内容紹介
あの名作が美しいアニメーションで甦る。
19世紀のシャム王国。イギリス人のアンナは国王の招きで、王子たちの家庭教師としてやって来る。未知の国で教育に情熱を注ぐアンナに、がんこな国王も心をひらき、文明の匂いにひかれていくのだった。しかし、皇太子が奴隷の娘タプティムと恋に落ちたことを知った国王は…。
ブロードウェイ俳優とロンドン・フィルハーモニーが歌い奏でるおなじみの主題歌"Shall we dance?"、バーブラ・ストライサンドによる数々の挿入歌に彩られた美しいアニメーション。幾度となくリメイクされた永遠の名作が鮮やかに甦る。
映像特典(約4分)…1.メイキング(約4分)、2.オリジナル劇場予告編
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どういう訳か1999年は『王様と私』の年となった。1956年製作のユル・ブリンナーとデボラ・カー共演作がデジタル処理によりビデオとなって見事によみがえり、ジョディ・フォスター主演の映画もミュージカルでこそないが、同じくシャム国王と、その子どもたちの家庭教師としてイギリスから赴任してきた未亡人の物語である。なかでも最も意外な演出がこのアニメ版。かの有名なロジャースとハマースタインのミュージカルナンバーも楽しめる。リチャード・リッチ監督(『スワン・プリンセス』)のアニメーションはディズニー作品以外のアニメにひけはとらないが、さえない悪役に滑稽な動物がこれでもかと登場し、ばかげたアクション場面も満載である。アニメーションしか見ない子どもたちにとっては名作に触れる良い機会にはなろうが、それでも「製作の意図は?」との疑問は残る。1956年版は長い年月を経てなお今も素晴らしいファミリー・エンタテインメントである。それでも、アニメ版は約1時間を短縮しており、熱気球のレスキューを期待する方にはおすすめの作品。(Doug Thomas, Amazon.com)