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   一度は警察バッジを捨てながらも、映画ファンの熱いコールにこたえて銀幕に戻ってきた、サンフランシスコの刑事ハリー・キャラハン。今回は、法で罰しきれない悪党どもに制裁を加える白バイ警官グループに、マグナム44で立ち向かう彼の活躍が描かれていく。
   監督はパート2映画の登板も多い一方、『戦場』などツウ好みの作品も撮り上げる職人監督テッド・ポスト。脚本にマイケル・チミノとジョン・ミリアスという、後に映画監督としてさまざまな問題作を連打するツワモノどもが担当している。前作のシニカルでハードな描写から、見せ場重視の刑事アクション映画へと雰囲気が微妙に変わっているが、それも「パート2」ならではの味わいか。しかし主演クリント・イーストウッドのしぶい魅力はまったく変わりなし。(的田也寸志)


内容(「キネマ旬報社」データベースより)

"大ヒット刑事アクションシリーズ第2弾。“クリント・イーストウッド キャンペーン <アンコール> 1,500円”。"

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 民主主義の矛盾がテーマ, 2006/11/24
By うーやん (大阪府岸和田市) - レビューをすべて見る
謎の白バイ達が、法で裁けぬ悪を成敗していく話。
だが、ダーティハリーはその行為に越権行為と、「悪」を感じる。

民主主義の矛盾をテーマにしたドラマだ。
悪と言えども、民主主義では「人権」が存在する。
その悪党達を、法の裁き無しで殺していくのは、やはり許されぬ行為なのだ。
悪党を裁けない法を批判した前回と違い、今回はその矛盾しているとは言え、人権の大事さをテーマにしている。
ただ、悪党だから殺していいのかといえば、それは間違いだ。
だけど、人殺しに、人の人権を無視した犯罪者に人権と言うのも……
民主主義の矛盾であり、ダーティハリーのテーマである。

だが、『悪党だから殺していい』と言うのは、間違いなく越権行為である。
それこそ間違いなく、『狂気の殺人者』と言える。
自分の正義を押し付け、人を殺すなど、人類の歴史上でも間違っている事は証明されている。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 快哉を叫ぶのは間違い, 2008/2/18
 交通課の警官が次々に悪党を撃っていく。最後にはハリーも標的になるというストーリーだ。刺激的な場面が連続するが、なぜか緊迫感がなかった。理由は、交通課の警官の行動が行き当たりばったりで、計画もなにもないからである。
 彼らの行動はもちろん間違っている。わたしたちの社会は法治国家だからである。裁判で有罪をのがれた悪党は、撃つてもよいというのでは人治国家になってしまう。開拓時代の西部劇には私的なリンチのシーンがでてくる。交通課の警官の所業はそれと同じで、民主主義の国だからこそあってはならないことだ。
 射撃大会のトリック、血の気が多いチャーリーが殺人犯とおもわせる場面は、伏線も効いていて、本作のおもしろいところ。これがなければほんとうにつまらない映画になっていた。
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11 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 シリーズ化の功罪!, 2006/11/8
By JBHHLW "OHMSS" (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
本作は「ダーティー・ハリー」の続編ですが、監督はドン・シーゲルからテッド・ポストに変わっています。
主人公のハリー・キャラハン=クリント・イーストウッドのキャラクターはドン・シーゲルが前作とその前の「マンハッタン無宿」で創造したものですが、独立したキャラクターとして確立されたのは本作と言っていいでしょう。前作のキャラクターのエッセンスが抽出されて、よりカッコよくなっています。その代わりに深みはなくなりましたが、これによってシリーズ化が可能になりました。これはテッド・ポストの功績です。
このことはジェームス・ボンド=ショーン・コネリーのキャラクターがテレンス・ヤングによって「ドクター・ノオ」「ロシアより愛を込めて」で創造され、三作目の「ゴールド・フィンガー」でガイ・ハミルトンによって確立されたのと似ています。
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投稿日: 2007/8/18 投稿者: THE GHOST

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