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ジーン・アモンズは、プレスティッジ・レーベルの顔ともいえるサックス奏者だ。プレスティッジに限定すれば、リーダー作の多さでは間違いなくチャンピオンだろう。ブロウ派のイメージが強いが、バラードを吹いても味わい深いし、ビバップからフュージョンまで、あらゆるタイプに適応する柔軟なスタンスの持ち主だ。
本作は、60年にトミー・フラナガン、ダグ・ワトキンス、アート・テイラー、レイ・バレットを従えて録音したワン・ホーン作だ。その後何枚もワン・ホーン作を録音しているアモンズだが、その先駆けとなった作品が本作である。
ここでのアモンズは自作のブルース、チャーリー・パーカーのバップ曲、スタンダード・バラードをバランスよく取りあげており、多彩な角度からその魅力に触れることができる。太くてどっしりとした音、懐の深い演奏、まさにアモンズの独壇場といっていい。ミディアム・テンポでゆったりと吹いている<4>がオツ。
なお、よく似たタイトルのヴァーヴ盤『ボス・テナーズ』は、ソニー・スティットとの壮絶なテナー・バトル作品である。そちらも名盤だ。(市川正二)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
ファンキーなテナーで人気を爆発させたアモンズがその魅力をジャジィな響きの中で存分に発揮してみせた作品。共演者のフラナガンの好サポートもあって,ここでの彼は本来のスウィング~ビ・バップ派ぶりを遺憾なく発揮してみせる。3の美しさなど格別だ。
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