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故ビギー・スモールズの妻、フェイス・エヴァンスはレコード業界における浮き沈みの激しい10年間に、自分が思っている以上の共感を得ているだろう。だが、それで彼女の最新作の勝利を応援する気力が減ることはない。『The First Lady』はバッド・ボーイ・レコードを離れてコロンビアに移り、移籍第1弾となるアルバムで、誤解された哀れみとは関係なしに、大いに騒ぎたい作品だ。冒頭の「Goin' Out Tonight」ではファレル&プッシャTと歌い、彼女の優美だが骨太の声を疾走感のあるハンドクラップがぴったりのビートに乗せている。シングル曲では、モータウンのようなノリとファンキーなギター・リフを導いている。1stシングルの「Again」では彼女の2004年のトラブルからのリハビリを赤裸々に歌っている。全体を通じて、エヴァンスのため息ヴォイスはグルーヴに乗ることはできていないようであり(ジャズの歌姫としてのタイミングの感覚をもつR&Bのプリンセスか)、「Mesmerized」のような曲で70年代のソウルにどっぷり浸り、もっと頻繁に、タイムトラベルをしたいものだと思わせる。最後に、『Coach Carter』のサウンドトラック経由でエヴァンスのファンになった人のために、その映画からトゥイスタとのコラボレーションが実現し、ヒップホップの「Hope」を歌っている。(Tammy La Gorce, Amazon.com)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
4年ぶりに出る、レコード会社移籍作。“今の響き”と“懐かしさを覚えさせる温もりの感覚”を両立させたトラックに、魅力的な鼻声ヴォーカルをのせる。アイヴァン&カーヴィンやマリオ・ワイナンズらが制作関与。もろファンキーな(14)は、日本盤ボーナス曲。
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