内容(「CDジャーナル」データベースより)
80'sリバイバルの先駆けとなった(10)をきっかけに、ロイクソップやリチャードXなど、エレクトロ界の天才たちが惚れ込んだ、ノルウェー出身エレ・ポップ・アイドルのファースト・アルバム。メランコリックなトラックにウィスパー・ヴォイス。ガーリィな魅力に降参!
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
アニーはノルウェーの音楽都市、ベルゲン出身の25歳。この作品は、アメリカのガールズ・ロックとは180度異なる趣きを持ったエレクトロ・ポップの小悪魔のデビュー・アルバムだ。ファースト・シングルの(2)を聴くと、「ああ、80年代のテクノっぽい味付けをしているのね」と早合点しそうだが、聴き進めるとストリートのライブ感、なかには(5)のようにシンセサイザーを一切使わず、ソウル・クラシック風な味付けが斬新な曲もあり、ひと言では言い表わせない彼女の才能が一枚に凝縮されている。(8)はシャカタクをサンプリング、(10)はマドンナの「Everybody」がベースでループするなど、DJとしてのセンスも抜きん出ている。ちなみに(5)は(8)を共作した後、心臓病で他界した恋人DJ Erotに捧げる曲を同郷のロイクソップと作り上げた。バラエティあふれるサウンドも楽しいが、それを際立たせているのはアニーの味のあるウィスパー・ヴォイス。今作が今後のエレクトロ・ポップの方向性を示したと言っても過言ではない。 (池上 優) --- 2005年10月号