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大変楽しめつつも。, 2008/6/23
前作「ラティーノ・ラティーノ」で舞台となるブラジルとコロンビアに
実際行かれて取材されてることには敬服しますし、出来上がった「ワイルドソウル」も素晴らしかったです。
ただ実際行かれたにもかかわらず、作品中に出てくるスペイン語に(きっとポルトガル語も)あんまりな間違いが
いくつか出てくるのが悲しいです。そのくらいちゃんと調べて欲しいし、幻冬社の編集さんにも猛省求む。
元ネタとしておいしく使い倒した移民の話しも、日本でのコロンビアマフィアの話しも
その重さを作品に利用してるだけで、細かい嘘や誇張も多い。娯楽小説にこんなこと言われても作者は心外でしょうが。馳星周がどこかで推薦していたので読んだのですが、さもありなんと思いました。
とにかく楽しめる事は請け合います。ただ重い事実を商品として美味しく利用するに当たって、脇が甘すぎるのが難点。
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52 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
同じ手口。, 2008/1/21
h.yamagata氏は勘違いしてますね。
かつてのイギリス世界侵略に於いての東インド会社から始まって
中東から中南米、アフリカまで、ずっと同じ手法で行われて来た事です。
どこでも良いからちゃんと近代史を学べば、その手法の共通点に気付くでしょう。
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根本的に問題が・・・, 2007/1/4
協力隊員が異国でがんばる様子や現地の人との関わりなど、楽しく読めましたが
非常に疑問に思ったことがあります。
筆者は高校バレーの並以下の選手でコーチ経験も無いのに
もとのコーチを押しのけて(元のコーチもひどいコーチのようですが)
コロンビアの地区代表のコーチになってしまうという、お話の大前提があまりにもおかしいことに
びっくりしてしまいました。日本国民の税金で派遣するならちゃんとしたプロを派遣するのが
先方にも職業倫理的にも礼儀だと思うのですが。筆者とJICAはコロンビアを馬鹿にしてるんか?
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実は貴重な情報, 2006/11/4
言いふるされた言い方ではあるけれど「人種・文化のサラダボウル」という視点でNYを見た場合に
各人種が住み分けているエリアの情報は、外国人には入りにくい。
例えば東京近郊で沖縄の人達の古くからのコミュニティーに行きたいとか
中南米人の在日コミュニティーについて知りたいとか、そういう情報は本当に少ない。
個人的には、現地人の視点で淡々と情報を書いてくれているのでとても参考になった。
実際に行かず読み物として堪能したい向きにはまさしく物足りないとは思うが
自分で体験したくてその手がかりを探している人には、あとは自分で行ってみれば良いだけなので
感想、という時に迷惑なフィルターの無い「現地人にしか判らない情報の手がかり」がある事が
ありがたい。
エルサレムの旧市街も各宗教ごとの住み分けについては聞いてはいたが、
実際に行ってみると日本で得た情報とは随分違った印象を持った。
で、実は3つの宗教の関係も其処に色濃く反映されている訳で、あまり感情・感想の入らない
淡々とした情報は「目的のある旅」にはありがたい。
得てして感想や感情、考察を沢山書いた本が評価される傾向にあるが
読み物としてみるか純粋に情報源としてみるかで、本の評価は別れるのではないでしょうか?
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人間はどこでも一緒。, 2006/10/20
ラティーノと随分と長く付き合ってる身からすると、今さらな感じもある。
日本との違いを強調することで「売り」を作らないと読者の興味を引けないのも判る。
ラティーノにこの本を読み聞かせると、彼等は笑って「僕も日本について本を書きたい!」と言う。
日本の秘伝書?是非読みたい。というか私も協力したい。日本人にすら不思議なことが日{には沢山あるから。
ラテンの思考回路を理解するには(販売戦略としての嘘・誇張が多少あるとしても)とても手ごろだと思う。
願わくばこれを読まれた方が、是非一度現地を訪れ実際にラテン人と「現地で」交流されることを勧めます。
私の周りのラテン人が言う様に「結局人間はどこでもたいして変わらないもの」と
例えばそんな境地まで辿り着けたら、と私は読後思ったりしたのです。
イラストも楽しい。よく見る画風なんで有名な人かも。話によく合ってます。
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日本人にはまだ判らないこと。これから嫌という程判る事。, 2006/9/27
アマゾンで何かを買う様な中間層には理解出来ない世界。
自分の知らない世界を理解出来ないかもしれない、と自覚出来るかどうかが
大人と子供の境目だと思う。
本を読んで判った様な気になる事が一番あさましい。作者は自分で現場を見ただけ誠実だ。
たとえ自慰にしか過ぎなくても。
知り合いの移民たちを思い浮かべながら
まったく喰えなかった自分の20数年を考えながら、第二章の終わりを噛みしめた。
貧乏や無知は無限ループを繰り返し、「遺伝」し、それこそが「階層」となる。
無能な者は貧困になる。が、富める者が必ず「優秀」なわけでもない。
ただ貧困は必ず、人から思考を奪って行く。
どうやって「生きて行く力」を手に入れるのか?子供たちにきちんと教えなくては。
「他人事では無い」、すでに10数年前からこれは日本の現実でもある。
日本の教育と、移民の問題も含めて。
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