内容紹介
「皆々様の真(まこと)と理(ことわり)、お聞かせ願いたく候。」--謎の薬売りふたたび。
『怪~ayakashi~』で大反響を呼んだエピソード「化猫」のスタッフが再結集。圧倒的な映像美で描かれる怪異譚。
<初回限定版特典(予定)>
・豪華描き下ろし外箱付き
・ポストカードセット封入予定
・映像特典(キャスト・インタビュー&設定画ギャラリー予定)
※初回限定版終了後は、外箱・封入特典の付かない通常版に切り替わります。ご了承下さい。
※特典内容・仕様などは変更する可能性もございます。
<ストーリー>
もののけの形と真(まこと)と理(ことわり)がととのうとき、退魔の剣が抜き放たれる!
薬売りの男が活躍するエピソード。
■参之巻「のっぺらぼう」2話
自らの夫、姑を始めとする佐々木家一家惨殺の咎で死罪を申しつけられ、牢につながれている女・お蝶。
しかし、お蝶は死罪を申しつけられているにもかかわらず、晴れ晴れとした表情をしていた。
お蝶による佐々木家一家惨殺事件は、お蝶一人の手による犯行ではなく、背後にモノノ怪が存在するとあたりをつけた薬売りの男は、
お蝶が幽閉されている牢屋に姿を現わした。
お蝶を追求する薬売り、しかし能面をまとった男が現れ、お蝶を牢屋から連れ出そうとする。
お蝶をモノノ怪の手に落とさせまいと、能面の男を止めようとする薬売りだったが、逆に能面の男に顔を奪われ、お蝶も連れ去られてしまうのだった。
能面の男の正体とは?
<キャスト>
声の出演:櫻井孝宏、桑島法子、緑川光
<スタッフ>
監督:中村健治
脚本:ヨコテミチコ、小中千昭、高橋郁子、石川学
キャラクターデザイン・総作画監督:橋本敬史
美術監督:倉橋隆、保坂有美
オープニング・テーマ:小松亮太×チャーリー・コーセイ 「下弦の月」
エンディング・テーマ:JUJU 「ナツノハナ」
音楽:高梨康治
アニメーション制作:東映アニメーション
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アバンギャルドな美術とディープな内面。人の「業」を描き、そこに巣くうモノノ怪を斬る、薬売りの物語。これはただの怪談でも怪異譚ではない。外面(ビジュアル)の美しさと内面(情念)の醜さを対に描いて、人間の本質をあぶりだそうとする意欲作だ。DVD3巻目となる本作の舞台はなんと牢獄。そこに閉じ込められた女性・お蝶(夫と姑、義弟夫婦の四人を惨殺した咎で市中牽き回しのうえ磔獄門の刑)となぜか同じ牢に閉じ込められた薬売りの会話劇。なぜ、お蝶が殺戮を企てたのか。お蝶の言葉から徐々に、彼女の心に巣くうモノノ怪の存在が浮き彫りになっていく。本作の見どころは、薬売りがモノノ怪に追い詰められるシーンがあるところ。初の敗退かと思いきや……。お蝶の一生を振り返りながらも、最後まで明かされない謎が余韻として尾を引く。はたしてお蝶の恋人の正体はだれか? 観た人それぞれに答えがあるだろう。ぜひ、DVDでじっくりと観て、自分なりの答えを見つけていただきたい。(志田英邦)