖縄料理の味を覚えてきた今、もう一度訪ねておけばよかったと、本書をめくりながら思い出しました。

会田誠作品集  天才でごめんなさい
会田誠作品集 天才でごめんなさい
会田誠著
エディション: ハードカバー
価格: ¥ 3,570

7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 実は社会派, 2013/4/20
 森美術館での展覧会が2013/3/31に終了した。新潟の新通中学校に通い、父親は新潟大学の社会学教授。幼少のみぎりは、本人のエッセー(『カリコリせんとや生まれけむ』)を読む限りでは、あきらかに発達障害とADHDをお持ちの様子で、もちろん周囲の好意的理解などなく、ほんとうに、よく潰されずに現代芸術の旗手として大成されたと思います。父上の影響か、作風は社会派で、例のチンポムとの交流や、たとえば「美術に限っていえば、浅田彰は下らないものを誉めそやし、大切なものを貶め、日本の美術界をさんざん停滞させた責任を、いつ、どのようなかたちでとるのだろうか。」など、浅田彰さんに一方的に喧嘩を売った後、さらに一方的に謝罪(?)めいたエッセーを書いたりもされていました。その後、浅田さんが京都造形芸術大学の学長に就任されたのは、この作品のメッセージとは関係ないようでいて、本当は影響を与えていたなら楽しい。なにはともあれ、これからも私は応援しております。

Lonely Planet Bali & Lombok (Lonely Planet Regional Guide)
Lonely Planet Bali & Lombok (Lonely Planet Regional Guide)
Ryan Ver Berkmoes著
エディション: ペーパーバック
価格: ¥ 2,443

5つ星のうち 4.0 PDF版を薦めます, 2013/4/20
 本書よりPDF版をすすめます。ロンプラホームページ(http://www.lonelyplanet.com)で購入可。ただし詳細地図がPDF版では付いていないっぽいので、スマホはローミングにするか、Wifiルーターを契約して持っていくことをお勧めします。Baliを含めリゾートに限れば、地球の歩き方よりもロンプラの方が、観光客向け高級店から地元民御用達の売店まで包括的に紹介してくれる気がします。ただ、他のレヴューアーが指摘されているとおり、ロンプラはレストラン紹介がとっても弱いと感じます。

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