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現在のU2のファンは2つの大きなグループに分かれるようだ。1つは初期のアルバムまで掘り下げて聴く(良心的で聡明な)ファンたち、もう1つは1990年代以降のアルバムを好み、それ以前のアルバムすべてを「クラシック・ロック」と非難するファンたち。けれどもU2のアルバムで、クラシック・ロックと言えるのは1984年の『Unforgettable Fire』だけである。80年から83年までに制作されたまさに初期のアルバムは、比較的かえりみられることは少ないが先鋭的なサウンドを完成させていた。本作はその1つの見本であり、最初の3作をひっさげて行われた1983年のアメリカツアーのライヴアルバムである。当時のU2はまだ自分たちのことをアイルランド出身のがつがつしたちっぽけなバンドとみなしていた。本作はできればあともう数曲収録してもらいたかったが、その点をのぞけば全編通してまったく非の打ちどころがない。(Gavin McNett, Amazon.co.uk)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
U2はボノ(vo),アダム・クレイト(b),ジ・エッジ(g,key),ラリー(ds)の4人により76年アイルランドのダブリンで結成されたグループ。パンク,ムーヴメントの嵐が去った後,本格的ロック・バンドを目ざす彼らはピーター・ガブリエル,XTCで知られるスティーヴ・リリィホワイトのプロデュースによるデビュー・アルバム『ボーイ』で一躍注目されるようになった。ボノの強烈なヴォーカル,ラリーのたたきこむようなドラムス,エッジのストレートなギターが創り出す研ぎ澄まされた音空間は,聴く人に類まれな緊張感をもたらしてくれる。また,アイルランドやポーランドなどの紛争に関心を持つ彼らは,それらに対する抗議,連帯,解放を曲の大きなテーマとしている。聴衆と一体と成すライヴからは熱い感動が伝わってくる。
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