内容紹介
スカートの下に何があるかより もっとだいじなこと。
フクザツな親子がシアワセ探す旅物語 ★ゴールデン・グローブ賞主演女優賞受賞、アカデミー賞主演女優賞、歌曲賞ノミネート。その他数多くの映画祭でも主演女優賞、脚本賞などを受賞したユーモラスでハートフルな話題作!
★主演は人気海外ドラマ『デスパレートな妻たち』でエミー賞を受賞したフェリシティ・ハフマン。彼女は"トランスセクシュアル(性同一性障害) の男性"の主人公・ブリーという難役を演じ切り、各映画賞を賑わせると共に世界中の映画ファンを魅了!
★ブリーのクールで繊細な息子・トビー役は、"リバー・フェニックスの再来"と呼ばれる新鋭俳優のケヴィン・ゼガーズ。本作でも愁いを湛えたルックスと確かな演技力を見せつけ、映画誌のみならず各女性誌でも取り上げられる若手有望株!
トランスセクシュアル(性同一性障害)の父親と、まだ見ぬ実の父親との出会いを望む息子の大陸横断<トランスアメリカ>の旅。2人の心の触れ合いをユーモラスに、チャーミングに、そしてハートフルに描くドラマコメディ。"女性になりたい男性"を演じたフェリシティ・ハフマンや、本作が長編デビューとなる監督ダンカン・タッカーは数々の映画賞を受賞(特記事項欄参照)。オスカーで歌曲賞にノミネートされたドリー・パートンによる主題歌 『Travelin' Thru』をはじめ、本編を彩るカントリーミュージックの数々も必聴!
幸せをさがす、自分らしさを大切にするすべての人々の心に贈る話題作、『トランスアメリカ』 が待望のDVD化!
★『トランスアメリカ』 主な映画賞受賞履歴
・ アカデミー賞 主演女優賞、歌曲賞ノミネート
・ ゴールデン・グローブ賞 主演女優賞受賞、歌曲賞ノミネート
・ インディペンデント・スピリット・アワード 主演女優賞、初脚本賞受賞
・ ナショナル・ボード・オブ・レビュー 主演女優賞受賞
・ ドーヴィル映画祭 脚本賞受賞
・ ベルリン映画祭Siegessaule賞受賞
・ トライベッカ映画祭 主演女優賞受賞
・ バンクーバー批評家協会賞 主演女優賞受賞
・ ダラス・フォートワース映画批評家協会賞 主演女優賞受賞
・ サテライト・アワード 主演女優賞受賞
【ストーリー】
かねてから男性であることに違和感を持つ"トランスセクシュアル"のブリーは、LAで女性として慎ましく暮らしていた。そして念願だった"本当の女性"になるための手術を控えた彼女に、ある少年がNYで警察に捕まったという連絡が入る。それは、ブリーがかつて"スタンリー"という男性だった17年前に生まれたという実の息子・トビーだった。想像もしなかった自分の子供の存在に戸惑うブリー…。
この件を整理するまでは手術が受けられなくなったブリーはNYへ。顔を合わせた2人はひょんなことからNYからLAへの大陸横断<トランスアメリカ>の旅に出ることになる。ブリーは女性として自分が父親であることを隠したまま、トビーは俳優という夢を追いかけ、そしてまだ見ぬ実の父親を探すために…。
--------------------------------------------------------------------------------
【SPECIAL FEATURES】
★豪華特典映像収録!(計39分)
(1)フェリシティ・ハフマン×ダンカン・タッカー監督対談
(2)ケヴィン・ゼガーズ×ダンカン・タッカー監督対談
(3)ドリー・パートンによる主題歌 『Travelin' Thru』ミュージッククリップ
(4)日本版予告篇(ロング版/ショート版)
(5)オリジナル予告篇
Amazon.co.jp
性同一性障害と親子の絆をテーマに、ロードムービー風に描いた異色の傑作。ブリーは男性だが、肉体に違和感を覚え、女性になるための手術を控えていた。そんな彼の元に、逮捕された息子を引き取りに来てくれと連絡が入る。じつは、かつてブリーは結婚しており、そのときにトビーという息子ができていたのだ。ブリーは、教会の職員(もちろん女性)だと偽ってブリーと面会し、彼を養父の家へ送り届けようとする。
驚くのは、ブリー役が女優であることだ。フェリシティ・ハフマンは、わざわざ“男性が女装しているような”メイクとファッション。低音の声で演技しており、男優が演じているとしか思えない。そのうえに、突然現れた息子への困惑が親の愛へと変わる状況も名演して、観る者を引き込んでしまう。特殊メイクの下半身をさらけ出して立ちションする姿には絶句するだろう。かつての父と息子が旅するアメリカの原風景も見どころで、ヒッチハイカー、ブリーの家族など脇役も個性を発揮して物語をおもしろくする。声高に訴えずに、マイノリティの悲哀をあぶり出した点が、ひじょうに好感。トビーを演じるケヴィン・ゼガーズのみずみずしい魅力は、将来の大器を感じさせる。(斉藤博昭)