内容紹介
想い出してみよう。疑いもなく若かった、あの恋の季節を──
揺れ動く夫婦愛の軌跡を洗練された演出で魅せるオードリー・ヘプバーンの意欲作
<キャスト&スタッフ>
ジョアンナ…オードリー・ヘプバーン
マーク…アルバート・フィニー
キャシー…エレノア・ブロン
ハワード…ウィリアム・ダニエルス
監督・製作:スタンリー・ドーネン
脚色:フレデリック・レフェル
撮影:クリストファー・チャリス
音楽:ヘンリー・マンシーニ
衣装(ヘプバーン):マリー・クワント、ケン・スコット、パコ・ラバンヌ他
●字幕翻訳:森 みさ
<ストーリー>
人生はいつも長い旅路。出会いと別れ、喧嘩と仲直り、熱愛と惰性……倦怠期を迎えた結婚12年目の夫婦が今再び愛を取り戻そうと旅に出る──。
<ポイント>
●揺れ動く夫婦愛の軌跡を描き、女優としても成熟したオードリーの魅力が溢れる、オードリーの意欲作! 「シャレード」のスタンリー・ドーネン監督が洗練された演出で魅せるノスタルジックなロード・ムービー。出会った頃の新鮮な二人の姿をフラッシュバックで現在と交錯させる演出が見事。
●相手役に「ミラーズ・クロッシング」のアルバート・フィニー。
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夫婦仲が冷めきっていたマークとジョアナは、ふたりだけの旅に出る。その道中、出会い、新婚時代など、12年間の生活を回想していき、夫婦のきずなを再認識することになる。
現在と過去のエピソードを交錯させながら、一組の夫婦のリアルな愛の軌跡をつづっていく本作。赤の他人が共に暮らしていく結婚は、新婚時代に仲がよくとも、やがてふたりの間に溝はできる。それを埋めていくのが愛情なのだ。相手の欠点も受け入れざるをえないのが結婚生活であると描いた本作は、決して甘くロマンティックな映画ではないけれど、離婚の危機に直面した中年夫婦の現実を、時折ユーモアを交えながらグイグイと見せていくスタンリー・ドーネン監督の手腕は見事。また饒舌で自己中心的なマークという男に深みを持たせたアルバート・フィニーの名演&オードリー・ヘップバーンの華やかな魅力が光る。オードリーとドーネン監督は『シャレード』に続くコンビ作だが、作品の印象はまったく異なり、味わい深い愛のドラマになっている。(斎藤 香)
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