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12年以上も反権威主義の歌詞のままクリスチャン・ロックであり続け、少しもこの方向を変えないでいるのは、なかなか難しいに違いない。けっこうな人気を誇るMXPXの場合、10作目のアルバムでは左路線から右傾化への移行が続いているが、それ自体は別に悪いことでない。「Darkest Places」は彼らがいつも得意なタイプの曲で、ラジオ用の厚いキャンディのコーティングがかかっているものの、力強いパンチでいっぱいだ。現在このバンドの一番の弱点はヴォーカルのマイク・ヘレーラだ。エコーやマルチトラックなど、コーラスに何か使われていればだいじょうぶなのだが、彼の平坦な歌い方では、怒りをこめた痛烈な攻撃を伝えることは無理だろう。しょせんミロ・オカーマンではないのだから。彼の言葉はけっこう皮肉が効いておもしろく、「Young and Depressed」や「Wrecking Hotel Rooms」は、ティーンの苦悩を歌うポップパンクのクラシックとなり、最近のティーン向け大ヒット作としてよく聴かれている。しかし、こういう古い学園バンドみたいなのは、みんなバックのヴォーカルが必要で、たぶんMXPXはロッド・スチュワートから何人か借りられるのではないだろうか? ちょうどスチュワートもこのところたいして忙しくはなさそうだ。(Mike McGonigal, Amazon.com)
Album Description
Over the past ten years, MXPX have sold well over a million records in the US. "Panic" features their trademark sound, while adding more mature themes lyrically. They're one of the Warped main stage headliners and they'll follow that up with a full US tour in the fall.