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アメリカ郊外の生活をホラーテイストに包んでシニカルに描くジョー・ダンテ監督と、トム・ハンクスが組んだご近所ブラックコメディ。音楽はジェリー・ゴールドスミス。
平和な郊外の住宅街メイフィールド。妻のキャロル(キャリー・フィッシャー)と一人息子デイヴと共に暮らすレイ(トム・ハンクス)は、引っ越してきてから1か月も経つのに姿を見せないクロペック一家を不審に思っていた。休暇を利用して、近所の変わり者たちとクロベックの家を探るレイ。一家の正体は…。
隣人を疑いの目で見る中年男の思い込みを、ドタバタコメディーに仕上げた怪作。主人公のレイをはじめ登場人物たちは、およそまともとはいえないヘンなキャラばかり。なのに、近所付き合いをしないというだけで、隣人を変人扱いして疑いを持ってしまうということこそを皮肉っている。1989年の作品だが、トム・ハンクスのハズした演技は、その後の名優ぶりが嘘のよう。そのことも含め、くだらなさ120%で、これが味となっている。(茂木直美)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『ターミナル』のトム・ハンクス主演によるサスペンスコメディ。荒れ放題の屋敷に住む隣人に不安を募らせた近隣の住人たちは、その屋敷に忍び込むが…。“「ベスト・ヒット・コレクション/1565円」キャンペーン第4弾”。