内容紹介
ユアン・マクレガー&ナオミ・ワッツ2大スター競演
口外禁止、極限のサイコ・スリラー
この映画には謎がある。
<キャスト&スタッフ>
サム…ユアン・マクレガー(森川智之)
ライラ…ナオミ・ワッツ(井上喜久子)
ヘンリー…ライアン・ゴズリング(三木眞一郎)
監督:マーク・フォースター
脚本:デイビッド・ベニオフ
製作:アーノン・ミルチャン/トム・ラサリー/エリック・コペロフ
●字幕翻訳:栗原とみ子 ●吹替翻訳:中村久世
<ストーリー>
精神科医のサム・フォスターは、謎に満ちた若い男性患者ヘンリー・レサムを担当する。ヘンリーは死にとらわれており、自分は3日後に自殺すると予告した。そして、サムにはもうひとり気がかりな相手がいる。画家であり、同棲中のガールフレンドのライラだ。彼女はサムの元患者でかつて自殺未遂をおこしており、彼女の不安定な精神状態はサムの精神的負荷でもあった。サムは彼女を愛しており、結婚指輪も買っているにもかかわらず、ずっと渡せないままだ。ヘンリーはその指輪に異常な興味を示す。そんなライラもまた、自殺願望のあるヘンリーに深い関心を持つ。ある日、ヘンリーが忽然と姿を消した。不安を隠せないサムは、必死にヘンリーを探し回るのだが……。
<ポイント>
●「アイランド」「スター・ウォーズ EP1-3」のユアン・マクレガーと「キング・コング」「21グラム」「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツ共演。監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォスター。豪華キャスト&スタッフで贈る極限のサイコ・スリラー。
<特典>
●シーン別音声解説集
●臨終の光景
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まず、この作品は、前もって「どんな映画」という知識を持たずに観るべきだと言っておきたい。観ている間、迷宮に入り込んだような感覚を味わい、結末で驚いてほしいからだ。ヒントとして挙げるなら、デイヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』あたりに近いかも。同じくナオミ・ワッツが出演しているのも何かの因縁かもしれない。
舞台はニューヨーク。おもな登場人物は、自殺を予告した若者、彼の悩みを聞く精神科医、そして、何か秘密を抱えているような精神科医の妻。精神科医がどうやって若者を説得するかというドラマに、いつしか現実か幻か分からない状況が交錯していく。地理的、時間的に、どう考えても理解不能なシーンも出てくるが、それらはラストシーンでの、ある結論が説明づけてくれる。その瞬間、タイトルの「ステイ」が大きな意味を持ち、じわーっと後に引く感動も呼び起こす。
俳優たちはそろって好演。少しでも緩んだ演技をしたら、すべてが崩れ落ちそうなドラマを、ギリギリのところで支えている。ただ観る側としては、途中でもう少し、真実への手がかりを与えてもらわなくては、とも思うのだが。(斉藤博昭)