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八重桜さんが書き込んだレビュー

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渋栗
渋栗
価格: ¥ 2,473

10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 虹色のマスター・ピース, 2009/5/24
レビュー対象商品: 渋栗 (CD)
渋さが栗Qの曲を演奏
そして栗Qが渋さの曲を演奏

発売日が偶然自分の誕生日ということもありまして
コンセプトだけでも即「買い!」だと思いました。

アレンジがもう素晴らしい。「そうきたか!」という発見の連続です。
特に13曲目、渋さの演奏する『ペシェ』を聴いた瞬間
鳥肌立ちましたね。あーやられた!って。

それぞれのグループのカラーコントラストを楽しむ、という聴き方に加えて
渋さと栗Qのメンバー一人一人が持ってる(一人かぶってますがw)
音楽性の高さに改めて感心してしまいました。

サンプリング・ミュージックも好きですけれど
やっぱり音楽は生で、ワクワクするような、体の奥に沁み込むような
そんな魅力がないと!

ジャケットに虹のイラストがありますが、正にそんな感じ。
カラフルで楽しいアルバムです。
ピタゴラスイッチぐらいしか知らないな〜、てな方にも是非おすすめします。

夜、海へ還るバス (アクションコミックス)
夜、海へ還るバス (アクションコミックス)
森下 裕美著
エディション: コミック

26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「お母さん さよなら」, 2008/5/13
帯や店頭POPを見る限りでは、女性の同性愛が
テーマの基軸になっているような雰囲気でしたが
内容は決してそれだけではないと感じました。
もっと深い、男女という性、もっと言うならば
現代に生きる人という生き物がこころに抱える、昏い「孤独」
そういった哀しみを、森下さんは『大阪ハムレット』
と同じ飄々とした語り口で表現しています。

魂に深い孤独を巣食わせる女性、美波と
こころを通わせてゆく主人公、夏子。

月明りの下、夏子と美波が互いの孤独を慰め合うシーン。
そして、母なる胎内(それは女性である彼女自身でもある)
へ還ってゆくラストシーンは何度読んでも涙が出ました。

夏子は最後「さよなら」と呟いて
母に掛けられてしまった呪縛から自らを解き放ちます。
過去を棄て去ることはできない。
恨みや憎しみからはなにも生まれない。
しかしたとえその傷を抱えたままでも
いたみに拘らず、囚われずに生きて行くことは
できるのだ、と
いままで自分が迷い苦しんできたことへの確かな答えを
もらった気がしました。

すべてひとの、すべての苦しみに対する答えではないと思います。
でも
生きることに、こころに、いたみを覚えるすべての人へ
何らかの慰めになればいい
そう願ってこの作品をおすすめします。

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