内容紹介
ジョージ・クルーニー【主演・製作総指揮】×トニー・ギルロイ【監督・脚本】が仕掛けるサスペンスエンタテインメント!! 男(フィクサー=もみ消し屋)は、完璧に罪を消せるはずだった・・・。 巨大農薬会社の3000億円訴訟をめぐる恐るべき陰謀、壮絶な駆け引き・・・ 『ボーン・アイデンティティー』シリーズの人気脚本家トニー・ギルロイ【監督・脚本】×『オーシャンズ13』のスティーヴン・ソダーバーグ【製作総指揮】×『ザ・ファーム/法律事務所』のシドニー・ポラック【製作・出演】らハリウッド最高峰のスタッフが集結!!! 第80回アカデミー助演女優賞受賞!!!<ティルダ・スウィントン> 第80回アカデミー賞主要部門最多ノミネート!!【作品賞 監督賞 脚本賞 主演男優賞 助演男優賞 助演女優賞 作曲賞】 【STORY】 全米を騒然とさせた3000億円にのぼる薬害訴訟。被告の巨大農薬会社有利のうちに訴訟が解決されようとしていた正にそのとき、農薬会社の弁護を担当するNY最大の法律事務所の弁護士が、全てを覆す”秘密”を握ってしまう。彼は良心の呵責に苛まれて、事実の暴露を決意。この動きを察知した事務所は、「フィクサー」=マイケル・クレイトンに”もみ消し”を依頼する。いつものように活動を開始したマイケルは、数日後に暴露を目論んだ弁護士の死亡を知る。その不審な死の真相を追究していくうち、次第に彼は企業の隠蔽工作にとどまらぬ、予想をはるかに超えた巨大な陰謀に自らが巻き込まれていくことに気づく・・・・・。 【映像特典】未公開シーン集 【音声特典】オーディオコメンタリー ※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。
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主人公は一応、法律事務所に所属しているものの、その仕事内容は、大企業にとって不利な情報を隠蔽する「裏稼業」。なかなか日本ではお目にかかれない職業を、ジョージ・クルーニーが人間くささも織り込んで名演する。名うての“もみ消し屋”として知られるマイケルが、巨大農薬会社で同僚が起こしたトラブルを解決するうち、自らの命も狙われる事態に陥ってしまう。
何やら謎めいたオープニングのシーン。そこから時間が溯って、そのオープニングでのマイケルの行動の理由が明らかになる展開は、脚本家として名を上げたギルロイ監督らしい。映画全体は、人間ドラマ、社会派、サスペンスといったジャンルの間で揺れ続け、観る者を戸惑わせる面もあるが、キャストの熱演があらゆる違和感をカバーする。本作でアカデミー賞助演女優賞のティルダ・スウィントンは、農薬会社の面子をかけた悪巧みと、その陰での巨大なプレッシャーをリアルに演じるが、ラスト5分のクルーニーも賞賛に値する。正義と仕事の狭間で悩んだ主人公の決着のつけ方には、クルーニーらしい男っぷりが発揮されているのだ。(斉藤博昭)