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「私の楽器はオーケストラだ」。作編曲家、ビッグバンドのリーダーとして、ジャズを芸術の域まで高めた真の巨人、デューク・エリントン。彼が率いるビッグバンドの中でもエリントンのピアノは目玉のひとつではあったが、セロニアス・モンクやセシル・テイラーなどにも影響を与えたという豪快なピアノ・スタイルは、やはり本盤のようなトリオでないとなかなか伝わらない。
まさにジャズ界のオールスター・トリオだが、エリントンとの年齢差は20歳以上。本盤に参加するベースのチャールス・ミンガス、ドラムスのマックス・ローチは、黒人としてのアイデンティティを音楽に持ち込む姿勢も含めて、直系の信奉者といっていい。ビッグネームの名前で売ろうなどというイージーな企画では、決してないのだ。書く曲の美しさとは対照的な荒々しいピアノに、ガンガンと突っ込んでくるベース。クールに正確なビートをたたき込んでくるドラム。この3人ならではのピアノ・トリオである。(高木宏真)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
エリントンが,マックス・ローチとチャールズ・ミンガスというトリオでレコーディングした異色作。だがこれを聴くと,エリントンはピアニストとしても素晴らしい才能の持ち主だったということがよくわかる。けっこう尖ったソロが,意外だが新鮮だ。
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