mbookdiaryさんのプロフィール > レビュー


プロフィール

mbookdiaryさんのコンテンツ
レビュアーランキング: 46
参考になった:  7967

ガイドライン:Amazon.co.jp コミュニティのガイドラインについてはこちらを参照してください。


mbookdiaryさんが書き込んだレビュー
(TOP 50 REVIEWER)   

表示する順番:  
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11-20
pixel
決弾 最適解を見つける思考の技術
決弾 最適解を見つける思考の技術
小飼 弾著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,500
在庫状況: 在庫あり

 
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 頭の体操に, 2009/10/25
小飼弾氏の決断を通して氏の考え方を知ることが出来る本。対象年齢は20代前半を想定しているよう。
何かを得るためには何かを捨てなければならない。友達が出来ないと嘆いているのは、「自分の時間」や「孤独」を捨てることが出来ないからではないかなど。その決断の根拠に特徴があって面白い。

一般受けしないかもしれないが、頭の体操として読んでみると楽しいだろう。

パプリカ [DVD]
パプリカ [DVD]
DVD ~ 今敏
価格: ¥ 3,945
在庫状況: 在庫あり

 
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 映像が突き抜けていて楽しい, 2009/8/25
他人の夢に入り込むことが出来るまさに夢の機械が何者かの手によって悪用される。巨大な誇大妄想が人々の夢の中に侵入し、更に現実の世界と夢の世界が混ざり合ってしまう。

物語の半分は夢の世界で、意味がわからなくなりそうでならないぎりぎりのところで物語りは展開する。アニメだからこそ表現出来た世界観だ。

犯人は人間らしい場所が科学の力によってどんどん奪われてきていて、最後の聖地が夢の中だという類の発言をする。これには一理あると思う。ただ、だからと言ってその世界を支配しようとするのは間違っている。

例えば科学を光と例えると、光があるところには闇が生まれる。光と闇は表裏一体の存在なのだ。だから、この例えで言うと、犯人が失われつつある人間の聖地である闇の世界を強く支持し、支配しようとしたのは単なるエゴだ。闇の世界は誰かが守らなくてもなくなることはないからだ。単純な独占欲に適当な理由を与えただけに過ぎない。

映像的にかなり突き抜けていて楽しい。創造力が刺激されるよい映画。

脱「ひとり勝ち」文明論
脱「ひとり勝ち」文明論
清水 浩著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,575
在庫状況: 在庫あり

 
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 窮屈な幸せのイメージを変える本, 2009/8/5
大筋は電気自動車の時代には、部品も少なくなりエネルギーも安価になるので地域の差がなく世界中がよい車を作るようになる。破壊だけではない、勝ち負けを決めない日本的なやり方が新しいスタンダードになるというような感じです。

先に経済的に成功したものが、遅れたものを搾取して栄える現代の社会はやりようによっては変わることが出来るという風に思わせてくれるほんです。

勝ち負けだけを考えていると窮屈で、例え「勝った」としてもその勝利のイメージは幸せとは結びつかないかもしれませんが、著者の脱「ひとり勝ち」の考え方は幸せと直結するように感じます。

簡単に読めるのでオススメの本です。目の前を閉塞感が覆っている人には、車や技術に関心がなくても読むと癒されると思います。

やりたいことがないヤツは社会起業家になれ
やりたいことがないヤツは社会起業家になれ
山本繁著
エディション: 単行本(ソフトカバー)
価格: ¥ 1,260
在庫状況: 在庫あり

 
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 夢も希望もないやりたいこともない。でも、そんな人に向いている仕事があるという逆転の発想がよい, 2009/6/24
汗や努力が感じられずサラサラとした感触。だけど時代のニーズを捉えている。著者はやりたいことがないコンプレックスを長い間抱えていたという。著者はだったらやりたいことがある人のサポートをする仕事をしようとあるとき気づいた。そして、自分の気持ちに素直に従っているうちにいくつかの事業を起こし、社会起業家として成長していった。

そこには、「やりたいことがなければいけない」という強迫観念や、やりたいことがない自分は劣っているという焦燥感が感じられない。どこかの時点で吹っ切れたのだろう。そしてその自然な発想が的確に時代のニーズを捉えていると思う。

