内容紹介
ダシール・ハメット原作のハードボイルド小説を映画化。
ハンフリー・ボガート演じる私立探偵サム・スペードが謎を解く。
サンフランシスコの私立探偵サム・スペードは、ある女からサースビーという男に尾行されているので助けてほしいとの依頼を受ける。だが、相棒のアーチャーは彼女の美しさに惹かれ、その依頼を肩代わりする。その夜、アーチャーは、サースビーとともに死体で発見される。事件を追求するスペードの前に、カイロという奇妙な男が現れ、黒い鷹の置物を探し出してくれたら5000ドル支払うという。話の裏側に共通の事件をかぎつけたスペードの鋭い推理が、複雑に絡み合った謎を解く。ジョン・ヒューストンの初監督作品。探偵サム・スペード役のハンフリー・ボガート独特のボギー・スタイルは、以後ハリウッドの一時代を画す。
映像特典(約44分)…1.ハンフリー・ボガートのドキュメンタリー"BECOMING ATTRACTIONS"、2.関連1作品のオリジナル劇場予告編
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ダシール・ハメットの傑作ハードボイルド小説の映画化で、巨匠ジョン・ヒューストンの監督デビュー作である。私立探偵サム・スペード(ハンフリー・ボガート)は、中世の歴史に名高いマルタ島騎士団が製作したといわれる宝石をちりばめた「マルタの鷹」の争奪にまつわる殺人事件に巻き込まれていく。
小説同様のハードボイルド・タッチによる硬質かつスピーディな演出により、「映画史上初の傑作ハードボイルド映画」とまで謳われる名作。登場人物の配置や魅力の醸し出し方も非常に巧みで、ハンフリー・ボガートもこの一作でスターとしてのし上がり、ヒューストン監督とも名コンビを組み続けることになった。監督の父親である名優ウォルター・ヒューストンが、出て来ていきなり殺されてしまう船長役で特別出演しているのもほほえましい裏話。(的田也寸志)