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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
玉石混淆な感もあるが、気になる雑誌。,
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レビュー対象商品: g2 ( ジーツー ) vol.2 (講談社MOOK) (ムック)
ノンフィクション新機軸メディアとのコンセプトとしてこの秋発刊された「g2」の第2弾。創刊号は硬派な題材が目立ったのに比べ、今回は、吉本興業、野村克也、三國連太郎に新宿歌舞伎町まで、どちらと言えば読者が取っつき易い題材が並んでいる。創刊号がどれだけ売れたのかは知らないが、多少商業ベースを意識したような印象。でも読んでいくと、これが中々に骨太な硬派精神なのだ。業界で話題になった多角的総合エンタメメディア吉本興業のTOBの陰で起こっていた融資ドタキャンの三菱東京UFJ銀行の理由。森功の「同和と銀行」と抱き合わせで読むと、改めて、この日本最大のメガバンクの闇が見えてくる。 魚住昭による良識の政治学者山口二郎とご存じ佐藤優との対談から浮かび上がる小沢一郎思考解剖では、未だよく分からないこの大物政治家のその強面の内にある深謀遠慮ぶり、稀代のプラグマティストとしての顔が窺える。西松事件を契機に、小沢は国家より社会の立場から反官僚、国家改造を決意したとの佐藤の読みは鋭い。 上杉隆は、記者クラブの傲慢と自己保身ぶりを相変わらず糾弾し、民主党政権誕生の裏側での記者クラブ開放への、閣僚たちも巻き込んでのせめぎ合いが暴露される。 そして、「フライデー」記者たちの顔出し座談会。次々に語られる“歴史的スクープ”のエピソードの数々に笑わされつつ、伝聞憶測ではなく自ら取材、目で見て確証を得たモノを書くと言う現場第一主義に、ゴシップだの低俗だのと言われながらも、確かに記者としての矜持を感じる。 その他、中には堅さばかりが目立ったり正直読み飛ばしたくなるような退屈な記事があり、玉石混淆の感もある。価格は割高とも思えるが、編集部の拘りは感じる。もう暫く関心を持って読んでいきたい。 雑誌ながらしおりが付いているのが嬉しい。ただし、この表紙は煽情的ではあるが、どうにも頂けないが(笑)。
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