「やりたいことがなければいけない」というのは恐らくもう時代遅れになった一種のブームだったのだろうと思う。誰もが何かになれる、あるいは何かにならなければならない。しかも既存の枠組みの中で、というのはやはり窮屈だ。

かといって、生きていくためには仕事を選んだり、暇つぶしを探したりしなければいけない。受身でやるよりは積極的にやりたい。

彼は「やりたいことがないからやりたいことがある人のサポートをしよう」という種類のやるべきことを見つけた。

"社会的思い込み"から少し距離を置くことで、彼はやるべきことを見出した。今は多くの人がネットなどの影響で"社会的思い込み"から距離を置いている。著者の肩肘を張らない生き方を見て、これから同じように自然に新しい面白いことを見出していく若者が多く出てくるような気がしてうれしくなった。

闘う経済学―未来をつくる「公共政策論」入門
闘う経済学―未来をつくる「公共政策論」入門
竹中 平蔵著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,575
在庫状況: 在庫あり

 
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 政治の意思決定システムと政策を決めるために必要な簡単な経済学をわかりやすく教えてくれる 非常に面白い!, 2009/6/23
小泉純一郎元首相とともに、日本の構造改革に奔走した竹中氏が、自らの経験を元に政治の意思決定システムと政策を決めるために必要な簡単な経済学をわかりやすく教えてくれる。

非常に面白い!

竹中氏よりの人もそうでない人も政治と経済に関して興味があって、その手の入門書を読んだことがあるのならば、この本は入門と中級の架け橋としてとてもよいと思う。

政治や経済など難しそうな分野を扱う本なのにどうして面白いのか。それは本書が客観的な事実を扱うことや、自らの意見を主張することに偏っていないからだ。非常にバランスがよい。また、論理的に語られているので今まで曖昧模糊としていたところがストンと腑に落ちる感覚を与えてくれる。だから、ぐいぐい引き込まれてしまう。

不良債権処理、郵政民営化、地方分権などわかりやすく目立つ政策が多かったが、それがどうして当時必要だったのか、また、日本が今現在どんな問題を抱えているのかを教えてくれる。

経済学という学問だけでは、政治は動かない。政治には政治家や官僚や既得権益者やマスコミや、国民が関係してくる。そしてこれはすべて人である。権謀術数が渦巻く政治の場で、いかに目標としている政策を実行に移すのか。そういう戦略的な記述も多く、楽しめる。さながらハードボイルド小説を読んでいるようだった。

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
佐藤 優著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,680
在庫状況: 在庫あり

 
5つ星のうち 5.0 読むと勤勉、ロマン、マスコミ、国に対する考え方が変わってしまう本, 2009/6/11
拘置所において取り調べ担当の検察官との間で生まれる奇妙な信頼関係。また、自ら作り上げた物語を全力で事実としてしまうような強力な国家権力の存在など、読んでいて引き込まれる要素がたくさんある。

強く感じるのは佐藤優(まさる)氏の記憶力のすさまじさとロマンティシズムである。本書は回顧録でもあるのだが、当時のことがあたかも目の前で起こっているように現実感を持って提示される。また、彼の主張の一貫性と理想の高さは一種の才能であると感じられるほど特出している。大酒飲みということであるが、彼は相当の勤勉さを持ち合わせているのだろう。本書を読んで勤勉という言葉の意味が私の中で変わってしまった。

取調べ担当の検察官の口から出た国策捜査という言葉が一つのキーワードとなっている。佐藤氏はこの事件を分析し、自らの結論を出す。時代のけじめ。

自らの正義感を信じ、どんな立場であろうとその信念を貫く様はとても高潔である。ただ、あまりにも高潔で隙がないので、もし仮に彼になにか問題があったときに彼を止められるのは犯罪さえ捏造する国家権力しかないのかもしれないと思ってしまった。事件の真相がどこにあるのかわからないが、また、事件自体捏造なのかもしれないが、これは彼の能力の高さがもたらしたものであることは間違いがないと思う。

