Amazon.co.jp
『スパイダーマン』などで有名なマーベル・コミックスからの映画化だが、珍しく主人公が超人ヒーローではないという本格派のアクション。FBIの潜入捜査官フランクが、麻薬取引の現場で、巨悪の資産家セイントの息子を死なせてしまう。怒ったセイントは、フランクの一家を皆殺し。かろうじて生き残ったフランクが、セイントへの復讐を誓う。
本作のウリは、CGに頼らないアクションだ。肉体を究極まで鍛え上げたフランクと、セイントが送ってくる強敵との肉弾戦が、壁をぶち破り、階段を転げ落ちるなど、生々しい迫力で展開される。1970年代のハードボイルド映画を意識したかのように、あくまでも肉体のアクションに重点が置かれ、フランクの復讐心の深さを伝えることに貢献。ワイヤーなど軽いアクション映画が多いなか、ある意味、新鮮でもある。主演トム・ジェーンの、ストイックな男くさい存在感も他の俳優にはない魅力。フランクが隠れ住むアパートの隣人ら脇役たちも個性にあふれ、アクション、ドラマの両面を誠実に見せようとする演出に引き込まれる。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
"トム・ジェーンとジョン・トラボルタの共演によるサスペンスアクション。愛する家族を殺された元FBI潜入捜査官が、自らの手で悪を裁く闇の私刑執行人“パニッシャー”へと生まれ変わる。PG-12作品。“『BEST COLLECTION \1,980』シリーズ第1弾”。"