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80年代にヘア・メタル・バラードで一世を風靡した者が、熱狂的なシューゲイジングや、その他のオルタナティブ・ロック主流となった次の時代に何をするのだろう? 自分がジョン・ボン・ジョヴィの立場だったら、バンドの野心を減らし、けっこう得意なインディーズ映画やテレビの俳優業へ転身しつつ、主にはポップス界の流れが有利に動くのを待つだろう。けれども、ジョン・ボン・ジョヴィとギタリストで共同制作者のリッチー・サンボラはバンドの運が90年代に中途半端だったからといって、人の注意を引くだけの歌を作って才能を台無しにはしなかったと、この力強い数々の歌のまさにすべてが主張している。ボン・ジョヴィの収録曲は、かつてないほど受け入れやすいが、甘いだけのことはほとんどなく、ケリーを支持した2004年大統領選挙への皮肉なしっぺ返しであるタイトル曲をはじめとする励ますようなシニシズム、そして、頻繁にほろ苦くなる個人その他の歴史への反省的な見方のふたつを交互に吹き込んでくる。義務的なビッグ・バラード、「I Am」(邦題「アイ・アム」)の単調なメタルが、同じくいいかげんなリリックに打ち勝つことができていないように、このアルバムはかなりお決まりの方式に陥っているともいえるが、同時に心温かく驚かせてくれるアルバムだともいえる。意外にも、「Last Man Standing」(邦題「ラスト・マン・スタンディング」)や「Bells of Freedom」)(邦題「ベルズ・オブ・フリーダム」のアコースティックな理想主義ではディランを称え、「I Want to Live」(邦題「生きる歓び」)をハードエッジにした感じの「Who Says You Can't Go Home」(邦題「フー・セズ・ユー・キャント・ゴー・ホーム?」)ではシュガーランドのジェニファー・ネトルスとのデュエットが成功している。ボン・ジョヴィは、大きく未来へ戻ることで、磨き上げた音の勝利を見せているが、片方の耳は、ここしばらくの過去の不安なエネルギーへしっかり傾けている。1曲以外のすべてが高集積サラウンド・サウンドで収録され、限定盤DVDの『ハヴ・ア・ナイス・デイ』(原題『Have a Nice Day』)とライヴ・フロム・アトランティック・シティ 2004からのライヴ演奏6曲の映像も同様である。(Jerry McCulley, Amazon.com)
Album Description
Dualdisc featuring: Bon Jovi EPK - Behind The Scenes Video for "Have a Nice Day" 5 Live Performances (video) taped from Atlantic City show in November 2004. Songs include "Everyday", "Fourth of July", "I Get a Rush", "These Arms are Open all Night", and "Radio Saved My Life".