国に彼のような有能な人物をうまく使える人がいたらよいと思う。

サクッとうかる日商2級商業簿記テキスト
サクッとうかる日商2級商業簿記テキスト
福島 三千代著
エディション: 単行本
価格: ¥ 945
在庫状況: 在庫あり

 
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 出会えてよかった!, 2009/6/1
大切なことがすとんとスムーズに頭に入ってくる。楽しげなイラストと適切な図解が理解を助けてくれる。例えば対照勘定など手をつないだ勘定同士が出てきて、生まれるときもなくなるときも必ずペアと書いてある。本当によいテキストだ。

はじめての課長の教科書
はじめての課長の教科書
酒井穣著
エディション: 単行本(ソフトカバー)
価格: ¥ 1,575
在庫状況: 在庫あり

 
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 振り返って見てよいものは大切にする, 2009/5/28

マネジメント理論は基本的に欧米から輸入されたものだそうである。その欧米直輸入のマネジメント理論をそのまま日本の企業組織に適用しようとすると、中間管理職に関する部分がその重要性にもかかわらず抜け落ちてしまう。

本書はそんな日本企業の特徴でもある課長に対するアドバイスがぎっしり詰まった本である。

いろいろ学ぶところは多くあるのだが、本書を読んで一番感じたことは、灯台下暗しということである。振り返ればいろいろよいものがあるにもかかわらず、大量生産されて手に入りやすい欧米のサングラスをかけて物事を見ると、日本人がもともと持っていた大切なものが視界に入ってこなくなる。本書で扱われている課長以外にもそういうものが今はたくさんあるのだと思う。

成果主義は微妙なところだが(サラリーマン以前の日本は成果主義だったような気がする)、「成功」、「金」などもそうだ。もちろん、世界の流れには敏感でいる必要はあるが、日本人が昔から持っていた大切な価値が失われていることを考えると切ない。

サクッとうかる日商2級工業簿記テキスト
サクッとうかる日商2級工業簿記テキスト
福島 三千代著
エディション: 単行本
価格: ¥ 945
在庫状況: 在庫あり

 
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 工業簿記への苦手意識が大分少なくなりました, 2009/5/26
読了しました。イラストと丁寧な説明が印象的です。3色刷りで視覚的にも飽きずに読みきれました。初めて学ぶ人が躓かないように用語の解説などにも紙片が割かれていて学習者のことを考えているなぁと感心しました。

特に原価計算の加工費を考える際や差異分析の際を考える際の図の書き方などがわかりやすくためになりました。図が自分で書ければ試験の際に迷ったときに自分で考えて正解にたどり着くことが出来ると思います。

「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書)
「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書)
郷原 信郎著
エディション: 新書
価格: ¥ 714
在庫状況: 在庫あり

 
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「法令を守ればいい」という思考停止状態に気づくために, 2009/5/20
先日、ある居酒屋で面白い体験をした。そのお店のHPによるとそこにはマニュアルはないのだそうだ。スタッフは常にお客様(「お客様」と杓子定規に言わなくてもいいと思う。客でもいいのだ。敬意を払っているからといって「様」までつける必要はないと思う。様をつけたから敬意を払っていると考えるのが思考停止状態そのものだ。これは僕の考え。)のことを考えその場で様々なことを判断しなければならない。このお店の接客はとても良かった。

巷ではなにかあると法令遵守とかまびすしい状況が続いたが、この風潮の背後には一種の思考停止がある。日本もまともな法治国家になりつつあるのかというとちょっと違う。今まで当事者の倫理観や信用を守るためにされてきたことが、単に法令や制度をクリアすればいいという思考停止状態に取って代わられつつあるという危険な風潮がある。この風潮の下で、当事者は自分の頭を使って考えることをしなくなる。

法令順守をめぐって大きな弊害が指摘されている。仕事の中で基本的なことと具体的な細かいことがあるとすると、通常仕事をするときの人は基本的なことに意識が集中していたが、法令遵守が叫ばれてから具体的な細かいことばかりに意識が集中するようになってきたというのだ。それは枝葉末節であり、小手先の技術である。

現在、社会では法令遵守という言葉をたてにして思考停止状態に陥っている面が多くあると思う。多くの人がその状態に気づくことが出来れば、社会ももっと過ごしやすく良いものになっていくと思う。そのことを本書は気づかせてくれる。

ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11-20