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5つ星のうち 5.0
主役と主人公とアンサンブル, 2007/8/27
AWEの批判で「主役のジャックの出番が少ない」 等を多く見ます。
一作目そしてDMCとAWEの三部作全て、まぎれもなくジョニー・デップ主演で
主役のジャック・スパロウ船長の八面六臂の大活躍をファンは期待しています。
何より製作・配給側もそれを前面に押し出してきました。
そしてその期待のまま今回のAWEを観るとキャプテン・ジャックの活躍に
もの足りなさを感じ、肩透かしを食う可能性はあります・・・。が、
ジョニー本人が希望したという『群像劇』というのを一度念頭においてから観てみて下さい。
例えば「ドラえもん」は主役はドラえもんですが、主人公はのび太くんです。
三作通じて自由であり続ける為に戦ったジャックと、
大切な人たちの為に戦い、伝説を担う海の男となったウィル。
物語を動かす主役のジャックと、物語を作った主人公のウィル。
主役と主人公が別な物語と考えると、新たな発見があると思います。
そこにヒロインでありながらある意味最強キャラなエリザベスや、
個性的で魅力のある脇キャラが集まると、更に作品は盛り上がります。
その脇を固める配役にジェフリー・Rやビル・Nを持ってくるのが憎いです(笑)。
ちょっと視点を変えて観てもらえば、また違った味が出てくる作品ではないでしょうか。
勿論そんな濃いキャラクター達の中にあってさえ、キャプテン・ジャック・スパロウ
の存在感はまさに主役の貫禄といったところで。
「キャラクターの妙」で魅せる作品といえるところもあるかもしれません。
名作というにはいろいろ突っ込みドコロがありすぎます(苦笑)
エンタテイメントにひたすら徹した、三部作合わせての『娯楽作品』としては
十分観る者を楽しませてくれる、傑作だと思います。
ぐだぐだ書いてしまいましたが結局、本家夢と魔法の国と同様
『楽しんだ者勝ち☆』です!!!
ラストも「らしく」て三部作を締め括るにはピッタリではないでしょうか?
(いくらでもジャック・スパロウ船長の物語を作れそうですが・笑)
映画全体を通してディズニー映画にしては、らしさを残しつつ
描写等かなり冒険していると思います。
海賊達の行く末を再度じっくり観て下さい。