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2007年4月に公開された、成海璃子主演、前田敦子(AKB48)共演の友情ムービー。原作は、真戸香による同名の小説。現代の少女たちの“ライフライン”ともいうべき携帯電話を介してふたりの女子高生が自分らしさの再生をめざす物語で、ともに不器用な彼女たちの姿がたまらなくいとおしい。ついつい“いい子”を演じてしまう寿梨(成海)と、クラスで無視されている日南子(前田)。立場は違っても、“あるべき自分”に戻りたい気持ちは同じで、現実と虚構の距離感に悩む辛さは、大人にも大いに共感できるところ。ヒロインたちと同年代ならば等身大のストーリーとして、また、もう少し大人ならば、今一度“自分のあり方”を見つめ返してみたくなるさわやかな作品。市川準監督ならではの、やわらかさの中に凛とした冴えのあるタッチが際立っている。(みきーる)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『瑠璃の島』の成海璃子とAKB48の前田敦子共演で贈る青春ドラマ。両親を気遣ってよい娘を演じる女子高生・寿梨は、疎遠になっていたイジメられっ子・日南子に携帯メールで物語を送る。それは“みんなに愛される私”になれる物語だった。監督は市川準。