内容(「CDジャーナル」データベースより)
ケイト・マクギャリグルとラウドン・ウェインライトIIIを両親に、ルーファス・ウェインライトを兄に持つ女性シンガー・ソングライターのデビュー・アルバム。魅力的な歌声、シュアで個性的なソングライティング能力と、長年の経験が活きた深みのある作品だ。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
ニューヨークのライヴ・シーンですでに高い評価を得ているマーサは、名前で分かる通りルーファス・ウェインライトの妹に当たり、彼と同じく伝説的なシンガー・ソングライターの遺伝子を受け継ぎ、豊かな音楽的バックボーンで育ったことを感じさせるソングライティング・センスの持ち主だ。しかしこの兄妹はカエターノ・ヴェローゾとマリア・ベターニアを思い起こさせる。兄が色っぽく甘美であるのに対して、妹はビターでハードボイルドなのだ。美しい声であるにもかかわらず、マーサの独特な歌声は擦り傷をなめた時のようなざらざらとした感触と錆びた鉄の味がする。彼女はフォーク・ロックとシャンソン、ジャズをねっとりと混ぜ合わせたような複雑で忘れがたい曲にのせて、愛の不毛や冷たい孤独、怒りや欲望を時に詩的に、時に赤裸々に歌う。安易なスタンダード・カヴァーを避けて、ラストをヴォーン・ウィリアムズの哀愁漂うフォーク・ソングで締めたのも憎い。日本盤のみ、ルーファスとの共演曲を収録。 (山崎まどか) --- 2006年01月号
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