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内部告発者
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滝沢 隆一郎著 エディション: 単行本 |
| 価格: ¥ 1,470 |
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| 在庫状況: 在庫あり |
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
内部告発者は宇宙人?, 2004/10/4
本作品は内部告発者の容疑をかけられ、会社から告発を受けてしまった元副社長の悲劇と戦いの記録である。経済雑誌記者の取材を受けてしまったばかりに、自己破産ぎりぎりまで追いつめられていく姿は、何だかちょっと滑稽というか元重役の癖に危機管理能力がないのかと言いたくなります。 モチーフとしては、内部告発者保護制度、企業倫理、競争社会、マスコミといったものがあると思うのですが、真の内部告発者のシナリオ通りに全てが進められています。しかも真の内部告発者は無傷な宇宙人のような存在に書かれているのが、とても残念です。
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9 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ボウリングってスカッとするよね。, 2004/9/20
数ヶ月前に、この映画をDVDで見たとき、どうして事件を起こした高校生たちが、犯行の前にボウリングをしたのか、激しく謎でした。 今日、家族でなんとなくボウリングをしたくなり、やってみてその謎が解けました。このタイトルを付けたマイケル・ムーア監督は、その謎知っていたはずです。スカッとすることをしたくて、暴挙を行ってしまった高校生。その高校生が悪いのか、暴挙を行える銃社会が悪いのか?マイケル・ムーア監督が問いたかったのは、その点だと思います。
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出口のない海
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横山 秀夫著 エディション: 単行本 |
| 価格: ¥ 1,785 |
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| 在庫状況: 在庫あり |
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
回天, 2004/8/17
天を回らし、戦局の逆転を図る。名付けて回天である。 甲子園の優勝投手が大学野球で肘の故障に泣き、魔球を作って復帰を目指すが、戦時下の特殊な条件下で、史上最悪の特攻兵器である人間魚雷の「回天」に乗るストーリー。事件ものや刑事物が多い横山秀夫さんの小説の中では、異色のストーリーだと思う。学徒出陣の心象風景や戦時下での大学野球、回天隊の軍隊生活など読み所満載です。 4つ星なのは新作だと思ったら、1996年発表の作品の改稿版であることと小説のタイトルの「出口のない海」が、今ひとつピンとこない点です。しかし、神風特攻隊だけでなく、神潮とも呼ばれた最悪な特攻兵器があったことを認知できて嬉しかった。
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博士の愛した数式
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小川 洋子著 エディション: 単行本 |
| 価格: ¥ 1,575 |
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| 在庫状況: 在庫あり |
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
江夏と野球カードと幻のホームラン, 2004/8/16
素数を愛する数学博士との出会い。それは、主人公の家政婦や少年にとって衝撃的であったに違いありません。でも、まるで占星術に罹ったかのように博士の数学に魅了されていきます。 キーポイントという言葉があるけれど、まさに9・11の対ヤクルト戦での9回裏での幻のホームランは博士や主人公の家族にとって、まさにキーポイントだったんでしょうね。奪三振王だった江夏の活躍や江夏の野球カードに纏わる話には野球ファンじゃくても魅了されます。 博士の愛した数式である複雑なパイやeを使った公式は、僕には理解不能だったけれど、数学というのは、あの幻のホームランのように、未来を予測することを究極の目標としているのだろうと思いました。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「かりゆし」な映画, 2004/6/8
沖縄には、まだ一度しか旅したことがないけれど、風土、自然、空気全てが大好き。松田君が特に好きでない僕は、ある意味、環境ビデオを見るような意味で、きれいな沖縄の風景を期待して臨みました。ストーリーは民俗学でマレビトと呼ばれる、霊界(来訪神)とコンタクトできる少女との接触で始まる摩訶不思議な物語。正直言って、はてなな部分もいっぱいでした。一番驚いたのは、あのとんちゃんこと村山富市元首相が重要な場面で出演していたこと。始め、村山さんに良く似た役者さんだと思っていたら、最後のスーパーで本物だとわかってビックリしました。あの眉毛は、確かに、琉球王朝の人を思わせる眉毛ですよね(本当は大分県出身みたいですが・・)。 沖縄フリークには特にお勧めの映画で、何気ない風景でも絵的にとても楽しめます。特典映像のメイキングは「かりゆし」とは何ぞや?と思わせぶりな作りになって、ちょいと楽しめます。龍平ファンより沖縄ファンにお勧め。
