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5つ星のうち 5.0
食わず嫌いはもったいない, 2011/4/6
= 楽しさ:5つ星のうち 5.0
正直、西遊記で乙女ゲーって無理だろう・・?と考えてしまって
一応買ったものの積んでました。
前半はやっぱりギャグ要素が多くて、よく分からないメンバー達とキャラ、
システムもストーリーも世界観もイマイチよく分からず、とりあえず一途プレイで玉龍をクリアしてみましたが
シナリオ、甘さともにごく普通という感想でした。
2周目以降は2章までスキップできるものの、3章から個別ルートに入る9章までストーリーはほぼ金太郎飴です。
キャラ攻略の為には徳を集める人助けの作業が毎回繰り返し必要なので、なんて周回プレイには向かないゲームなんだろう・・と
またまた挫折しかけたのですが、頑張ってよかった!!と思えるようなEDが次の八戒ルートで待っていました(笑)
それから悟浄、悟空、隠しキャラと次々プレイしていきましたが
本当にこのゲームは隠しを含めて最後までプレイすべきです。
序盤共通ルートの楽しい雰囲気から個別ルートになるとだんだんシリアスになっていくのですが、
従者それぞれが色々なものを背負いこの旅に参加した理由や目的はもちろん、他の脇キャラにしても色々な思い、苦悩が交錯し合っています。
それが攻略するごとに徐々に全体が見えてくるようになっているので、
シナリオ中の何気ない会話、セリフの中にも実はこんな意味があったのかと伏線のようなものが多々含まれていることが分かって
回を重ねるごとに違う角度から楽しむことができました。
悟浄、八戒ルートで不覚にもドキドキして、最初は絶対ナイと思っていた悟空ルートで思わず泣きました。
さすがにメインキャラ、従者としてはラストで攻略可というだけあって一気に話の本質が見えて先が気になり徹夜しました^^;
好みは分かれるゲームかと思いますが、単にイラストやギャグ風味、西遊記というだけで敬遠するならもったいないと思います。
作業が苦手、シリアスで重い話が好きな方にはどうだろう・・という感じですが、慣れてしまうとアクが強い分、今では各キャラにすごく愛着がわきました。
主人公が固定、スチルにもバンバン顔が出ますが不思議と感情移入しやすかったです。
こんなにギャグ要素いっぱいで恋愛の雰囲気も全くないのに大丈夫かこのゲーム?と最初は心配でしたが(特に悟空)
そこはきっちり最後はちゃんと恋愛できますのでご安心を。
オマケ要素もたくさんなのでプレイ後もずっとこの世界に浸れて幸せです。
某仙人を攻略できないのが残念。
もちろんFDの蓮咲伝も購入決定です。
かなり個性が強いゲームですが、タイトルどおり食わず嫌いはもったいない良作です。