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臨場
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横山 秀夫著 エディション: 単行本 |
| 価格: ¥ 1,785 |
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| 在庫状況: 在庫あり |
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人生の拠り所, 2004/4/25
タイトル名は「りんじょう」と読み、初動捜査をさす業界用語らしい。 後輩たちから校長とまで呼ばれる検視の神様にまつわる8つのストーリー。 そのいずれも、思わず唸ってしまう内容で、329頁あっという間に読み終えてしまった。 僕が読破した横山秀夫作品は「クライマーズハイ」「半落ち」に続いて、これが3作目で、ありきたりの言葉ですが完成度の高さにいつも驚かされます。 横山さんの作品には1つの共通点があると僕は思った。 それは、主人公がみな人生の拠り所を持っているということ。 だから、主人公はみな熱くなれるのだと。 本作の倉石検視官の場合、それは「事件の真実を探求すること」で、 「黒星」という作品では、他殺と断定して一敗地にまみれるとわかっていても、 元部下の自殺の真相を探ろうとする。 横山さんの小説を読んでいると、人生の機微を知ることができて楽しい。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
短編もいいね。, 2004/2/15
ランディさんの作品は大好きで、「コンセント」「アンテナ」「モザイク」の三部作はすでに制覇。摩訶不思議な世界感を持ちながら、不思議と癒される作風に惹かれる僕です。さて、本作は恋愛短編集と銘打たれた9つの小説集。いつもランディさんの作品を読むと感じるのは、女性特有の傲慢さとか見栄とかが感じらえないために、素直に異性の主人公に感情移入できることです。 一応恋愛小説になっていて、確かにそれぞれ恋の場面が出てくる訳だけれど、本当に欲しいのは素敵な彼でも、燃えるような恋愛でもないんだよね。その答えが知りたかったら、ぜひこの本読んで下さい。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
言葉で展開するサッカー, 2004/2/14
正直言ってあまりサッカー好きとは言えない僕だから、この本のレビューを書いてはいけないのかもしれないけれど、「言葉で展開するサッカー」というのは、僕の頭の中では展開しきれなかった。例えて言うのも変だけれど、将棋の棋譜を読むような読解力がないと最後のシュートシーンしか楽しめないんじゃないかな。 でも、前半から中盤にかけての主人公自体が言うスパイ映画みたいな展開は、なかなか楽しめました。特に美人女史と会う辺りはワクワクしました。だからこそ、後半の怒濤のサッカーシーンで、肝心のドーピング剤は誰が何の目的で実行していたのかをうやむやにした終わり方が、とても残念です。 最後に解説の中で、中田英寿が「愛と幻想のファシズム」の主人公のトウジに憧れていたことを書いているけれど、あらゆる災難をはねのけ自分で解決できる男って、まさにミッドフィルダーに求められる資質なんだろうね。中田にエール送りたいです。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
果てしなく続く回廊, 2004/1/10
20年前の名画座で見たその斬新な映像が、「果てしなく続く回廊」とか「去年、マリエンバートで、お会いましたね。」というスーパーとともに、いまだに焼き付いています。それから、映画の中に出てくる1、3、5、7本のマッチ棒を交互に取り合う石取りゲームは、すぐに夢中になって大学生の僕は、必勝法マスターしたものです。 DVDで20年ぶりにこの作品を見て、主演女優デルフィーヌ・セイリグの美しさに魅了されました。そしてどこを取っても、映像が本当にキレイ。現実なのか妄想なのかよくわからないストーリーは、見終わった後に想像力を掻き立ててくます。 主な登場人物は、謎の男X、夫人Aとその夫Mの3人ですが、夫人Mを巡る石取りゲームに興じます。夫Mは何らかの理由で、夫人Mを手放したいと思っていた。夫人Aの望みはただ一つで、MがAを失うことを恐れることだった。しかし、Mはそんなそぶりを見せず、Aは失望しながらXの元へ。XはAをMから奪い満足するものの、MがAを手放した理由は永久わからない・・。 などという想像掻き立てます。ところで、庭園で人の影が印象的に浮かび上がる映像は、人影だけ石畳に描写したトリッキー映像だったのですね。けれっども、当時のモノクロ映画では、このような白黒で映えるような仕掛けは普通に行っていたと聞きます。これに限らず、嘆美的な作品であることは間違いないでしょう。 最後に、DVDのスーパー見る限り、「去年、マリエンバートで、お会いましたね。」という字幕は見つからなかった。あれは、僕の思いこみだったのか、それとも当時の意訳だったのかが僕の強い関心事です。
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